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働き方と転職。副業に農業という選択。経営者の収入の上をいく農家

こんにちは、マリーです。

コロナウイルスで職を失った、減収したという方も多いと思います。このままサラリーマンでいることに不安をもつ方も多いと思います。将来やお金の不安が幸せの妨げとなるなら、安定した生活ができそうな仕事に転職するというのも、ひとつの手だと思います。

コロナウイルス流行前が、求人しても人材が足りないという状態から一転し、この半年は、誰でも出来る仕事、他の誰かで変わりが効いてしまう仕事については、大きな人員削減が行われています。リモートワーク労働や、IT化が進むほど、比較的誰でも出来る業務の人員削減は進むと考えられます。

将来的に職に不安がある。でもやりたい仕事が無い、転職向きのスキルが無いという方には、私は「農業」をおすすめします。農業は将来も、絶対になくならない職業の一つだと思います。


「農業は稼げない」は嘘

農業が稼げないと思っている方もいますが、ある意味正解で、ある意味間違いです。個人でやる農業は、個人事業です。農業は、努力が成果につながりやすい仕事のひとつです。

「農業は稼げない」といっている農家の方は、昼間からパチンコ通いしている方も多いのでよ。朝起きるのが遅かったり、栽培の勉強せず、昼間から寝ていたりされています。そういう生活をしていたら、どの仕事をしても稼げないでしょうが、農業が個人事業である以上、規則がないぶん、だらけるのも簡単です。きちんと真面目にやっていない人は、稼げないのが農業です。

女性が一人で「小ネギ」栽培しても年100万は稼げるといわれいます。畑を自分で保有していなくても、土地を借りることが出来ます。きちんと働いていたらサラリーマンの平均年収より多いです。日本人の平均年収は約436万円、農家の平均年収は456万円です。あまり働けない高齢農家を含めての平均年収ですからね。働き盛り世代でみれば、明らかに平均年収は上だと思います。野菜に高値がつけば、年収1000万円を超えます。稼げない会社でサラリーマン勤務するよりも年収は多いと思います。

農業への新規参入者の補助は他の業種での起業と比べ、とても充実しています。食は常に需要があるというのもビジネスとしてみても手堅い仕事です。自分で働く時間をコントロールしていける農業は、起業しやすく、成果を得やすい仕事だと私は考えています。


経営者よりも稼げる農家

中小企業の雇われ社長の相場が年収700万~2000万といわれれます。農家の場合、頑張って働けば、年収が数千万になります。私の小学校時代の同級生に、18歳で実家の農業を継いだ方がいますが、町内で一番働き者だと云われています。それぐらい働く意欲があれば、並の経営者よりも収入は多くなります。彼は25歳で大きな家を建てていました。今でも、年収は、私が確実に負けています。

学歴がなくても、人に教わったり、努力ができるなら、若くして稼げるのが農業だと思います。また、30代、40代であっても農業界では若手と云われるので、年齢を重ねていても転職しやすい職業だと思います。

「サラリーマンは嫌だ」とか、自身のことを「社畜」という男性は、なぜ農業をやろうとしないのか、不思議に思うことがあります。個人農業は、上司なんていませんから、社内の人間関係によるストレスはありません。

栽培して売るだけではなく、製品化して販売する方法もあります。

栽培した苺をジェラートに商品化して、家族だけで営む事業ながらも、年商1億ある方もいらっしゃいます。「九州の豪華列車」のデザートに採用されているので有名ですよね。

あるファンドの方から聞いたお話ですが、農家の方も顧客にいるそうです。億以上の資産からしか運用しないファンドでしたので、農家で1億以上の資産を築いている方々がいるという事です。「農業は稼げない」というのは間違いで、「農業は、稼げる人は稼げる」というのが正しい見方ではないでしょうか。


農業一家

私の実家は農家でした。父は、朝早く6時から畑の確認に出て、8時に家にもどり朝食をとっています。朝はやいですが、日の入りと共に外での仕事は終わり、雨の日は仕事がお休みです。「雨の日は暇だな」と栽培の書籍を読んでいます。

農業研修という制度もあり、全国各地に農業研修旅行へ出かけたり、地方農業団体との交流会もあります。私の目からみて、会社勤めのサラリーマンよりも割と交流活動が充実している職業のように見えます。

私は小学生のときから、繁忙期は家族全員が種植えや、収穫や手伝いをしたりしましたが、手伝いも慣れると、大変さはありません。当時のことを振り返ると、家の農業を手伝っている間は、家族団欒の時間になっていたと思います。

仕事を営みながら、家族との時間を設ける事ができて、仕事の話が家族会話になる。そういう仕事を素敵だと思いませんか。


女性の農業進出

男性より体力が無い女性ですが、この数年で農業に携わる女性が注目されています。一方で、全体として農業進出率が増えないのが不思議です。

私が注目している、農業を営まれている女性が何名かいらっしゃいます。例えば、「日本農業株式会社」の代表の大西様は、自らも農業に従事し、農業事業で起業しています。大西様は若干20歳で、農業という道に魅力をみつけ仕事にされています。

女性でも農業を営むことは出来ますが、農業に従事するなら体力面で男性のほうが有利です。もっと男性も農業を志ざされてみたらいいのでは無いかと思います。


農業支援

農業を始める場合はいろいろな支援があります。不作になって収入が落ちても、補助制度があります。食事はある程度は、自給自足できます。だから、食事も出来ないほどに生活に困窮するという自体になる事がありません。


農業学校

地方の農業学校(大学ではなく専門学校的なところ)では、寮生活で農業を学ぶことができます。衣食住完備で、農業を学ぶ1年か2年の間、毎月補助金を受取ることができます。卒業後の農業活動支援もあります。

なぜ、寮なのかというと、規則正しい生活習慣を身につけるためだろと思います。朝起きれない人は、農業を営むのは難しいでしょうから・・。

ちなみに、「シングル世帯で、子供がいて寮生活が出来ない場合」は、特例的に寮生活ではなく、通いも認めることは出来るそうですよ。


私の場合

食に関心が高い私にとっては、食材を自分で栽培して暮らすなんて事ができる、農業は理想的な職です。私は「農業は魅力的な仕事の一つ」だと認識していています。

農業をオススメしている私がなぜ、農業をしなかったかというと、長年、農業を営んできた父から「お前なら農業はいつでも出来るだろうから、会社で実力と実績を積め」と云われたからです。私は、「まだ農業をやるタイミングじゃない」のだろうと思いましたが、いつか、農業はやるつもりです。


副業に農業という選択肢

ちょっと空いた畑で野菜を作って直売所に出すだけで、年100万以上の売上をだされている農家の主婦が沢山いらっしゃいます。私が田舎に住居を構えていたら、畑を借りて「さつまいも」の栽培をします。そして、収穫できたら直売所に出します。さつまいもは割と栽培しやすい作物です。

副業でネットビジネスやアフリエイト業が注目されていますが、ネット上は、常に変化します。数年後もやっていけるビジネスではないと思います。

私は、ネットビジネスや、アフリエイトに頼らず、農作物の栽培を副業にする事をオススメします。植物が成長していく過程も楽しいですよ。


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