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68. ジャッジと共に育てる大会|MIX3™️

1|スリークロスのジャッジシステム

スリークロスでは、
 ① 評価|評価言を音声録音
 ② 評定|スコア
というジャッジシステムを採用している。

①は、その場でパフォーマンスを観ながら音声でコメントをするもので、ジャッジが「その時に何を感じ、どう理解したのか」がよく分かる。

ショウ制作者やパフォーマーにとっては、意図していないところを指摘されることもあるだろう。思うように評価されないこともあるだろう。
だからこそ、価値がある。

ジャッジはその場で、初めてショウ/パフォーマンスを観ている。
なんの前情報も無しに観ている。
初見で感じたことを素直に伝えることで、観せる側と観る側のギャップを伝えることができる。

このギャップこそが、次のステージに上がるヒントになる。


2|クリティーク

スリークロスでは、大会終了後にジャッジからチーム代表者にライブ録音した音声データを渡す時間を設けている。

これは「クリティーク」というもので、ジャッジと直接話をしたり、相談したりすることができる時間である。
 - より具体的なアドバイス
 - 練習方法
 - その他のアイデア
など、さまざまな情報を得られる時間だ。

ジャッジとの対話を通して、次の課題を明確にしたり、目標を設定したりすることができる。

また、ジャッジとの対話を通して、
 - 短時間で
 - 効果的に
レベルアップを図る環境を創ることができる。

このクリティークを含めたジャッジシステムは、アメリカのDCIやWGIで広く採用されているもので、ショウやパフォーマンスのレベル向上の根幹を支えていると言って過言ではない。

日本マーチング界で、全会場同一ジャッジカテゴリーとクリティーク実施という点を含めたジャッジシステムを採用し、シーズンを通して有機的な活用環境を創ったは「スリークロス」が初めてだろう。


3|短時間で、効果的に向上させる楽しさ

スリークロスには、たくさんの面白さが詰まっている。
パフォーマンスをする楽しみだけでなく、
①ショウを洗練させる
②パフォーマンスレベルを向上させる
といった楽しみも、ジャッジシステムを通して創ることができる。
それも、極めて合理的に、効果的に。

上記の楽しさを実現するために同地区で2つ以上の会場を創るように努めている。(2023年は関西/関東で2回以上の会場を確保した)
また、地域を超えて複数の本番にエントリーできるリーグ制を採用している理由も、この面白さを創るためでもある。

ぜひ、複数会場にエントリーし、このジャッジシステムの「良さや楽しさ」を体感してほしい。
これまでとは"全く異質の楽しさ" を味わうことができるだろう。

スリークロスは、"日本マーチングの新たな文化(楽しみ)" を創造する試みなのだ。


68. ジャッジと共に育てる大会|MIX3™️


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