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パンク音楽が持つ弱者救済の精神~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.443 2022.11.15)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第46弾です。

そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。


今号の特集は、「音でよみがえる風景 フィールド・レコーディング」です。


フィールド・レコーディングとは、

単純にはスタジオ以外の場所で音や音楽を録音することを意味しています。
音には、写真や映像ではけして味わえない、記憶や風景をよみがえらせる不思議な力があり、”聴覚”でしか感じ味わえない世界に浸ることができるからです。

p.7


人の聴覚は普段、必要のない音にはフィルターをかけ、効きたい音だけを脳内で自動的に選択して聴いています。(中略)実際の世界には音があふれていて、マイクはすべての音を取捨選択することなく、同等に拾ってくれる。録音したものを聴けば、普段耳には入っていても”聞こえていなかった音”に気づくことができるんです

p.9

なるほど、人は視覚だけではなく、聴覚にもフィルターをかけているのか、と思いました。民族音楽のフィールド・レコーディングは、聴いてみたいです。


他に印象に残ったのは、ミャンマーのパンクバンドであるレベルライオットの支援を行っている、高崎英樹さんについての記事です。

パンク音楽の歴史には、権力に屈しないという思いとともに弱者救済の精神があります。

p.21

大変な状況の中、それでも国内の弱者救済のため、食料品の提供などを行っているレベルライオットのメンバーの皆さんの無事と、何よりも彼らが思う存分音楽を演奏できる日が早く来ることを祈っています。


「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
ただし今号については、2022年12月1日に次の号が出るまでは、街角の販売者さんからのみ購入できます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。


見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった平川さん、いつもありがとうございます!



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