科学者の役目~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.450 2023.3.1)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第53弾です。
そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は、「ふくしまの12年」です。
トリチウムを含む汚染水の放出に政府がこだわる理由が、小出裕章さんの説明で分かりました。
六ヶ所村でも、沖合に敷設したパイプからトリチウムを流すことを想定しているそうです。
愕然としたこと。
抗議されて、それでも「半分、半分」と言える神経が信じられません。同じ専門家でも、今も継続して帰還困難区域での放射能の変化を測定している木村真三さんの言葉には、科学者の果たすべき役目が表れています。
民法学者の米倉明さんの言葉も、印象的でした。
来月には統一地方選挙がありますが、ささやかながら「抵抗権の発動」として、投票には必ず行くつもりです。
造形作家の織田千代さんの言葉も、心に残りました。
特集以外では、ケニアの電力供給の95%が水力などの再生可能エネルギーでまかなわれていること(p.18)、そしてストーンアーティストのAkieさんの作品が印象的でした。作品は全て掌に載せた状態で撮られているのですが、私もぜひ手に取ってみたくなりました。特に「こぞうさん」(2022年)が可愛い!
以下はAkieさんのフェイスブックページです。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった木村さん、いつもありがとうございます!
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