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文化人類学

アメリカのニューカラーなどに憧れを持っている。コカコーラの看板、だだっ広い土地、モーテルのネオンサイン、ダイナーで食事を楽しむ人々。

単純にカラー写真が好きだということと、アメリカのそういう色が好きで、なんと言ったらいいか分からないので、「アメリカっぽいニューカラーが好き」と言うことにしている。しかしながらアメリカのようなニューカラー写真を取りたいと思っても、そこいらでは難易度が高い。

日本は国土が狭く、特に東京はぎゅうぎゅう詰めで、小さな四角の画面の中に大量の情報が入り込んでくる。アメリカのように広大な土地では、このような写真にはならない。まず縦位置にしているのも、横の家を入れたくなかったからだと思う。

写真で記録を残すことは、その土地で暮らしている人々の当時の様子を知ることが出来るのだ。また選択の学問と言われる写真は、全くその通りで、撮影者がなぜこの結果になったのか、ということを写真から得る事ができる。文化人類学にも発展していく。

変化していく言葉や人の生活に並走するように、写真は存在しているのでは。

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