インター入って一年後に生徒会に入った  日本人

僕は転勤族の親とスイスに住む高校一年生。僕は中学一年生の時、中国のインターナショナルに転校した。詳しくは最初の「スイスに住む高校一年生」
を読んでほしい。

僕はインターに入って一年、スポーツという自分に合った方法で友達を少しずつ増やしていった。

2022年夏、僕は7年生から8年生のなった。インターは、夏休みの前に新学期が終わり、夏休み後に新学期が始まる。夏休み中洋画を見たりして英語を少し学んだ僕は少し8年生が楽しみだった。

8年生が始まってすぐ、インターでは生徒会セレクションが行われた。僕はまったくやるつもりは無かったのだが、前にも登場した親友のスティーブンと、なかの良かったヤンチャオーストラリア人のフレイザーに誘われてしいまった。この時僕は一年にしてはまあまあ喋れるようになったが、言っても日常会話ぐらいだ。

生徒会のセレクションでは、全中学生の前でスピーチをしないといけなっかた。二分ほどで全中学生に自分をアピールしないといけなかった。

スティーブンとフレイザーはやる気まんまんだった。一つ言っておくが彼らは決して頭がいいわけではない。フレイザーは数学のテストで全て勘答えて二十点をとった伝説がある。そしてスティーブンは同じテストで三日本気で勉強してフレイザーと同じテストで二十点を取ったというかわいそすぎる伝説がある。ちなみにスティーブンはその時泣き崩れた。だが二人とも共通して持っていたものがある。それはペラペラの英語と学校での人気ぶりだ。二人とも人当たりの陽気な性格でみんなから好かれていた。スティーブンに関しては幼稚園からいる大古参だ。

生徒会には五つのポジションがある
1 president
2 vice president 
3 secretary
4 accountant
5 grade representative
一つ目は生徒会長これはヤンチャフレイザーが狙っているポジションである。二つ目は副生徒会長これはスティーブンが狙っているポジションである。三つ目は秘書これが僕がなりたかったポジションである。四つ目会計士、五つ目は各学年から二人ずつ選ばれる学年代表というポジションである。

この紹介した順番は高いポジション順になっている
分かった人もいるだろう。僕たち三馬鹿は上からポジションを総なめしようとしていた。なぜ僕が三個目をやることになったのかは謎だが、この三人の中で問題は確実に僕だ。

僕は家に帰って本気で練習した。暗記する必要はなかったのだが、なんせ一年のど下手くそ英語で人の心が動くわけない。
僕はゆっくり、はっきり喋ることだけに集中した。


本番当日
全中学生が集まった会場で僕は震えていた。
最初行ったのはフレイザー
堂々と先生も笑うほどのジョークを交えながら自分をアピールしていた。もちろん、僕はネイティブが言うジョークなどなんにも分からない。そしてもちろん僕のスピーチにジョークなど一つもない。僕はただただ自分のことを精一杯アピールするだけだ。

自分の番
いざ喋ろうとすると手が震えて止まらなかった。震えるなっと抑えようとしてもずっと震えていた。あまり覚えていないけれど声も足も手もブルブルだっただろう。
僕は練習の成果を出そうと頑張った。

インターの良い所
震えた英語ど下手くそ日本人を見ても笑う人など一人もいなかった。インターにはいろんな人種、文化、言語がある。だからインター生の人たちの人をリスペクトする心は日本人の僕でも圧倒されるほどだ。

翌日、掲示板に選ばれた人の名前が載っていた
生徒会長 フレイザー
副生徒会長 スティーブン
秘書 わい

バカ三人の大勝利だ
同時に 
英語下手くそ日本人が英語ペラペラ外国人に大勝利だ

僕たちは本気で喜んだ
僕は何よりこの友達たちと同じ土俵に立てたのが何より嬉しかった。

これから僕たちは
スポーツ大会や、映画ナイト、先生に顔面パイ大会、Mack50個オーダーなど考えられる企画を全部やった。どの企画も大成功で、最高に楽しかった。

フレイザーと僕(2年前)
スティーブンと僕(2年前)
マックの店長が50個分のマックセットのお金を数えてる時のスティーブン

挑戦
大体の挑戦はやらない方が損をする。親についていって海外に行かない選択をしていたら僕は確実に損をしている。生徒会に立候補していなかったら僕は確実に損をしている。挑戦できるチャンスがあることが幸運だと思うことにした僕はなかなかたのしい人生を送っている。

だが
ただでこんな経験ができるわけがない
次は僕の中国での挫折について書きたいと思う。

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