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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第23回『ベストパートナーを育む魔法のしつもん』マツダ ミヒロ


今日取り上げるこの本は、
パートナーシップに悩む人、もっとより良いパートナーシップを築けるといいな・・・
と考えている方に、一番オススメの本です。

結婚して幸せになる夫婦、不幸せになる夫婦、どこが違うのでしょうか?
1人の時よりも2人でいる方が、より安心して自分らしくいられる関係を築けるはず。

なのにどうして??

・夫に遠慮して言いたいことが言えない

・夫婦で話し合いたくても夫に拒否される

・夫婦の会話がない

・価値観が合わない、忙しくて、夫婦の時間がない


私も、結婚9年目くらいだったかな?
夫婦関係の危機、末期症状。

会話がないどころか、「おはよう」の挨拶もしませんでしたよ。
夫婦の時間なんて全くなかったですし。

もう、次の引越しを機に別居、そして離婚だな・・・

うっすら思っていました。


それから、まさに自分の考え方、行動を変えることで、奇跡の夫婦関係復活を遂げた私たち夫婦。

そんな経験があったので、この本は興味深くて、答え合わせとしてもすぐに読みたかった本です。



この本は、マツダミヒロさんと奥様のお二人で書かれています。
そして、いろいろなパートナーシップのお悩みに対して、
それぞれ夫の視点、妻の視点で2人で解決のヒントを語ってくれています。

夫のミヒロさんは特に

・人付き合いが苦手、恋愛もパートナーシップも苦手
・人と真剣に話し合うことが苦手、
・できるならば面倒なことに関わりたくない

こういった典型的なコニュニケーションの苦手男性だそうです。
そこを、奥様が教育してくれて今はとても良い関係になっているそうです。

そう、どちらかがイニシアティブをとること、大事ですね。

この本を読んで感じたのは、私が実践した夫婦関係の復活よりも
考え方としては、とても優しく、一段か二段上のあり方だなと気がつきました。

自分の中の当たり前基準が、ぐんと引き上がった経験をしました。


どんなことにも共通する3つの大切なこと

妻からのレッスンで学んでいくうちに、どんなカップルでも、
そしてどんな問題でも共通する3つの大切なことがあるとわかりました。

1・自分を生きること
2・どんな姿になりたいかを決めること
3・ひとつであると知ること


1自分を生きること:
いつも他人を優先しがちになっていないかな?
そういう方は多いと思います。

本当はゆっくり休みたいんだけど、夫の付き合いでイベントに出かけるとか
気が乗らないけど、友人の誘いに出かけるとか。
無理をしない、後悔しない生き方をいかに選んでいけるかということですね。


2・どんな姿になりたいかを決めること:
自分がどんな気持ち?どんな状態になったら最高なのか?
夫婦としてどんな状態だったら最高?

こういうことって、なかなか考えないことですよね。


3・ひとつであると知ること

これは、ワンネスリレーションシップ
パートナー同士は繋がっていて、一つであると考えてみること。

「自分は正しくて相手が間違っている、だから相手が変わってほしい」
これを思い始めると、まあ、うまくいかないですよね。

パートナーと自分は別のものと考えると、問題が起きたり
うまくいかなくなる・・・
これ、真理だなと本当に感じるわけです。

相手を自分と捉えることで、今まで問題だったことがどんどん解決していく・・・

これは私にとって、本当に目からウロコの考え方だったのです。

ワンネスの考え方、あり方でいると、言葉や行動も全く違うものになる。
相手を否定することにならないわけです。

相手のせいじゃなくて、自分と相手の責任としてどう捉えて行動していくか?
という表現の仕方になるわけだから。

本当に勉強になった考え方です。


本当に相手を大事にするとはどういうことか?

大切な人(相手)を大切にすることは、
相手の思いを優先することだと信じていたし、
それを一生懸命して生きてきたのです。


けれども、うまくいきませんでした。
あるとき壁にぶつかった私は、
「本当に相手を大切にするとはどういうことか」
を問いかけてみたのです。

出てきた答えは「相手に誠実になること(相手を大切にする)とは、
自分に誠実になること」
でした。
これは、先にミヒロが述べたワンネス・リレーションシップの考え方の始まりでした。


そう、まさにこれが、一段も二段も上のあり方なのだけれど、
陥りがちな状況ではないかなと思ったのです。

せっかく「相手を大切にする」という素晴らしい志があるのに、
それが自己犠牲の上に成り立つのは、違うからです。

相手のために・・・と思うとつい
「自分に誠実になる」この視点がどうしても薄くなるように思うのです。


「自分の正直な思いを選ぶことに罪悪感を感じるかもしれませんが、
それは、相手が自分に正直になる機会を与えているという点で、相手の人生のためでもあるのです。

もしかしたら、私たちがお伝えしていることは、今までやったことがないことであるかもしれません。
新しいことを人生に取り入れる時は、最初はうまくいかないこともあるでしょう。

それでいいのです。

今まで自分を守ってきた古い考え方が最後まで自分を守ろうと抵抗したり、
まるで洗濯機で洗濯をした時に、いったん汚れが浮き出てくるみたいにいろんな気持ちが出てきたりします。

それは、うまくいっているプロセスのひとつであるので、そこで生まれてきた感情や状況を受け入れつつも、留まりすぎないこと。

どうぞ、じっくりご自身のペースで、自分に優しく、幸せに向かって取り組んでいっていただけたらと思います。」


なんと優しい言葉でしょうか。
こういう奥様のガイドで、
夫のマツダミヒロさんが苦手なパートナーシップを学び
2人で幸せになっていく様子が、とても素敵な夫婦の理想を見せていただけているようです。

ぜひぜひ一度手に取っていただきたいと思います。

それでは今宵はこの辺で失礼します!

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<記事を書いた人>

クレーン 美幸(Miyuki Crane)

・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。

7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。

「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。

新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。


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