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宇宙人と出会う前に~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.446 2023.1.1)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第49弾です。

そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。

今号の特集は、「お正月に宇宙。私たちは星のかけら」です。


文系人間ながら、子どもの頃から宇宙に興味がある私としては、楽しく読みました。もちろん文系人間の頭では理解しきれない部分もありましたが(^-^;


興味深かった部分。

私たちの身の回りの物質はすべて原子からできていて、総称して“バリオン”と言います。

p.14

周期表に出てくる原子番号は1個ずつ増えていく陽子の数であり、その元素が宇宙でできあがった順番を示します。宇宙人もきっと知っているでしょうから、宇宙人と出会う前に身につけておきたい知識の一つですね(笑)

高水裕一(p.14)

太陽は黄色に見えるけれど、本当は緑色だというのは、初めて知りました。


特集以外では、矢部裕輔さんが自らの作品について語った言葉が心に残りました。

女の子がウサギを背負って遊んでいる「Innocent」という作品では、「無邪気さの怖さ」を表現した。「無邪気に人のためを思っての行動が、誰かを傷つけ、追い詰めているかもしれず、じつは背中のウサギは死んでいるかもしれないんです」

p.10

矢部裕輔さんの作品の写真集、機会があれば見てみたいです。もちろん作品そのものも。


「浜矩子の新ストリートエコノミクス」は、相変わらず痛快でした。

今を生きる我々は、平和憲法の下に生きている。戦争放棄を宣言している。この姿勢を、我々がいつ「大転換」したというのか。あんたが言う「我々」と国民たる「我々」を一緒にするな。

p.20


「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。


見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった坂本さん、いつもありがとうございます!

なお我が家は年間定期購読で読んでいるのですが、普段は発売日の数日後に届きます。しかし今号は元旦、つまり発売日に届きました! 年末の忙しい時期に、前倒しで作業をしてくださったのだなぁと、感激しました。



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