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先日の夜、私には珍しくとある集まりに参加した。
いろんな人が集まる場は苦手。
心がそこに行くことに納得しないとそんな場には行くことができない。
その日も、いろいろなタスクが溜まっていて 行くことを躊躇していました。
事前に出席とお伝えしていたにも関わらず。
とりあえず、最低限の仕事を片付けて わたしの途中入場が他の方の邪魔にならないようにプログラムの間の休憩時間に到着できるよう時間調整した。

会場に入り、休憩に入るまで壁際に置かれた椅子に座って待ちました。
係りの方が親切に声をかけてくださり、移動の際にはテーブルまで誘導してくださった。

この会は昨年にもあり、引き続きの参加だったので、
昨年お会いした方ともまたお会いすることができました。

わたしの事業は 今はどのような社会貢献事業であっても
何かしら絡んでくる社会課題の根幹にある。
つまり、社会問題の多くに「発達障害」が関係する、あるいは関係することが活動の中に自然発生してくるのです。
全く関係ないと思われる事業活動であっても。

その時も同じテーブルのNPO法人の方が
「発達障害児を育てるお母さんたちのことで少し相談したいことがある。」
とお声をかけていただいた。
ありがとうございます。

当たり障りのないテーブルでの会話が終わり、
軽食を囲んで交流会に移った。

そのテーブルでもお話がとても興味深く
個性的で面白い方と話が弾みました。

その前のテーブルでの談話の時の題目は「企業との連携」についてでしたが、同じテーブルの方が
「企業と上手に連携している団体は、ここにはいないんじゃない?」と、誰もが笑いながらうなずいていました。

談話の中でお互いの事業に関して評価し合いながら
「じゃぁ、○○してみたら?」とだれかが言っても
「あ、それはやらへんねん!」と一刀両断。(笑)
こだわり強すぎ。爆。

わたしも含めてみんなそれぞれにこだわりが強すぎで
事業を拡げることの障壁になっている。
そんなことみんなわかっている。
まぁ、女性の事業と言えばそういう事業が
集まっていたからかもしれませんが。
そもそも社会貢献事業の始まりは日々の中でうまれる社会の不条理や不平等、矛盾に対する「怒り」だったりするので、女性が密接に関わってくるのはしょうがない。
いくら世の中で流行っている社会課題解決策があったとしてもそれぞれが取り組む問題についてそれぞれのこだわりがあるので、それをあきらめて方向転換なんていうことができない。
上手に時代に乗り切れない。(笑)
男性社員が居れば、もう少しビジネスライクに「そこはそことして、収益上げないと話にならないからね・・・。」と言って上手に事業発展を優先してくれるのだろうけれど、なかなかおばちゃん連中はそういう訳にいきませんからね。爆。もちろんおばちゃん連中だけではないし、
最近は若い男性たちも社会貢献事業を上手に事業に発展させていると言うことも事実ですけど。

交流会でお話した方も
個人事業で障害者雇用行っていました。
就労支援事業所を立ち上げるのではなく。
また、この人の話もおもしろい。と言うより「私の気持ちを代弁してくれてありがとう。」って感じでバッサバッサといろんなものを切り捨てていく。聞いてる私はほんとスッキリするのです。
日頃、心の奥底に沈めている思いがブクブクと空気玉のように
水面に上がって無くなっていくように。

その会に参加なさっていた方は個性的でユニークでおもしろい。
大きな組織に入っていたら、浮いているかもしれないし、
変人と捉えられるかもしれないけれど、
自分が生き生きと生きていくことができる環境を見つけることが出来さえすれば幸せに自分の人生を歩めるのかも。という希望を与えてくれる。
わたしも然り。

発達障害の子どもたちにはよく「こだわり」があって困ると表現されるが
そうではない。
その表現にはいささか抵抗がある。
「こだわり」はだれもが多少なりとも持っていて
選択できる余地がある時にその「こだわり」が現れる。
発達障害と言われる場合はそれは「こだわり」ではなく
「執着」だと感じる。
選択できる状況ではないことに「執着」するのだ。
「執着」は自分の足かせになるけれど、
「こだわり」は強さとなりえる。

その日は私も含め「こだわり」が「事業継続」につながる強さになることを実践し、証明している人たちの集まりのようだった。

「個性」はあなたの強みであり、強さになる。
そんなことを学校でも子どもたちに伝えてほしいと思います。


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