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『年収100万円の豊かな節約術』を読んで元気が出てきた

新婚当初のごきげんパパ♡からの至上命令は節約でした。紙代下水道代の節約のために用は出来るだけ外で足してくるようにと言われた時はくらくらしたものです。サラリーマンだから入ってくるモノに限りがあるのだから、と言うわけです。もともと浪費家ではなかったけど以来結構細かく暮らすようになりました。

そんなごきげんママ♡の目に留まったのがこの本。年収100万円で豊かに暮らすとは?東大卒5年間のサラリーマン生活後リタイヤして暮らす男性のセキララな日常をお風呂で一気読みしました。少し古い本なのでスマホどころか携帯も使っていないところが違いますが大筋では今後の生活に大いに役立つ内容です。ある意味、桃源郷かと思えました。

著者の目指しているのは少ないお金で、心豊かに過ごすことであり、やみくもに安さのみを追求しないこと。己の心と対話して静かに落ち着き、平和で穏やかな気分に包まれることだけを選ぶと言います。いいね!で、その手法は?

まずは自炊を楽しむ。チラシを徹底研究底値追求。食材を冷蔵庫で腐らせることは彼には万死に値するそう。グルメな彼はバターチキンカレーや四川風激辛麻婆豆腐などのレシピと材料費も公開してその美味しそうなこと!飲み代節約のためホームパーティーで手料理を振る舞って楽しまれている。

毎日好きなこと、やりたいことしかしない?いいなぁ。

何もしたくない気分の時は何もしない?いいなぁ。

買い物がてらの散歩と筋トレ。テレビ、ネット、音楽鑑賞に考えごと調べ物など一日を思うままに過ごされている様子は自粛生活の理想型でもある。こうして過ごすと無理なく年100万円に収まるのですね。よし、いつか一人暮らしになったらそっくりそのままマネしよう、とにわかにワクワクしてきました。

でも世の中は複雑です。いつかテレビで池上彰さんは「教育の目的は良き納税者を育てること」とおっしゃっていました。たくさん稼いでたくさん使ってたくさん税金を納めるのがよい国民かもしれません。(池上彰さんはちょっと不都合な事実は話されますが本当に不都合な事実は決して話されないとも聞きます)

それから日本は少子化です。若者がみんなこの人のような生活をしたら子どもはいなくなります。だからみんなに当てはめてしまうともしかしたら明るい社会にならないかもしれません。

でもごきげんママ♡はこの先一人でちゃんと楽しく豊かに生きていける確信が持てました。家計簿をつけたことがないし、一円でも安いお店にいく気力もないけど、著者のもってるスクーターも使わず徒歩で暮らしていればなんとか幸せにやっていけそうです。





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