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食欲を抑制する方法を二つ紹介 「コーヒー、トリプトファン」

①コーヒー(に含まれるCGA:クロロゲン酸)

・食事中もしくは食後に飲むことでそのあとの
 食欲を抑える 

コーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。クロロゲン酸は血中のグルコースを低下させ、インスリンの分泌量を減少させてくれます。
インスリンが急激に分泌されてしまうと、その後の低血糖によって渇望感が強まります。つまり食欲が増すということ。

例えば、
GI値の高い糖質源、炊き立ての白米や、食パン、砂糖菓子などをそれ単体で食べた後、すぐにお腹が減るのを感じて食欲が増すという体験をしたことがあると思います。これは急激に血糖値が上昇し、比例する様に急激なインスリン分泌を引き起こし大量のインスリンによって急激に血糖値が下がるからなのです。

まとめると、
クロロゲン酸の摂取は血中のグルコースの急上昇急降下を抑え、食欲をコントロールしやすくしてくれるというわけです。

②5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)

トリプトファンから作られる物質です。トリプトファンは必須アミノ酸の一種で、肉や魚におおく、サプリメントでも摂ることが可能。

5HTPが体内で増えると脳幹門を通過し中枢神経系に働きます。すると中枢神経系でのセロトニンの産生が高まるのです。

セロトニンは幸福感や満足感を人間が感じるためには必要な物質で、このホルモンが増えるとセロトニン受容体である5-HT1bと5-HT1cと結合し、食欲も同時に抑制されるのです。

トリプトファンが多い食事、もしくはサプリメンテーションによって食欲は抑えることができるということです。

-トリプトファンが豊富な食材-

鳥の胸肉、マグロ、七面鳥、サーモン、インゲン豆、牛肉等




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