三月うさぎ

浅い人生でアップアップです。 自分が興味あることを、徒然に綴ります。 あやしうこそもの…

三月うさぎ

浅い人生でアップアップです。 自分が興味あることを、徒然に綴ります。 あやしうこそものぐるほしけれ。

マガジン

最近の記事

鴎外「奈良五十首」を読む

先日、奈良のまちあるきツアーに参加した。 明治時代の観光案内図にしたがって、東大寺三月堂から大仏殿を経由して、興福寺を目指すコースで、大変面白かった。 コースには国立奈良博物館も含まれていて、その途中で教えてもらったのが「鴎外の門」と呼ばれる木造の門(門だけがぽつんと敷地の端っこに設置されている)。 森鴎外は、帝国博物館の総長であったときに、年に一度 正倉院の虫干しに立ち会うために奈良に来ていた。そのときに滞在した官舎の門なので「鴎外の門」(無理やりじゃないか?) 滞在時、

    • なんちゃって ダルバート

      通販で、ダルカレーキットとバスマティマライス(米)を購入。 あとは、何品かおかずを作ってのせれば、ダルバートっぽくなるあなあと夕食にしてみた。 おかずは、親鳥のコマ切れ肉のカレーヨーグルト炒め キャロットラペ 煎り大豆のサラダ(昨日の残り ) 小松菜のバターソテー 自家製の 大根つぼ漬 をバスティマライスの周りに配置してみました。 あとは、ダルスープをご飯にかけて、おかずも一緒に混ぜ混ぜしていただく。 スプーンは韓国料理のスッカラ(何故か日本民藝館のショップで購入したもの)

      • 煎り大豆のサラダ

        随分前にネパール料理店で食べた、大豆のサラダが忘れられない。たぶんバトマスサラダというやつ。 酸っぱ辛いスパイシーな味付けだったと思うのので何となく作ってみる。 1 煎り大豆(節分の余りでも)をもう一度、フライパンで軽く煎る 2 トマト、玉ねぎ、人参を賽の目に切ってボールへ入れる。トマトの水気も、ボールへ。玉ねぎはあえて晒さない。辛い方が本場っぽい感じがする。 3 ポッカレモン(期限切れ!)、スモークパプリカ、クミンパウダー、ハーブソルト、砂糖、黒酢、オリーブオイル、タバ

        • C・S・ルイス 「ナルニア国物語」(光文社古典新訳文庫)

          山尾悠子の新刊が出るらしい。ネットをつらつら散策していたら、彼女の過去のインタビュー記事を見つけた。その記事によると、光文社の古典新訳シリーズ、ナルニアの解説を山尾悠子が書いているらしい。しかも「最後の戦い」最終巻だ。なんですってー、好物の二乗じゃん! ただし、ナルニアに関しては、ワタクシは瀬田貞二至上主義である。瀬田先生がナルニアを訳してくれていなかったら、私は大人になれていなかったんじゃないかと思うほど、かつて私の半分以上はナルニアでできていたのだ。 光文社の古典新訳

        鴎外「奈良五十首」を読む

        マガジン

        • 購入済
          1本
        • 読書前期待文
          4本
        • 簡単にできて、素敵なこと。
          1本

        記事

          キャロットケーキと珈琲

          キャロットケーキと珈琲

          椎名誠「もだえ苦しむ活字中毒者、地獄の味噌蔵」

          社内伝票の備考欄を必ず見落とす同僚がいる。そのたびに「そこに書いてあるだろうが!」と苛つかされる。 毎回腹立てながら、ある日「このひとは自分が必要とする部分以外の文字が目に入ってないんじゃなかろうか?」と気がついた。 その人は、携帯に出なかった時に 内容をショートメールで送っても読まずに、必ず電話を折り返してくる、いやだからメール送ったじゃないですか!→見てない のやり取りの繰り返している。 自分は、そこに文字があれば必ず読む人間だ。目に入ってきた文字が即情報としてインプット

          椎名誠「もだえ苦しむ活字中毒者、地獄の味噌蔵」

          「暗い世界 ウェールズ短編集」

          東京の本屋さんでウェールズの短編小説の朗読&トークショーというの行われるということを、たまたまツイッターで知った。 オンラインでの参加も可能で、500円とお安かったのでお試し気分で申し込んでみた。 私の勤務先は、リモートワークさせる気なんてサラサラないので、ズームは触ったこともなく、インストールすらしていない。 せっかくのChromebook(先週電気屋で衝動買いをした)も使ってみたいし・・・。 まぁ要するにZoomをやってみたかったわけだ(申込後に、Chromebookでは

          「暗い世界 ウェールズ短編集」

          noteをはじめてみよう

          とりあえず、思いついたことを書くようにしよう。 #読書前期待文 とは、その本と出会った経緯みたいなもの。本を読み終わる頃には忘れてしまうから。

          noteをはじめてみよう

          吉田健一『文学の楽しみ』

          最近のことだけど、奈良に行ったら 必ず駅前の啓林堂を覗くことにしようと自分の中で決めた。 あのよそ者の蔦屋書店とやらに大きな顔をされたくないなあと、思うようになってきたからだ。何となく虫が好かないのだ、あの店は。 「文化の上澄み」という言葉が、自分の中に浮かび上がる。 さて、啓林堂の入口に「森見登美彦の本屋(本棚だっけ?)」なる棚があった。 ふーん、なるほど趣味がいいや(この場合の「趣味がいい」とは当然、自分と趣味が合うという意味である) そんな中で、見つけた1冊が、吉田

          吉田健一『文学の楽しみ』