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南米チリで見かけた日本・後編 〔#11〕

写真はチリでゲットした、服やリュックやクッションカバーやキーホルダーといった可愛い品々です。アルパカキーホルダー可愛い〜。

前編にて、チリと言えばこれだよねッと会話ができるようになる超基本情報3つをご紹介しました。


そのため、本編ではいよいよ、チリ人パートナーとチリ旅行(10日間くらい)に行った際に

チリで見かけた日本をご紹介したいと思います。

1. らんま1/2

こちら、チリのタクシーのテレビ画面です。

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らんまじゃん!!!古ッ。なぜ!

そして別日、親戚とドライブに出かけました。素敵なドライブロードを走り抜け綺麗な山を拝みました。

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ちょっと走っていき、道路の脇の山肌をよく見ると・・・

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サボテンだらけ。さすが南米です・・・。

すると、道の途中に突如、トンネルが現れました。メインの道は左に分岐し伸びているのですが、私たちは車を止めて中を探検してみることにしました。トンネルの奥は真っ暗で緊張します。

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歩いていくと、落書きだらけだけど、ちゃんと光が差し込んでいて素敵です。奥は真っ暗で怖すぎて途中で皆足を止めました。夢に出てきそう・・・。ちなみに右の穴(柱)の外はちょっとした崖で怖い。

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ん?なんか見覚えのあるものが視界にあったぞ・・・

振り返った写真がこちら。

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ん?

シャンプー?

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チリの山のトンネルの壁で一番目立っているのがまさか、

らんまの「シャンプー」だと、想像しませんでした・・・。

思わず猫娘ポーズ。

めっちゃでかいし、絵心あります。

チリ人、らんま1/2好きなんだな・・・。

2. ドラゴンボール

ご親戚のお家にはカラオケがありました。YouTubeでカラオケ映像を流し、カラオケ用のスピーカーに繋がったマイクで歌います。

私もなんか歌えと言われたので「ムーンライト伝説」を熱唱しました。みなさんの反応は割と「ポカン」としていました。後で感想を聞くと、皆さん、私の歌唱力に驚いていたそうです。・・・実は、YouTubeに元々の歌声ががっつり入っていたとは言えませんでした。。

そんな中、カラオケで全員が合唱して大盛り上がりだった曲は

そう、ドラゴンボール

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私が日本人だったから歌ってくれたのかと思いつつも、

全員の合唱レベルはDA PUMPのU.S.Aのノリ。おじさんもおばさんも皆ノリノリ。

もちろんスペイン語。後からYouTubeを見ましたが歌手の声や歌い方は影山ヒロノブさんのような力強いイメージをそのまま残していて違和感はちっともありませんでした。

そして最も驚いたのが、みんな大合唱で、

「チャーラー・ヘッチャラー!」って言ってるー!!!

よく見ると、スペイン語でも「CHA-LA HEAD CHA-LA!」と歌詞が振られていました。

ヘッチャラなんて、例えHEAD CHALAと言われても意味不明なはずですが、そのまま大合唱です。

元の歌や音の響きに愛を持って歌ってくれているのです。

なぜか嬉しい・・・

3. 突如現る「金継ぎ」

別日のことです。道端にある売店に立ち寄ったところ、壁に、私が読める言葉が書いてありました。

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「金継ぎ」・・・ってそもそも何だっけと調べました。

割れたおわんなどを、溶かした金で接着する技術のことでした。

一体、なぜ金継ぎが・・・?

当時は金継ぎって何だっけで頭が一杯で、売店の人に経緯を聞いてみようという発想がなかったのがとても残念です。

でも確実にこれは日本語ですね。

感動しました。

4. 迷走ならぬメイソウ(MINISO)

またも「え?読める!」となったのがこちらのお店の看板。

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知る人ぞ知る、世界のメイソウ。

驚きましたが、中国の企業でした。中国って、本当にすごいですよね。

外観から分かるように雑貨屋さんです。

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調べたらnoteに取り上げていらっしゃる方がいましたので掲載しておきます。

日本を見つけた、と思いましたが、中国の「商戦力」がいかに世界の市場を席巻しているか、を見つけたと言えるものでした。

5. 結論:ありがとう日本のサブカル

最後に、ショッピングモールで見つけたガチャガチャです。「Kawaii」と書いてあります。

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日本のアニメや漫画は、ここ20年で生まれたものではありません。

先人たちが素晴らしい作品を生み出し、読む側のセンスを磨き教育してきてくれたおかげで、新しく面白い作品が次々に生まれ、今や世界中に発信されています。

彼の親戚の女性にも「私今この漫画を読んでるの」とスマホ画面を見せてくれたり、彼は兄弟に「約束のネバーランド」の日本語の漫画をお土産にプレゼントしていたり。まさかチリでも流行っていたとは。いやぁ、ありがたいですね。

親戚とあまり話すことがなくてもアニメの話で場が持ちました。


つまりチリで見た日本の総論としては、

ありがとう日本のサブカルチャー。

でした。


おしまい。

またチリで出会ったものについてちょこちょこ書いていきたいと思います。

私の夢日記もぜひお楽しみください。


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