ネオサイタマ・イン・フレイム#3 ◆孤児院卓最終回◆
→イン・フレイム#1→イン・フレイム#2◆最終決戦◆→イン・フレイム#3→
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ナンシー:《……このIRCがつながることを祈ってるんだけど、どうかしら》
ストーンカ:【ドーモ、ナンシー=サン】
スケルター:「スマヌ、モシモシナンシー=サン。無事勝利した」
フォルブレイズ:《ああ。つながるぞ》
ストーンカ:【全員無事です】
トライヘッズ:《ツナガリマセンデシタ。…なんちゃって》
ハートレス:【アー、感度良好、感度良好】
ブラスムーン:《生きているぞ。全員な》
ナンシー:《……!》
ナンシー:IRC通信の向こう側で、ナンシーが息を呑んだ。
ハートレス:【終わったわよ、向こうのほうもね】
トライヘッズ:《勝ったよ…ワタシ達…!》
フリントアーム:《こちらヒウチカイナのお食事バンザイ。なんてな》
ナンシー:《ああ……あああ……!》そう言うナンシーの声は涙混じりのものだ
ドラゴンボーン:<<死神も首を刎ねたな?コッチも今天動説を地動説にひっくり返した所だ>>
フォルブレイズ:《ドーモ、ナンシー=サン。アルマゲストは倒した》
スケルター:「"彼"もやったようだ」
ブラスムーン:《ソウカイヤは滅びた》
ナンシー:「……そう、本当に……本当にやったのね……!」
フリントアーム:《報酬はしっかり頼むぞ。なにせこれで俺たちは根なし草だ》
トライヘッズ:《これで、ソウカイヤもオシマイだね。組織滅ぼしちゃったよ、ワタシ達!》
フォルブレイズ:《ああ。こちらまでラオモトの最期のシャウトが聞こえてきた》
ハートレス:【根はなくても帰る家があるからいいじゃないの】
フリントアーム:《ふっ、そうだな》
ナンシー:《その、帰りの手段なんだけど。言いにくいんだけど窓の外を見てもらえる?》
フリントアーム:「うん?」
ハートレス:「…?まさかミサイルでとか言わないわよね…?」
スケルター:「応…?」
ブラスムーン:《窓の外?》
フォルブレイズ:《…?ああ、見てみよう》
トライヘッズ:「……!?」
ドラゴンボーン:「ウム?」 スキットルからブランデーを呷り、味わいながら窓に近づく
地の文@NM:窓の外を一行が見ると、そこにはトコロザワ・ピラー周辺を完全包囲するケンドー機動隊とデッカー部隊!
ストーンカ:「……?」
フリントアーム:「ハ ハ ハ」
ハートレス:「…ワオ」
「ビルから出る者は、一人たりとも逃がすでないぞ!」
ネオサイタマ市警が誇る装甲ビークル『ハニワ』の指揮台にはノボセ老が立ち、サイバー拡声器で周囲のデッカー部隊に対し命令を下していた。
「万が一、この作戦中にニンジャらしきものを発見した場合……一方的な射殺を許可する!」
トライヘッズ:「アー…ドロボーはムリだね、こりゃ」
ブラスムーン:「あー……」
スケルター:「シマッタな…」
フォルブレイズ:《…やれやれ、帰るまでがイクサ、か》
フリントアーム:「また地下水道かね」
ハートレス:「…うん、普段は迅速な配置を喜ぶ時なんだけどね…」
ナンシー:《どうやら私が漏らしたスキャンダル情報が、ちょうど彼らが動ける理由を与えちゃったみたいね》
トライヘッズ:「というか…どうしよ!ワタシ達捕まっちゃう!いやそれじゃ済まない!」
ストーンカ:「まあ、こういうのは私の仕事です」
フォルブレイズ:「任せます。ストーンカ=サン」
ハートレス:「あー…またトロ作る?」
ドラゴンボーン:「マジで」 あの数を?という顔でストーンカを見る
ブラスムーン:「善良なマッポがこんなにも集まるとはな」
ストーンカ:「安心してください、正面玄関から返してあげられますよ……」
地の文@NM:「漢字サーチライト照射!」ノボセ老が再び命令を下す!「「漢字ライト照射用意!」」
装甲車両の上に乗ったスモトリ・デッカーたちが、その怪力でサーチライトのハンドルを回す!
キコキコキコキコ!角度が上がり、「御用」の漢字が何個も、トコロザワ・ピラーの壁面や窓ガラスに容赦なく浴びせられた!
フリントアーム:「ハ ハ ハ。サイホーホース。致し方ない」
スケルター:「また下水…ムウ」
ハートレス:「殺しちゃだめよ?」
地の文@NM:……とはいえ、この上層まではそうは届かぬ。特にニンジャである君達にとっては眩しい程度だ。
ブラスムーン:「おっと」光に当たらないように移動する
トライヘッズ:「アー…ドウシヨ…」
フォルブレイズ:「…話している時間もどうやら惜しいようだ、みんな、脱出するぞ」
ハートレス:「アー…テレビの中のネコネコカワイイみたいな気分ね?」
ブラスムーン:「屋上にカイトでもあればいいが」
トライヘッズ:「ウンウン!脱出脱出!」
スケルター:「ウム、そのようだ。逃げよう…」
フリントアーム:「はいはい。感慨にふける時間もなしか。ニンジャスレイヤー=サンは平気か?」
ハートレス:「…逃げましょうか」
ナンシー:《フフ、それで帰りの手段なんだけど、”彼”の分まで含めて用意したわ》
ナンシー:《上階の屋上庭園まで来て》
ストーンカ:「おや」
フォルブレイズ:《?…いやな予感が》
フリントアーム:「流石だ。惚れ惚れするね」
ハートレス:「アイ、アイ…やっぱりミサイルかしら?」
ストーンカ:「……お迎えがあるなら、それに付いていきましょうか」
トライヘッズ:《…あの…私まだなんですけど…》
ブラスムーン:《助かるが、まさかミサイルでは無いだろうな?》
ドラゴンボーン:猛ダッシュで下階まで戻ってサケを分捕ってきます
ハートレス:無駄に抜け目ねえな?
フォルブレイズ:《まあいずれにですか。では頼らせてもらいます》
フリントアーム:フリントアームはカメラを構えたが溶けていた。
ハートレス:「アー、写真ならサイバネアイでとるわよ?」
スケルター:「??飛行機でもあるのか…?」
「ウム」
ナンシー:《ミサイル……それも魅力的な案だけど……その余裕が貴方達にあるようには思えないわね……》
トライヘッズ:(イヤイヤ何考えてるの天守閣にミサイルなんてあるわけナイナイ)
フォルブレイズ:《実際、遠慮したい》
ストーンカ:「ミサイルに乗って帰るだなんて、蛮族ですよ蛮族、知性があるとは思えませんね」
フリントアーム:「無いのか…」
ハートレス:「なくてよかったじゃないの…」いろいろサイバネアイに収めておくの図
ドラゴンボーン:「なンで残念そうなんだよ…」
ナンシー:《あと、さっきIRCが通じたから無事だと思うんだけど、”彼”の回収も頼んでいいかしら。どうにも力を使い果たして動けないみたいなの》
フリントアーム:「承った」
ストーンカ:「了解」
スケルター:「承知」
ブラスムーン:《ツェッペリンでもハックしたのか?》
フリントアーム:「だって」
ナンシー:《フフ、秘密》
ブラスムーン:「行こうか」
トライヘッズ:「ワカリマシタ!アナタも色々アリガトウ!」
ハートレス:「祝勝会にも呼んでるしね、死なれちゃ困るわよ」
フォルブレイズ:《了解。…なるほど、…やはり一筋縄ではいかなかったか》
フリントアーム:「・・・サヨナラ。新しい道と出会わせてくれたことだけには感謝しているよ」
ストーンカ:「上へ……上へ……」
ドラゴンボーン:「コレは俺の分。コレはヒナコ=サンの分。コレは俺の分、コレも俺の分、コレも俺の分……」 略奪したサケを数えている
地の文@NM:そして一行は上階へと続く階段を目指す。
地の文@NM:……その後ろで鎖の欠片が、チャリ、と鳴った。
スケルター:「…?」
トライヘッズ:「上っていこう…上って…」
フォルブレイズ:「ヌウッ!?」
ハートレス:「サケ多くない?いやいいけど…」
ブラスムーン:「今の音……?」
スケルター:「気のせいか…?」
トライヘッズ:急ぐ彼女は、鎖の音に気付くことはなかった。
フリントアーム:「どうかしたか?」
ハートレス:「私の分はあるんでしょうね?サケ」
ドラゴンボーン:「勿論」 一瞬眉根を寄せて 「あるとも」 笑った。下手な作り笑いで
ハートレス:「…忘れてたわね完全に?」
ドラゴンボーン:「そんな事はない」 目を逸らした
ハートレス:「…」じーっと見る…目が怖い
ドラゴンボーン:「か、帰ってヒナコ=サンと祝勝会だ!手土産もあるしな!」
ハートレス:「…まあごまかされておきましょうか」
ブラスムーン:「いや……気の迷いか」
ストーンカ:「勝手にもらっていくので」
フリントアーム:「・・・。行こう。うちでヒナコが待ってる」
フォルブレイズ:「…いや、先を急ごう」
トライヘッズ:「ヒナコチャンの元にはしっかり帰らなきゃ…!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【屋上庭園】
スケルター:「フゥーム。風が強い」
トライヘッズ:「スースーするね」
地の文@NM:屋上庭園は激しい戦いの痕跡が残っていた。
ブラスムーン:「いささか冷えるな」
フリントアーム:「これは凄まじいな・・・。」当たりを見渡す
地の文@NM:八方には巨大シャチホコ……そして西のシャチホコの根本に、赤黒い残骸が一つ
フォルブレイズ:「ああ。火照った体にはちょうどいいだろう」
ストーンカ:「こちらの戦いも凄絶だったようですね……」
スケルター:「ムウ…アレが…」
ハートレス:「…すごいわねえ…これがたった二人の戦闘の後なんて…」
ストーンカ:「さて、ニンジャスレイヤー=サンを回収しますか」
ブラスムーン:「おお……」
トライヘッズ:「これは…こっちもスゴイイクサだったんだね…」
フリントアーム:「ニンジャスレイヤーはどこに・・・」
ニンジャスレイヤー:「ク……」
フリントアーム:「まだ生きてるな。重畳」
フォルブレイズ:「…これは、たしかに凄まじい」(ラオモト以上、実際欺瞞だったか)
ストーンカ:「最大の功労者に死なれるのは寝覚めが悪いですからね」
ハートレス:「…うん、生きてるわね?ダイジョブ?」
ニンジャスレイヤー:「フユコ……トチノキ……」
ドラゴンボーン:「……本当にあの化物を殺ったンだな」
フォルブレイズ:「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。フォルブレイズです。」
スケルター:「とにかく介抱を…」ニンジャスレイヤーへと近づく
ブラスムーン:「ZBRを使うべきか?」
ストーンカ:「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。スシとZBRどっちが良いですか?」
トライヘッズ:「使っちゃおう。命がアブナイよ」
ニンジャスレイヤー:ニンジャスレイヤーは全身黒焦げで、まさに半死半生という有様であった。だがその胸は確かに上下し、チャドー呼吸を繰り返している。
フォルブレイズ:「ZBRのちスシだろう」
ハートレス:「…まあ仕方ないわね、どっちもよ」
ニンジャスレイヤー:「……スシを……」
フリントアーム:「これで息があるか。・・・流石だな」
ハートレス:「ハイ」オーガニックトロ・スシを渡す
ドラゴンボーン:「スシがあれば後はチャドーで何とかするだろうよ」
フォルブレイズ:「ああ。これだ」スシを渡したいです
ブラスムーン:「おお…意識が…」
ニンジャスレイヤー:ニンジャスレイヤーは薄目を開け、ニンジャ達を見た。
フリントアーム:「私に言われても嬉しくは無いだろうが・・・。よくぞやり遂げたな」
トライヘッズ:「スシでダイジョブか」
ニンジャスレイヤー:「かたじけない」オーガニックトロ・スシを食べ、スシを食べ、スシを食べ、スシを食べる。
フォルブレイズ:「ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン」ニンジャスレイヤーを見る
トライヘッズ:「オツカレサマデシタ、ニンジャスレイヤー=サン。」スシを渡す
ニンジャスレイヤー:トロ、マグロ、タマゴ、タマゴ、マグロ、トロ、バッテラ……
ハートレス:一般通過バッテラ
スケルター:「……」(((食べさせすぎでは…?)))
ストーンカ:「それだけ食べられれば上等と言ったところですね」
ブラスムーン:「ナンシー=サン曰く迎えがここに来るそうです」
フォルブレイズ:「流石。よく食べますね」
ハートレス:「…よし、ダイジョブそうね」
スケルター:「お疲れ様です…」頭を下げる
トライヘッズ:「ウン、ヨカッタ...」
ニンジャスレイヤー:「……」一通りスシを食べ終わったところで、ニンジャスレイヤーは辛うじて身を起こした。
ニンジャスレイヤー:「ここは……空中庭園だな。そのままか。そうか」ニンジャスレイヤーは素早く状況判断した。
ニンジャスレイヤー:「先程、ナンシー=サンから連絡を受けた。アルマゲストを倒したようだな」
ブラスムーン:「ええ……」
ストーンカ:「ええ、アナタも成し遂げたようですね」
スケルター:「どうにか…」
トライヘッズ:「ハイ。」
フォルブレイズ:「ああ。けじめをつけてきた」
ドラゴンボーン:「8人がかりで漸くな」
ハートレス:「なすべきことをなしただけよ、みんなで」
トライヘッズ:「ホント、チカラだけはとんでもないヤツだったよ」
ニンジャスレイヤー:「……」スケルター達の言葉にニンジャスレイヤーはただ頷き、それ以上何も言わなかった。
ニンジャスレイヤー:「ラオモト・カンは死んだ。私が殺した」
ハートレス:「…ええ」
フリントアーム:「ああ。聞こえた」
トライヘッズ:家に帰ったら、アハトチャンのお墓を作ってあげよう。オブツダンも。
スケルター:「……ウム」
ブラスムーン:「断末魔が聞こえました」
フォルブレイズ:「ああ。そしてソウカイヤは滅亡した」
ドラゴンボーン:「仇、討てたンだな」
トライヘッズ:「ウン。…改めて、オツカレサマ。」
ストーンカ:「……お疲れ様でした、私達もまあ、結果的には仇討ちってことになりましたねぇ」
ストーンカ:「そんな気もなかったのに」
ハートレス:「…そうねえ…」
ニンジャスレイヤー:「ああ……」
ニンジャスレイヤーは穏やかに頷いた。そのアトモスフィアからは、どこか地獄めいたものが失われたように見えた。
スケルター:「仇討ち…」
「……下からマッポが来ている、脱出せねば…」
ニンジャスレイヤー:「ああ、そうだな」
トライヘッズ:「ウン。流石に今日は捕まれないよ!」
フォルブレイズ:「ああ。…実際、いろいろ貸した覚えがなくなるほど貸しを貸し付けていたようだ」
ブラスムーン:「迎えとやらが何なのかわかりますか?」
フリントアーム:「ここでやることはもう終った。家に帰ろう。それから俺たちは先に進むんだ」
ハートレス:「ちゃーんとまってましょう、タクシーがここに来るんでしょう?」
スケルター:「それで…何が私たちを迎えに来る…?」
フォルブレイズ:「そうだな。…まだこれからすべきことが残っている」
ドラゴンボーン:「ラオモトが死んだって情報が回って、ザイバツが部隊を送り込んでくるまで数日って所か?当分祝勝会でもしてノンビリしようぜ」
ニンジャスレイヤー:「ナンシー=サンはここで待てと言っていたが——」
ストーンカ:「ま、飛行機かなにかでしょう」
その瞬間!
GWAAAAAAAAAAAAAAAAAOOOOOOOOOOONNN!!
トライヘッズ:「ウン。これでやっと表向かってノンビリできる…!?」
フォルブレイズ:「ヌウッ!」
ブラスムーン:「!?」
スケルター:「ぐ、グワーッ!?」
ハートレス:「…!」
地の文@NM:凄まじいエンジン音を響かせて、トコロザワピラーの壁面を垂直上昇してくる一台の霊柩車あり!
フリントアーム:「グワーッ!」
ドラゴンボーン:「エッ」
スケルター:「オオ…霊柩車…?」
フリントアーム:「あれはまさか・・・!」
ブラスムーン:「なんだ!?アレは!」
ストーンカ:「……ええ」
ハートレス:「…あれってたしか…武装霊柩車…だったかしら?」
ドラゴンボーン:「霊柩車ナンデ」
地の文@NM:武装霊柩車はそのまま壁面のヘリまで走り切るとそのまま跳躍!空中庭園の中央に着地した!
フリントアーム:「カメラさえあれば・・・」
トライヘッズ:「あ...あんなデカイ霊柩車ミタ事ない!」
フォルブレイズ:「霊柩車…?」
ハートレス:「一応取っておくわよ、画像」
フリントアーム:「ヤッター!さすがだ、ハートレス=サン!」
スケルター:「……ドーモ」とりあえず霊柩車にアイサツ
トライヘッズ:すかさずIRCで写真を撮る!
ストーンカ:「……武装霊柩車って言ったって、ビルを昇るようには出来ていないでしょうに」
ハートレス:「そういうのを生業にする人もいるって聞いたわ?」
ブラスムーン:「武装霊柩車……ここまでのものとは!」
フリントアーム:「今夜はソウカイヤが滅んだ夜だ。なんでも起きるさ」
フォルブレイズ:「なるほど。そうなのか」
ドラゴンボーン:「マジで」 飲み込めてない
地の文@NM:武装霊柩車から降りてきたのはナンシーと、1人のドライバーだ
トライヘッズ:(…マチウケにしようかなカッコいいし)ちなみに今のマチウケはキューちゃんである
ナンシー:「おまたせ!」
スケルター:「オイオイオイ」霊柩車を撮り騒ぐ仲間に肩をすくめる
「ドーモ」
トライヘッズ:「ドーモ!」
フォルブレイズ:「ドーモ。ナンシー=サン」
ハートレス:「ドーモ、ナンシー=サン。高級そうなタクシーなことで…」
ブラスムーン:「ドーモ、ナンシー=サン。そちらの方は?」
デッドムーン:「客は待たせないのが信条なんだが、呼び出し場所が場所だったんでな……悪いね」
デッドムーン:「ドーモ、デッドムーンです」
ブラスムーン:「ドーモ、デッドムーン=サン。ブラスムーンです」
フォルブレイズ:「ドーモ、デッドムーン=サン。フォルブレイズです」
ストーンカ:「ドーモ、デッドムーン=サン。ストーンカです」
トライヘッズ:「ドーモ、デッドムーン=サン、ユイ・クレハです」
ドラゴンボーン:「ドーモ、ドラゴンボーンです」
ストーンカ:「メイシは無いので、失礼」
フリントアーム:「ドーモ。ナンシー=サン。デッドムーン=サン。問題ないよ。帰りも頼む」
スケルター:「ドーモ、デッドムーン=サン。初めまして、スケルターです。」
ハートレス:「ドーモ、デッドムーン=サン。ハートレスです。十分早いわよ」
トライヘッズ:「来てくれるってだけでジューブンジューブン!アリガトーゴザイマス、アハハ!」
デッドムーン:「ドーモ。さあ、全員乗ってくれと言いたいところだが……如何せんこの人数を乗せて行く余裕は無いな」
ドラゴンボーン:「エエ……だってマッポ包囲網とかさァ……エエ……?」 下界を見下ろす
トライヘッズ:「…流石にギュウギュウかぁ…」
スケルター:「フゥーム…とにかくニンジャスレイヤー=サンは優先して乗せるべきだな」
フォルブレイズ:「…さすがに大きさ的に無理が?」
ハートレス:「屋根の上にでも乗る?」
デッドムーン:「聡明なお嬢さん、確かにそれもニンジャにとっては普通なのかもしれないが、それは運転手のプライドが許さなくてね」
ブラスムーン:「カイトでもあれば……」
ハートレス:「あら、ごめんなさいね」
ナンシー:「心配させてごめんね、大丈夫よ」ナンシーが微笑む。
その瞬間。
ストーンカ:「?」
トライヘッズ:「…アイエッ!?」
スケルター:「ヌウッ」
地の文@NM:「ミンナーッ!」
GWAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOONNNNN!!
ブラスムーン:「え?」
フリントアーム:「グワーッ!」
フォルブレイズ:「ヌウッ!?なんと」
ハートレス:「…!」
地の文@NM:先程よりも更に大きな音を立てて、巨大な白いバンが飛行翼を展開しながら空中庭園に舞い降りた!
スケルター:「……飛べるのかこのバンは」
ドラゴンボーン:「バンナンデ」 完全に理解の範疇を超えている!
ハートレス:「…さすがね、運転手のプライドというだけあるわ」
スケルター:「ま、まあいい。」
ストーンカ:普通に引く
ブラスムーン:「……前より強力になったのか」
トライヘッズ:「バックトゥザフューチャーできそう」
フリントアーム:「ハ ハ ハ。こいつとも長い付き合いになったな」
ヒナコ:「みんな!無事!?」
ヒナコ:白いバンの客席から顔をのぞかせたのはヒナコである!!
ドラゴンボーン:「女子高生ナンデ」
トライヘッズ:「ヒナコチャン!」
スケルター:「応。無事だ」
ハートレス:「あら、ヒナコ」
フォルブレイズ:「当然だ。ヒナコ=サン」
ストーンカ:「ヒナコ=サン!ヒナコ=サン!」ストーンカはヒナコに駆け寄る。
ブラスムーン:「ドーモ。無事だ」
フォルブレイズ:「でなければここにいないからな」
チョコハンター:「フハハハハハ!私が送ってきたからに決まっているだろう!!」
ハートレス:「ウゲッ」
フリントアーム:「・・・」
フォルブレイズ:「ぬ」(誰だ?)
ストーンカ:「……誰」
フリントアーム:「誰だっけ」
チョコハンター:運転手から不敵に顔を出したのは、いかにもモテなそうなニンジャの姿!
ハートレス:「ヘンタイやろうよ」
スケルター:「…たしかダイク・アーキテクトの人だったか…」
チョコハンター:「アイエッ……」
ドラゴンボーン:「女っ気が無さそうなヤツだな」
ブラスムーン:「ドーモ、チョコハンター=サン。運転手になったのか」
トライヘッズ:「一番に駆けよっちゃって…」ストーンカに流し目「…ダレ」
チョコハンター:「マイスイート、ヒナコ=サン、彼らに私の説明は……」
ヒナコ:「ごめん、忘れてたわ」
フォルブレイズ:「いや、いきなり何を」(…ここまで嫌われているのか)
トライヘッズ:「さくらんぼが好きそう」
スケルター:「ヌウ…しかしここまで来てくれたのはありがたい。ドーモ、スケルターです。」
ドラゴンボーン:「マイスイート」
フォルブレイズ:「ドーモ、チョコハンター=サン。フォルブレイズです」
ハートレス:「…」やたらと強い眼光の図
トライヘッズ:「ムッ」あからさまに目がキビシイ目線になる
チョコハンター:「ド、ドーモ、チョコハンターです」チョコハンターは精神力に1ダメージを受け打ちひしがれながらアイサツをした
ハートレス:精神が弱い…
ストーンカ:「ドーモ、チョコハンター=サン、ストーンカです。あそこにおられるのはニンジャスレイヤー=サン」
トライヘッズ:「ドーモチョコハンター=サン、トライヘッズです。ハジメマシテ!」ピース!
ブラスムーン:「まあまあハートレス=サン、そこまで警戒せずとも」
チョコハンター:「アイエッ!? ニンジャスレイヤーがいるとは聞いて……」
ヒナコ:「ごめん、言ってなかった」
ハートレス:「…ヒナコにへんなことしてないわよね?」眼光
フォルブレイズ:カナシバリしたのか()
ハートレス:してないです…
ブラスムーン:チョコハンターは心が弱いだけのアーチ憑依者です
チョコハンター:「アイエエエエ!」
チョコハンター:チョコハンターの精神力に1ダメージ!
フリントアーム:「ドーモ、チョコハンター=サン。フリントアームです。世話になったな。帰りも何事もなく頼むぞ」
ハートレス:「してないならいいけど…してたら…」眼光!
スケルター:「だ、大丈夫だ。落ち着き給えチョコハンター=サン」
トライヘッズ:(…ホントこの子、スゴイタンリキだよね…)
ドラゴンボーン:「ドラゴンボーンです。まァヒナコ=サンを無事に届けたンなら悪いヤツじゃないんだろう?」
ハートレス:「まあ一応軽く脅しをね?」
ヒナコ:「ダイジョブダイジョブ、されてないって!されてたら額に3つは穴が開いてるし!」
ハートレス:「それならいいわ」普通に戻る
フリントアーム:「そうだな。ヒナコになんかしてたらその時点で死んでるよな」信頼感!
ストーンカ:「……?」
ストーンカ:「まあ、お疲れ様でした。チョコハンター=サン。どうもありがとうございます」
ヒナコ:「ごめんね、皆が待ってるって聞いたらいてもたってもいられなくなっちゃって、ナンシー=サンにお願いしたの」
ブラスムーン:「いかなニンジャといえど額を撃ち抜かれてはな」
フォルブレイズ:「…確かに、やりかねない」(最近のヒナコ=サンは下手なニンジャより強いからな)
ハートレス:「全くヒナコらしい…」
トライヘッズ:「アブナイよ!けど…アリガト—!」駆け寄る!
ドラゴンボーン:「ウム、ヒナコ=サンに手を出した奴は全員死んでるって実績もあるしな」
ヒナコ:「どういう意味?」ドラゴンボーンを睨む!
ドラゴンボーン:「イエ、ナンデモアリマセン」 上官に叱られる兵めいて直立不動!
フリントアーム:「・・・。まったく仕方ないやつだな。ありがとう。助かった」
フォルブレイズ:「それは違いない。ドラゴンボーン=サン」
スケルター:「ウム。感謝する。」チョコハンターの手を取り、握手する
チョコハンター:「えっ」スケルターの顔を見て真っ赤になる。「ま、待ってくれ私にはヒナコ=サンという心に決めた人が……!」
ブラスムーン:「心配をかけたな、ヒナコ=サン」
スケルター:「ヒナコ=サンも…よかった無事で」
素早くヒナコの方を向く
ヒナコ:「ウン……」
トライヘッズ:「アーこりゃ暴力だね」
ハートレス:「…やっぱりぶっとばす?」眼光!
チョコハンター:「アイエエエエエエ!」精神力に1ダメージ!
ヒナコ:「本当に……みんな……無事で……!」ヒナコの目に涙が浮かぶ。
フォルブレイズ:「ヒナコ=サンがみんなに大切にされているということですよ」
フォルブレイズ:「…ああ。無事だ」
スケルター:「ウム…ヨカッタ」
ナンシー:「軽く説明すると、一応その人フリーのドライバーをしているニンジャでね。ソウカイヤとのつながりがない珍しい人だから雇ったの」
トライヘッズ:「生きてる…みんな…良かったー!」
チョコハンター:「ああ、割の良いバイトだったからな!」
スケルター:ヒナコを抱きしめる
「フウム成程…」
ヒナコ:「スケルター=サン……!」
ハートレス:「まあビジネスライクな方がわかりやすくていいわよ」
フォルブレイズ:「了解しました。ナンシー=サン」
ハートレス:「…今日はみんな泣いてばっかりねえ…」
ブラスムーン:「泣けなくなるよりずっと良い……」
ドラゴンボーン:「よくアルマゲストの網から逃れたもんだなァ」
トライヘッズ:「なんだかんだでいい人だね、チョコハンター=サン!」
チョコハンター:「あ、ああ……!(こんな眩しい笑顔をくれるなんてこの娘、俺に惚れている……!?)」
ハートレス:「…」無言の眼光
チョコハンター:「アイエッ」精神力に1ダメージ。(最近彼は☆☆☆不滅を手に入れたため爆発四散の心配は無かった)
ストーンカ:「へえ……こんなココロの弱い人間がねぇ……」
フリントアーム:「ふふふ。そうだな。随分とニンジャらしくなくなったものだ俺たちは」
スケルター:「まあいいじゃないか…」
スケルター:「…そうだ」フルメンポを手に取り、ピラーのはじへと移動する
トライヘッズ:(まあ顔はオニイチャンの方がカッコいいけど)
フォルブレイズ:「まったく。一つ掛け違えばこぼれる薄氷の勝利だった」
ブラスムーン:「これだけの事をしてみんな五体満足で帰れるとはな」
ヒナコ:「……?」スケルターを見る。
スケルター:「イヤッ」メンポを腕力で潰した。メンポはダイヤモンドダストめいてキラキラと中を舞った
「さらばスケルター=サン」
ヒナコ:「……!!」
スケルター:「……これから何を名乗ろうか…」
トライヘッズ:「スケルター=サン?...そっか。これからもよろしくね。」
ドラゴンボーン:(良いことを教えてやるチョコハンター=サン……スケルター=サンは元貴族……まずは色々貢ぐ所から始めるンだ……!) 耳打ち
チョコハンター:(ま、待ってくれ俺にはヒナコ=サンという心に決めた人が……!)
ハートレス:「…これから考えればいいわよ、帰ってからね」
ブラスムーン:「家に帰って決めよう」
スケルター:「…だな」
トライヘッズ:「ウン。帰ろう。そうすれば、たっぷり考えられるよ。」
フォルブレイズ:「ヴァイオレットはどうです?…安直かもしれませんが」
ヒナコ:「ムラサキ!」ヒナコは叫んだ。
ヒナコ:「前言ってた、スケルター=サンの本当の名前!」
ムラサキ:「フフフ、それもいいな…」
フリントアーム:(流石に撮ってはおけないが、おそらく忘れられぬ瞬間だな)
ドラゴンボーン:(バカ!スゴイバカ!両方にアプローチを仕掛ければ競争意識で2人ともお前さんに逆アプローチを仕掛けるって算段よ……!両方とも幸せにしてやれば問題ねェだろ……!)
チョコハンター:(ナ、ナルホド……!センセイと呼ばせて下さい……!!)
ハートレス:「後で考えましょう…疲れたわよ…帰ってフロ入って寝たいわ…」
トライヘッズ:「イイよイイよ!カワイイし!」
ムラサキ:「とにかくここを出てからだな…ウム」
ブラスムーン:「……少し身体が冷えてきたな」
フリントアーム:「腹が・・・減った」
ナンシー:「そうね、行きましょう。そろそろ彼も爆発四散しちゃいそう」
ニンジャスレイヤー:「スゥーッ……ハァーッ……!」
フォルブレイズ:「ですね。とにかく早く帰りましょう。…周りも騒がしくなってきた」
ドラゴンボーン:(頑張り給え……!) ドラゴンボーンはにっこり笑った。当分サケの肴には困らなそうだ
ストーンカ:「……愚かな」ストーンカはドラゴンボーンの頭を掴むと01の超自然光を流し込んだ。
ドラゴンボーン:「アババババババババババーーーッ!?」
ストーンカ:「愚かな……」
ハートレス:「そうね、あくまでスシは応急処置だものね…」
トライヘッズ:「アア…カラダニキヲツケテネ」
トライヘッズ:「というかワタシ以外への暴力は初めて見たよストーンカ=サン」
ムラサキ:「ヴァイオレットも…なかな…」
ナンシー:「じゃあ、乗っ——
地の文@NM:その時だった。ネオサイタマの夜景の一部に、炎の華が咲いた。
ストーンカ:「!?」
ブラスムーン:「え」
ムラサキ:「…!?」
トライヘッズ:「…!?」
フォルブレイズ:「な…っ!」
ハートレス:「…!」
フリントアーム:「・・・ッ!?」
ストーンカ:ストーンカは咄嗟にヒナコを庇える位置取りを行った。
地の文@NM:遠方で空が光った。マルノウチ?
ブラスムーン:「何が起きている」
地の文@NM:一行が目を凝らすとそこには……マルノウチスゴイタカイビル!炎につつまれている。高層階が爆発炎上したのだ。
ハートレス:「…違う、これは…全部が…?」
ドラゴンボーン:「アバー……花火が見える……これがソーマト・リコールかァ……」
地の文@NM:今度はカスガ区で爆発炎上の火柱!KABOOOM!
ムラサキ:腕を咄嗟にヘンゲさせ戦闘態勢を取る
ハートレス:「…一つだけじゃないわね…うん…」
地の文@NM:次は……トコシマ区!カスミガセキ!オオヌギ!まるで狼煙めいて、方々で次々に上がってゆく爆発炎上の火柱と黒煙!
トライヘッズ:「まさか…主を失ったプリズナーが…ダイバクハツを…!?」
ハートレス:「バカ」ぽこっ
フリントアーム:「これは・・・どういうことだ・・・」
地の文@NM:ナムアミダブツ!一体この古事記アポカリプスめいた光景は!?
フォルブレイズ:「…これは、まさか…」
ナンシー:「わかっていると思うけど、私の計画じゃないわよ」冗談めかして言ったナンシーの声は震えていた。
ブラスムーン:「……ハラジュクは!?」
ムラサキ:「ヌウーッ…イッキウチコワシ…?ヤクザ天狗…?」
ハートレス:「…急いで帰るわよ」
ドラゴンボーン:「……ン?現実?」 正気に戻った
地の文@NM:一行がハラジュクへ目を凝らすと、まだハラジュクでは火の手は上がっていないようだった
トライヘッズ:「…いや…………」
ストーンカ:「……急ぎましょう」
地の文@NM:するうち、さらにまた遠方で爆発炎上!
フリントアーム:「あまり愉快な話ではないな・・・」
ムラサキ:「現実のようだ…今はただ…確かめに急ぐしかない…!」
ナンシー:「みんな、車に乗って!」
ハートレス:「うちを守るわよ、急ぐ!駆け足!」
ブラスムーン:「応!」
トライヘッズ:「ウン…イソガナキャ…ワカッタ!」
フォルブレイズ:「…ソウカイヤがつぶれれば、勢力空白ができる。…故に他の勢力の侵攻が発生してもおかしくないが、…早すぎる」
フォルブレイズ:「とにかくいまは脱出ですね!」
ムラサキ:「ハイヨロコンデー…!」
「まさかザイバツでもこんな早く攻撃できるはずが…」
ムラサキ:「ウム!」
ニンジャスレイヤー:「……!」ニンジャスレイヤーは身を起こして、炎の上がる街を見ようとした。
ハートレス:「考えるのはあと!乗って!」
ドラゴンボーン:「……オイオイオイ。どこの勢力だよ……!」 言いながら車に走る!
フリントアーム:「家をまた燃やすわけにはいかん」
ニンジャスレイヤー:「……!」
その形相がネオサイタマの死神のそれに戻る。
ブラスムーン:「まるでソウカイヤが滅ぶのを待っていたような……!」
トライヘッズ:「急ごう!………家族もアブナイかも」
ムラサキ:「……」ニンジャスレイヤーの顔を見る
ニンジャスレイヤー:「私は……!」
ニンジャスレイヤーはそう呟き、ナンシーによって武装霊柩車へと乗せられた。
ハートレス:「守るものを守るのよ!今日と同じように!」
ムラサキ:(((彼に安息の日は訪れるのだろうか…)))
ムラサキ:「応!」
GWAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!
地の文@NM:武装霊柩車が走り出す!
トライヘッズ:「ワカッテル!尚更…止まれないよ!」
ナンシー:「じゃあ、それぞれの拠点に戻りましょう。互いに生き残ったら後日連絡。いいわね?」
フォルブレイズ:「ああ、…これからがやはり本番か…!」
ムラサキ:「ワカッタ!」
ブラスムーン:「行くぞチョコハンター=サン!」
ハートレス:「了解!」
フォルブレイズ:「了解しました!」
チョコハンター:「ど、どうなってるんだァ……?」
ムラサキ:「すまない、チョコハンター=サン!頼む!飛ばしてくれ!」
トライヘッズ:「ワカッタ!…短い間だったけど、アリガトーゴザイマシタ!」
ストーンカ:「判断は後です!」
チョコハンター:「お、オウ!任せろ!」
フリントアーム:「分からん。だから確認にいくんだ」
ハートレス:「急ぐ!」
トライヘッズ:「チョッコクン飛ばして!」
ドラゴンボーン:「生き残ったら、か。全く安息とは程遠いなァ……」
ヒナコ:「……大丈夫。皆といっしょなら大丈夫……!!」ヒナコは自分に言い聞かせるように呟き続けている。その手はムラサキの腕をがっしりと掴んでいた。
デッドムーン:「飛ばすぜ、舌噛まないようにな」
ムラサキ:「……」ヒナコの腕をつかむ
トライヘッズ:(オカアサン…オトウサン…オニイチャン…!)家族の無事を祈る。
地の文@NM:武装霊柩車が急加速をかけ空中庭園のヘリから飛び出す。その側面から白い飛行翼が展開!
ムラサキ:「スゴイ」
地の文@NM:武装霊柩車はそのまま滑空してハイウェイへと着地!
ドラゴンボーン:「……マジでぇ」 霊柩車の飛行風景を見て
ブラスムーン:「この速さならば……!」
チョコハンター:「負けちゃいられねえな、飛ばすぜ……!」チョコハンターはデッドムーンを真似して不敵に言った
チョコハンター:エンジンを全力で踏み、加速!
フリントアーム:「安全運転でな」
トライヘッズ:「ガンバって!」チョコハンターを懸命に応援!
チョコハンター:「おお!惚れるなよ!」
フォルブレイズ:「お願いします、チョコハンター=サン!」
ハートレス:「ぜ———ったいないわよ」
ヒナコ:「無事ついたらキスしてあげるから!」
ムラサキ:「私もだ!」
チョコハンター:「——!!!」
チョコハンター:チョコハンターの精神力が全回復した!
ストーンカ:「運転変われ」
ハートレス:「こらストーンカ=サン」
ドラゴンボーン:「マジでぇ」
トライヘッズ:「ワタシのナデナデも付けるよ!」
KWAAAAAAAOOOOOOOOOOO!!
地の文@NM:白いバンは急加速!!
フォルブレイズ:(魔性の女、いや、…ちょろすぎるだけか)
フリントアーム:「ハ ハ ハ。若いっていいねぇ」
ブラスムーン:「良いぞ!チョコハンター=サン!その調子だ!」
ドラゴンボーン:「オジサン、今後の若者達の恋路が心配だよ」
ムラサキ:「ハヤイ…ハヤイぞ…」
GWAAAAAAAAAAAAAANNNNNNNN!
地の文@NM:白バンも武装霊柩車に続いて空中庭園のヘリから飛び出した!!
ストーンカ:「下劣な品性……性的弱者……お前の人生は無価値だ……!!」
ストーンカはブツブツと呟いている。
トライヘッズ:「ストーンカチャン…」
ハートレス:「落ち着きなさいな、後で血祭りにあげればいいのよ」
ハートレス:「囲んでカナシバリよ、いい?」
ハートレス:「とどめはあんたのユメミルテね」
地の文@NM:飛行翼を展開!
ブラスムーン:「殺すのは勘弁してやってくれないか」
ハートレス:「まあ一歩手前かしら…?」
トライヘッズ:(キスするって言ったのは自分なのにこの人たち完全に殺す気だ)
フォルブレイズ:「…」(ひどいことになりそうだな…オタッシャデ)
チョコハンター:「……ああ、しまったな……」チョコハンターはぼんやりと呟いた。
ストーンカ:「ん?」
フリントアーム:「どうした?」
トライヘッズ:「ん?」
フォルブレイズ:「ああ。…さすがに助けてくれたわけだからな」
チョコハンター:「このバンには、ネズミハヤイと違ってジェットエンジンを積んでない……」
ムラサキ:「ウム?」
フォルブレイズ:「ぬ?」
チョコハンター:チョコハンターはしみじみと言った。「登ることばっか考えてて、降りる時のこと考えてなかったわ」
ハートレス:「…バカ!」
ストーンカ:「バカ!スゴイバカ!」
ムラサキ:「ウム」
ドラゴンボーン:「マジでぇ」
フリントアーム:「ハ ハ ハ」
ハートレス:「うん、やっぱり今すぐやろうかしら?」
ストーンカ:「殺しますか、ハートレス=サン」
トライヘッズ:「アホーーーーーーーーーーーーー!」
フォルブレイズ:「……」
フリントアーム:「ダッテメコラーッ!」
ブラスムーン:「ナムアミダ・ブッダ」
フリントアーム:「整理しよう。つまり俺たちは今—」
ハートレス:「墜落中ね?このあほのせいでー!」
ムラサキ:「滑空とかは…」
ドラゴンボーン:「トコロザワ・ピラー屋上から命綱なしでバンジージャンプ中か。フハハハハ」
フォルブレイズ:「脱出、および衝撃に備えるぞ!」
トライヘッズ:「ノロってやるーーーーーーーーーーーー!」
モウケ:「ムッジョ・ジツ」
その時である!
ブラスムーン:「!?」
トライヘッズ:「アッ!」
地の文@NM:空中の塵が突如あつまり、白バンの下に道を作り出した!
フォルブレイズ:「何?!」
ストーンカ:「……!」
ハートレス:「ンアッ!?何事!?」
地の文@NM:白いバンは塵でできた道に着地!ワンバウンドし走行再開!
フォルブレイズ:「…これは、モウケ=サンか」
ムラサキ:「オオ…モウケセンセイ!」
ブラスムーン:「これは……モウケ=サンのジツ」
ドラゴンボーン:「マジでぇ」
フリントアーム:「これは・・・また助けられたようだな」
トライヘッズ:「クソジジイサン!アリガトウ!」
ムラサキ:「タツジン…!」
ハートレス:「おお…胡散臭いだけじゃないのねえ…」
フリントアーム:「おわっ!?ドーモ、モウケ=サン。久しぶりに心臓に悪い登場だな!」
モウケ:「ドーモ、モウケです。最近の若者の間ではスカイダイビングが流行っているのか?」
フリントアーム:「そうらしい」肩をすくめる
トライヘッズ:「ハ…ハヤらせたくない…」肝が冷えた
ハートレス:「ドーモ、ハートレスです。アホに巻き込まれただけよ…」
ブラスムーン:「いえ、流石に車ごと飛ぶのは流行っていないです」
ムラサキ:「…モウケ老人はこの爆発が何だかわかるか…?」
チョコハンター:「ハハハハハ!計算どおり! あー死ぬかと思った!」
トライヘッズ:「殺すよ」トライヘッズ…キレた
地の文@NM:そう言ううちに白バンは滑り台めいた空中の道を猛スピードで走り降りていく!
ストーンカ:「バカの心中に巻き込まれた気分ですよ」
フォルブレイズ:「ドーモ、ラオ・モウケ=サン。フォルブレイズです。さすがに自殺は流行らないです」
ドラゴンボーン:「チョコハンター=サンは後で折檻だな」
モウケ:「……いや、分からぬ。急にネオサイタマ中に多数のニンジャソウルが現れたことは感じたが……」
ハートレス:「後でカナシバリねやっぱり」
フリントアーム:「トライヘッズ=サン、抑えてくれ。外に出てからだ」
トライヘッズ:「アッハイ」
ヒナコ:「キスもなしだね」
チョコハンター:「アイエエエエエ!」
ブラスムーン:「まずは家に帰ろう」
ムラサキ:「ウム」
トライヘッズ:「ナデナデもなしだよ」
フリントアーム:「可能性は無数にある。ここで考えても仕方あるまい」
ハートレス:「よし、とどめはトライヘッズ=サンに決定ね」
トライヘッズ:「ワカッタ!潰せるとこ潰そう!」
チョコハンター:「アイエエエエエエエ!」
ドラゴンボーン:「急に?シンカンセンとかでもなくか」
ムラサキ:「ソウル憑依者…やはりザイバツ…?」
地の文@NM:白バンはそのまま猛スピードでハラジュクへと駆け抜けていく……!!
フォルブレイズ:「…なるほど…となると、やはり今は態勢を立て直すべきですね」
ストーンカ:「愚かな……」
ムラサキ:「それもそうだな…」
ドラゴンボーン:「まァ適当に暴れてる奴捕まえてインタヴューしようぜ」
チョコハンター:「確かにあちこちに強力なニンジャソウルを感じるな……!どこもかしこも、ソウカイヤの拠点って言われてた場所ばっかだぜ!」
ブラスムーン:「コレほどの規模の破壊はイッキ・ウチコワシには出来まい」
ハートレス:「…あんたそんな無駄な技能あったの…?」
トライヘッズ:「ソウカイヤを…潰しに来てるってことか…」
トライヘッズ:「ってなんでそんなことわかんの…感知か!」
ムラサキ:「……ムウーッ」
フリントアーム:「お前・・・ソウル感知能力が高いのか?」
フォルブレイズ:「…わかるのか、チョコハンター=サン。…そうなると、やはりザイバツか」
ブラスムーン:「便利なのか何なのか……」
ストーンカ:「……詳しいですね、チョコハンター=サン」
チョコハンター:「フフ……マカセロヨ!」チョコハンターはバレンタインデー自分にチョコをくれる気配を探り続けることにより感知能力を鍛えたのだ!
ドラゴンボーン:「だが女の心は感知出来ないと?」
チョコハンター:「アバーッ!」ドラゴンボーンの発言によりチョコハンターの精神に2ダメージ!
フリントアーム:「・・・もうしばらく手伝ってくれ。そうしたらここの女子と合コンしていいぞ!」
チョコハンター:「マジデ!?」フリントアームの発言で精神力1回復!
ハートレス:「ええー…心底嫌なんだけど…」
チョコハンター:「アバーッ!」ハートレスの発言でまた1ダメージ!
フリントアーム:心の弾性がすごい
ハートレス:ぼよんぼよんしてる
ストーンカ:ココロがスーパーボールかコイツ
ブラスムーン:奇っ怪な精神のニンジャだ
ストーンカ:「……哀れだ」
トライヘッズ:「悲しい物語だね」
ブラスムーン:「ハートレス=サンが嫌がっている。やめてくれ」
ムラサキ:「ザイバツ以外のニンジャ組織の可能性もなくはない…」
「ごうこん…?」
ハートレス:「うん、スケルター=サンはそれでいいわよ、うん」
ムラサキ:「ワカッタ」
チョコハンター:「それはともかくもうすぐ着くぜ……!」
ヒナコ:「見えてきたよ!」ヒナコが窓から身を乗り出す!
ハートレス:「よし、おしゃべりはここまでかしら」
ドラゴンボーン:「……運転の腕は確かなようだな」
フリントアーム:「・・・」
ムラサキ:「……」心配そうに見る
ブラスムーン:「ああ」
フォルブレイズ:「了解。何はともあれありがとうございます。チョコハンター=サン、モウケ=サン」
ヒナコ:「ハラジュクが……見えてきた!」今はまだ無事のようだ、だがその一角が白いキリに包まれて見えない!
ヒナコ:「あそこ……ウチじゃない!?」
トライヘッズ:「なんだかんだで…アリガト!チョッコ=サン!」
ハートレス:「まずは中を改めてから防備を固めるべき…アッ”あれって…」
フォルブレイズ:「なんだ、あれは」
トライヘッズ:「アイエッ!?」
チョコハンター:「ドーモ!惚れるなよ!」
トライヘッズ:「惚れないよ」
チョコハンター:「アバーッ!」
ハートレス:「…すっごい見たことあるジツなんだけど…」
ドラゴンボーン:「霧…?」
フリントアーム:「奴かッ!」
ムラサキ:「霧…これは…」
フリントアーム:「ならば狙いは・・・」
ハートレス:「カガミね」
トライヘッズ:「ナニナニ!?知り合い!?」
ブラスムーン:「知っているのか!?」
ハートレス:「うちを襲ってきたやつよ、そのジツ」
ヒナコ:「チョコハンター=サン、あの霧のあるところに!」
ストーンカ:「……チッ」
フォルブレイズ:「なるほど、これが話に聞いたレッドウォール=サンとやらか?」
トライヘッズ:「………この前言ってたアイツらか…!」
チョコハンター:「エッ、あの霧車通って大丈夫なヤツなの!?」
ブラスムーン:「ザイバツの……!」
ムラサキ:「頼んだ」
ハートレス:「ダイジョブ、ダイジョブ、さっさと行きなさい」
フリントアーム:「出ることはできんかったが、入ることは出来る筈だ」
トライヘッズ:「…二度目の襲撃か…!まずはこっちをナントカしないと…」(オネガイ…みんな無事でいて!)
ストーンカ:「行け、殺すぞ」
チョコハンター:「アイエエエ……!こうなりゃヤケだ!」チョコハンターはアクセルを踏み込む!
ヒナコ:「行け————————!!」
ドラゴンボーン:「へェー」 ((んじゃチョコハンター=サンも出れなくなると?良いデコイゲットだぜ))
フォルブレイズ:「念のため衝撃に備えるぞ!」
ブラスムーン:「応!」
ドラゴンボーン:頭を抱え、膝の間に!対ショック姿勢!
ムラサキ:「承知ッ」
ヒナコ:「!」ヒナコはスケルターの胴体にしがみつく
トライヘッズ:「オウ!」
フリントアーム:「懲りない奴だ・・・」ニューロンに炎が迸る
地の文@NM:白いバンはハラジュクの中を突っ切り、白い霧の中へ……飛び込んだ!!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【ハラジュク/孤児院】
ギャギャギャギャギャ!
CRAAAAASSH!
地の文@NM:白い霧の中突入した白いバンは孤児院の庭へ入り、格好良くドリフト停車を試みて失敗、孤児院の壁に激突した!
ハートレス:ミスってんじゃねえ—!
トライヘッズ:ミスんなー!
フリントアーム:「グワーッ!」
チョコハンター:「クソ、マリカーなら完璧なのに……」
フォルブレイズ:「ヌウーッ!」
ハートレス:「あー壁代弁償ね?」
ヒナコ:「あいたたたた……」スケルターにしがみついていたから無事であった
ムラサキ:「チョコハンター=サン。あとで直しておいてくれよ」彼の方を掴む
トライヘッズ:「ウンウン」
フォルブレイズ:「ゲームと一緒にするな!!」
ハートレス:「後でストーンカ=サンが取り立てに行くから」
チョコハンター:「アッハイ」
ブラスムーン:「……弁償するのだぞチョコハンター=サン」
チョコハンター:(バイト代残るかなあ……)
フリントアーム:「今はどうだってよい!それよりも家とカガミだ」
ムラサキ:「それよりも…アレは…」
フォルブレイズ:「ああ。一刻を争うぞ」
ドラゴンボーン:((若干アワレになってきたが、まあいいか!))
地の文@NM:車から降りた一行を出迎えたのは、1人の小柄な少女と、無機質なニンジャの大群であった。
地の文@NM:少女は赤いフード付きのパーカーに、ヘッドホンを首元につけている。
メンポこそつけていないもののその存在感は紛れもなくニンジャだ。
レッドウォール:「ドーモ、レッドウォールです。ゴキゲンヨ!」
トライヘッズ:「アレは…」
ブラスムーン:「プリズナーを率いている……」
ムラサキ:「ヌウッ。レッドウォール=サンか…」
ハートレス:「ア”ー!二度とくんなって言ったのに!」
トライヘッズ:「ドーモハジメマシテ、レッドウォール=サン。トライヘッズです。」
レッドウォール:「いやあ良いよなあこのニンジャ。もらっちゃったんだ」
ドラゴンボーン:「チェンジで。なンで小娘ばっか来るのかなァ……」
ハートレス:「ドーモ!ハートレスです!バカ!」キツネサイン!
ムラサキ:「ドーモ、レッドウォール=サン。ムラサキです。ゴキゲンヨ」
ブラスムーン:「ドーモ、レッドウォール=サン。ブラスムーンです」
ドラゴンボーン:「ドーモ、ドラゴンボーンです」
フォルブレイズ:「…なるほど、ジツか」
フリントアーム:「ドーモ、レッドウォール=サン。フリントアームです。申し訳ないがパーティに御招待した覚えは無いが」
レッドウォール:「悪いね。今日は”俺達の”パーティでもあるのさ」
フリントアーム:「その身体はさすがに趣味がわるくないか・・・」
レッドウォール:「そうか? 俺は気に入ってるんだけどなあこのラジコン」
ハートレス:「あーもう!しつこいんだから!」
フォルブレイズ:「ドーモ、初めまして。レッドウォール=サン。フォルブレイズです」
ムラサキ:「丁重にお帰り願おうか」
フリントアーム:「童女になりきる趣味はな・・・。まぁ、焼くんだが」
ストーンカ:「ドーモ、ストーンカです。ふざけた肉体ですね、レッドウォール=サン。
ソウカイヤのお下がりとは予算、貰いそこねましたか?」
ブラスムーン:「ラジコンだと?」
トライヘッズ:「その身体って…オンナノコじゃないの?」
ハートレス:「あいつは他のやつに取り付くジツを使うっぽいのよ」
ムラサキ:「左様…」
トライヘッズ:「アーフムフム...」
レッドウォール:「そうなんだよ、いつも十分な予算もらえなくてさあ」レッドウォールはヘラヘラと笑った。「まあ、ニンジャの身体が使えることって滅多にないんだぜ?いいだろ」
ハートレス:「ウォーロック=サンみたいな感じね」
レッドウォール:「そして、やっと名乗っていいことになったんだ。改めて名乗らせてくれよ」
フォルブレイズ:「ウォーロック=サンめいたジツか、なるほど」
ハートレス:「だから体を壊しても意味ないし…」
フリントアーム:「なに?」
ハートレス:「?」
ブラスムーン:「なるほど、ろくでなしか」
トライヘッズ:「ナルホド...?」
フォルブレイズ:「何?」
レッドウォール:「ドーモ、ザイバツ・シャドーギルドの新入りグランドマスター、レッドウォールです」
レッドウォール:レッドウォールは改めてゆっくりと頭を下げた。
ハートレス:「…バ———————カ!」
ストーンカ:「……これはこれは出世されたことで」
ムラサキ:「……何ィ—ッ!」
フリントアーム:「グランド・・・マスターッ!?」
ハートレス:「くんな!」
トライヘッズ:「…グランド…マスター…!?」
フォルブレイズ:「…成る程、ザイバツ・グランドマスター…!」
トライヘッズ:「成る程…スゴク…強そう!」意味が分かっていない!
レッドウォール:「まあウチの中の階級の話してもわかんねえよな。誰かに自慢したかっただけなんだ」レッドウォールはヘラヘラと笑う
ハートレス:「だ—————!もう!何でこんなに面倒ごとばっかり起きるのようちは!」
ドラゴンボーン:「グランドマスターだか何だか知らんが、粗茶カラテしか出せンぞ」
フリントアーム:「お会いできて光栄だね。滅多にキョートから出ないと聞いていたが。わざわざキョートくんだりからネオサタマまで御苦労なことだ」
トライヘッズ:「こんなにニンジャいる上にレリックまであるし…シカタナイかも…」
レッドウォール:「まあまあ、今日は俺は戦いに来たわけじゃないんだよ。伝えに来たんだ」
フォルブレイズ:「とにかく最上位の幹部と覚えておけばいい。トライヘッズ=サン」
ストーンカ:「ほう」
ハートレス:「…アアん?」眼光!
ムラサキ:「ヌウ…ザイバツグランドマスター…ザイバツシャドーギルドの中でも特に高位のニンジャの称号…!」
トライヘッズ:「つまりは…スッゴク強いってことだね。分かった。」
レッドウォール:「もう薄々気づいてると思うが、ネオサイタマは今日この瞬間我々ザイバツ・シャドーギルドが支配した」
ムラサキ:「ヌウ」
トライヘッズ:「……!?」
ストーンカ:「……それはそれは」
フリントアーム:「やはりあの爆発はザイバツか」
ハートレス:「…は———————…まあそれしかないわよね…」
レッドウォール:「お前達がラオモトとアルマゲストを滅ぼしてくれたからな、便乗したのさ。もうソウカイヤの拠点は全部抑えた」
フォルブレイズ:「なるほど。それで?」
ドラゴンボーン:「……速すぎる」
トライヘッズ:(ソウカイヤを滅ぼしたと思ったら…ザイバツが!?)
ストーンカ:「感謝状でも届けに来ましたか?」
レッドウォール:「おう!今書こうか?」レッドウォールはニコリとストーンカに笑いかける。
フォルブレイズ:「…成る程。しかし、なかなか対応の早いことだったな」
ハートレス:「バーカ!あんたの首ぐらいしかいらないわよ!」
トライヘッズ:彼女でも流石にザイバツは知っている!内諜部門は楽ではない!
フリントアーム:(こいつら、何故俺たちがラオモト達を倒したことを知っている・・・?)
レッドウォール:「お、今(何故俺たちがラオモト達を倒したことを知っている・・・?)って思った!思っただろ!」
ムラサキ:「う、ウム。確かに思った」
フリントアーム:「む。そうだ。思ったぞ。どうやって知ったんだ」
ストーンカ:「残念、この迷惑な客をどうやって殺そうかなって思ってました」
レッドウォール:「それはなー……アッ、言うと怒られるだったわ」ニヤついた笑み。
ハートレス:「わかったでしょ、こういう腹立つやつよ」
フォルブレイズ:「ま、ぁ。期待はしていなかったぞ」
フリントアーム:「チッ」
ブラスムーン:「フン」
トライヘッズ:「そこまで頭が回ってないからダイジョブだよ!」
レッドウォール:「エェ……」
ドラゴンボーン:「いいぞトライヘッズ=サン、そうやって相手の予想の斜め下を行け。」
トライヘッズ:「むぅー…」褒められてもあんまり喜べないトライヘッズであった。
ハートレス:「たぶん頭の中の方は本物だからそっちが有効ね、頼んだわよストーンカ=サン」
レッドウォール:「ともあれ、本気で感謝してるんだよ。ラオモトはなんとかなるってめどついてたけど、アルマゲストはマジでどうしようか考えてたとこだったから」
ブラスムーン:「何?」
フリントアーム:「礼は良いから、それで早く要件をいってくれ。これから飯なんだよ」
フォルブレイズ:「俺たちはどうにかなるとでも?」
レッドウォール:「あー悪い悪い。結論から言うわ。ザイバツに来る気は無いか?全員にマスター位階を用意する。俺の部下としてだ」
ストーンカ:「Foo」
トライヘッズ:「………」
レッドウォール:「予算は潤沢だぜ?なんなら1人からでも歓迎する」
フリントアーム:「随分な高待遇だな」
◆注意◆
この選択は二部でのPCの立場に関わります
ムラサキ:「……断る。モータルを軽視する組織と聞く。」
「それにこの前の事を忘れたか…!」
ハートレス:「ケッ」
ブラスムーン:「マスター位階とはまた」
ストーンカ:「……へぇ」
ドラゴンボーン:「マジでぇ」
ハートレス:「前も断ったじゃない、バカなの?」
トライヘッズ:「…悪いけど…ワタシはニンジャ組織に入るつもりはないよ」
トライヘッズ:(けど…別に私以外が入るなら止めないからね。スパイにもなれるし。)
フリントアーム:「・・・他の契約の条件は?」
レッドウォール:「ん?そこのモータルが鎖になってるなら、俺が今すぐ殺してもいいんだぜ?」レッドウォールはヘラヘラと笑う。
ハートレス:「だから断ったんじゃないの、バカ」
ヒナコ:「……」スケルターの腕を強く握る。
ムラサキ:ヒナコをかばうように立つ
ブラスムーン:「ふざけるな」
トライヘッズ:「………そういうことは、言わないほうがいいよ」
ストーンカ:「良いですねぇ、高待遇……」ストーンカもヘラヘラと笑い返す。
レッドウォール:「だろ?もしサイバネつけたいなら補助するし、ジツの修行をしたいならメンターを紹介するよ」
ドラゴンボーン:「有給休暇が年365日付与されるならば考えるが……」
レッドウォール:「それは俺もほしいなあー有給」
フォルブレイズ:「なるほど、確かに待遇は悪くないな」(だが、今の発言で気が変わった)
ハートレス:「知らないわよ、あんたの休みなんざ」
トライヘッズ:「ウーン…ザイバツもザイバツで世知辛いんだね」
トライヘッズ:年齢がだいたい同じなため、謎の親近感が湧いているトライヘッズであった。
レッドウォール:レッドウォールはチラリと振り返り、後ろに立つ40人近いプリズナーを見た。「まあ、もう今日の収穫は十分ではあるんだけどさ、お前達はどうしても惜しいから」
ムラサキ:「……」カラテ警戒を続ける
ハートレス:「は—————…そのストーカー気質やめた方がいいわよ?」
ハートレス:「断ってんじゃないの…バカ」
ストーンカ:「……うーん、ちょっと考えさせてもらって良いですか?」ストーンカはその場でザゼンを組んだ。
ドラゴンボーン:「その口ぶりだとあまり休みは無さそうだな……スマンが俺はこれから366日の休暇に入るつもりでな……」
ストーンカ:「ちょっと考えさせてくださいねぇ……」
トライヘッズ:「案外お似合いかもね。ヒナコチャンはワタシが絶対守るからアンシンして!」
ブラスムーン:「説得というにはお粗末すぎるな」
フリントアーム:「サイバネ嫌いのザイバツとしては破格の待遇じゃないか。そんなことしてお前さんの境遇はどうなる?」
レッドウォール:「んー?俺は割と自由が許されててね。こういうことができるからさ」
レッドウォールが小指の先をピクリと動かす。その瞬間——
プリズナー:「ガンバルゾー!ガンバルゾー!ガンバルゾー!ガンバルゾー!」
プリズナー:プリズナー達が突然邪悪なチャントを上げ始めた!
ムラサキ:「なんと禍々しい…!」
フォルブレイズ:「悪いが、結論だけはなして一方的に自分の都合で話すのは嫌いだ」
ハートレス:「…ア”ーうるさい…」
ドラゴンボーン:「ウェー……」
ブラスムーン:「……それが?」
ハートレス:「うるさいのは嫌いよ」
ストーンカ:「……」ストーンカはザゼンを組み、集中している。
フォルブレイズ:「…自由、ね」
トライヘッズ:「ウルサイよー」
フリントアーム:「ハ ハ ハ。サイバネ使いは雁字搦めの鎖付きか。なるほどね」
フリントアーム:「よく理解した」
レッドウォール:「近所迷惑だったか、ハ ハ ハ」
フォルブレイズ:「自由とは、許しを請って得るものではない」
ハートレス:「私たちに迷惑よ、バカ」
トライヘッズ:「メイワクメイワク」
レッドウォール:「そうか」レッドウォールは心底残念そうに言った。
ブラスムーン:「で、どうするつもりだ」
ハートレス:「そりゃ殺りあうんでしょ」
ハートレス:「全く…疲れてるって—のに…」
トライヘッズ:「そうかな…手駒を失うのはやりたくない…っぽいね」
ムラサキ:「何人でも相手になるぞ。ザイバツ…!」カラテ警戒を続ける
レッドウォール:「……ここでお前達を皆殺しにする」レッドウォールは40人以上はいるプリズナーを振り返り……「ってのはやめとくか」
ストーンカ:「ほう?」
ハートレス:「…ん?」
ドラゴンボーン:「ン……?」
フォルブレイズ:「ほう?ではどうする」戦闘態勢
ストーンカ:ストーンカはザゼン集中を解いた。
ブラスムーン:「返り討ちに……ん?」
フリントアーム:「どうした。わざわざアイサツに来たわけでもあるまいに?」
ムラサキ:「…なぜ?」
レッドウォール:「今お前らと戦っても貴重な戦力消耗するだけだし、俺駒落ち戦って大嫌いなんだよ」
ストーンカ:「私がプリズナーを皆殺しに出来ることに気づきましたぁ?」
ハートレス:「今のうちにあんたを殺りたいところだけどねこっちとしては、コマ落ちの間にね」
レッドウォール:「お前ら、虚勢張ってるけどもうボロボロだろ」
ハートレス:「…」
ムラサキ:「何のことやら」
トライヘッズ:「…バレた…」
ハートレス:「こら言わないの」ぽこっ
トライヘッズ:「ンアー」
フリントアーム:「あいかわらずのショーギのつもりか」
ブラスムーン:「チッ」
フォルブレイズ:「どうだろうかな?」
フリントアーム:「どうかな?その貴重な身体くらいは喰いついて壊せるかもだぞ?」
ハートレス:「体壊しても次があるからあまり意味ないわよー…」
ドラゴンボーン:「……他に目標があって既に達成したと?」
レッドウォール:「もちろん!ここが最後なんだよ。えー話がわかりそうなやつは……」
レッドウォールは一通りニンジャ達を見渡し、ストーンカを見た。
レッドウォール:「月200万、払えるか?」
トライヘッズ:「ウワッ」
ブラスムーン:「ミカジメか」
ストーンカ:「……良いですよ」ストーンカはレッドウォールを見返した。
ストーンカ:「準備期間は頂きますが」
トライヘッズ:「さらにウワッ」
ハートレス:「エッ?あんながめついあんたが何言ってんの?」
ムラサキ:「何…」
レッドウォール:「ウオッ、即答かよ。滅茶苦茶な額要求したつもりだったのに」
フォルブレイズ:「なるほど、そういうことですか」
ムラサキ:(((前と一緒ではないか…!)))
ドラゴンボーン:「割合……良心的だな」
ストーンカ:「……ただし、外組織との調整金はその200万から出してください」
ストーンカ:「我々はか弱いので」
トライヘッズ:「…アーッ…」(ミカジメをミカジメに…)
レッドウォール:「アー……仕方ねえな。まあ今の所ネオサイタマにそんなでけえ組織はねえし……いいだろ」
ストーンカ:(……200万は惜しい、かなり惜しいが……ここでごねるのは面倒なことになる)
ストーンカ:「まあ、ここはお互いに無理はしないでおきましょう……」
フリントアーム:(ビガーケージズ、ロンガーチェイン、俺はまだ鎖に囚われたままか)
フォルブレイズ:「…」(実際、なかなか不利な立場。如何したものか)
レッドウォール:「扱いはニチョームと一緒でいいな?自由は許してやる。だがウチの傘の下でだ」
ムラサキ:(((勝手に話を進められてる気がする…!)))
「ダイジョブなのか、ストーンカ=サン」
ストーンカ:「ええ、それで構いませんよ」
ハートレス:「…あんたがそういうなら、ダイジョブなんでしょう」
ブラスムーン:(口惜しや……)
トライヘッズ:「助けてくれてアリガトね、ストーンカ=サン。」
ストーンカ:「ただ」
レッドウォール:「……?」
ストーンカ:「我々の戦力がソウカイヤを潰したことはお忘れのないように」
ムラサキ:「……」
ハートレス:「…まあ必要とあれば…ねえ?」
トライヘッズ:(カ…カッコイイ…!)
ドラゴンボーン:「ほぼ完全な自治権……?気に食わんが良心的なんだよなァ……」
フォルブレイズ:「実際、話にならなくなれば、…何をするかはわからないですよ?」
ブラスムーン:「……」いつでもかばえる態勢を崩さない
フリントアーム:「・・・」真っ直ぐレッドウォールを見据える
ストーンカ:「ま、仲良くやりましょうね!」
レッドウォール:「……ヒ、ヒ、ヒ。ほんと惜しいなあ、だから部下に欲しかったんだよ」
トライヘッズ:「そういうわけで協定は済んだからカエッタカエッタ!」
ハートレス:「あんたの部下なんてなるわけないでしょ、べーだ」
レッドウォール:「グンシ・ジツ」レッドウォールは笑うと、呟いた。
レッドウォール:その瞬間、白い霧が解かれハラジュクの風景が戻ってくる。
地の文@NM:そして、いつのまにかニンジャ達の後ろを取り囲んでいたプリズナー達も……!
トライヘッズ:「グヌヌ…」
ムラサキ:「ぬ、ヌウーッ…罠か」
フリントアーム:「チッ、すっかり囲んでから話し合いに応じた振りしてたわけか」
フリントアーム:「まぁ、それだけこちらを買ってると思おう」
ブラスムーン:「……なるほどな」
レッドウォール:「ま、正直この戦力でも落とせるかどうか怪しかったからさ!戦わなくてすんで良かったよ!」
ストーンカ:「……ええ、弱敵相手は私一人で十分ですから!」
フォルブレイズ:「話にならない話は実際嫌いだ」
ハートレス:「…あー気に食わない…」
ムラサキ:「……もう1ダースほど連れてくるがいい」
レッドウォール:「俺は約束は守るさ」
レッドウォールはカラカラと笑うと、ニンジャ達に背中を向けた。
レッドウォール:「協定が良心的なのは、それだけお前達を買ってると思ってくれ」
ブラスムーン:「”俺は”ね……」
フリントアーム:「で、粗チャしかないがまだ用向きが?」
レッドウォール:「いや、これで終わりさ」レッドウォールは笑うと言った。「じゃあ、オタッシャデー!また会おうな!」
トライヘッズ:「二度と来るなー!」
ハートレス:「はいはい、さっさと帰って頂戴な、塩巻くわよ塩」
ムラサキ:「……フン」鼻を鳴らす
トライヘッズ:「いやだなー!オタッシャデー!」
フリントアーム:「オタッシャデー。また一昨日にでも」
ハートレス:「もう会いたくないわよー」
ブラスムーン:「オタッシャデ。二度と来るな」
フォルブレイズ:「ああ。オタッシャデ。…また会わないことを祈っている」
ムラサキ:「オタッシャデー…」
ストーンカ:「……オタッシャデー」ストーンカは一応の同盟者に対して礼儀を見せる。
ストーンカ:「ハァーッ…………!」
ストーンカ:ストーンカはその場に崩れ込んだ。
ストーンカ:「つかれた」
ハートレス:「…」
ドラゴンボーン:「オツカレサマだな」
ハートレス:「…しばらくパチンコとかもなしね?」
トライヘッズ:「オツカレサマー。」
ドラゴンボーン:((……ナルホド、これだけの戦力を落とされると他の地域の支配に支障が……?)) 「つまりそこまで盤石ではないと」
トライヘッズ:「ハァ………オワッタ…ツカレタ…キンチョーした…座り込み、地面にへたり込む」
ヒナコ:「……良かった」スケルターの腕にしがみついたまま、ヒナコは小さくため息をついた。
ハートレス:「…ア”ー”…フロ入りたい…ご飯食べたい…眠い…」
ムラサキ:「ウム…」へたり込む
フリントアーム:「お疲れ様、ストーンカ=サン。流石の判断だった」
ムラサキ:「ムウ…疲れた」
ヒナコ:「もう、戦わなくて済むならそれが一番……」
ブラスムーン:「とんだ珍客もあったものだ……」
ストーンカ:「無礼なニンジャではありますが、一応はケツモチです……戦うまでは牙を見せなさんな」
他のニンジャ達に向き直る。
フォルブレイズ:「…さて、終わりか?…」周囲を警戒する
トライヘッズ:「またアナタが操られたり人質に取られたりしたらどうしよう…って思ったよヒナコチャン。」
フリントアーム:「君の即断がなかったら危なかったかも知れん」
ハートレス:「アイ、アイ、実際助かったわよ…えらい」
地の文@NM:フォルブレイズ達が周囲を見渡すと、約束を守ったつもりなのかハラジュクの被害は無いようだった。
ムラサキ:「…孤児院は無事だな…?何も取られてないないといいが」
ストーンカ:「はっきり言ってあと50万ぐらいは交渉の余地はあったきがしますが、まあ悪くはないでしょうフリントアーム=サン」
ストーンカ:「まあ、良し」
ブラスムーン:「交渉事はな」
フォルブレイズ:「…どうやら、終わりか…」「ストーンカ=サン、実際助かりました」
フリントアーム:「ああ。あそこで奴から首肯を取れただけでもバンザイだ。あとは追々だな」
ハートレス:「うん、とりあえずはよし、そういうことにしておきましょう」
トライヘッズ:「ワカッテル。むしろなんとかしてナカヨクなれないかな…流石にあんなこと言う人とはムリなのかな」
地の文@NM:だが、それ以外の街々のあちこちからは火の手があがり、煙が上がっている。今なお爆発音が轟く場所もあった。
ドラゴンボーン:「未来の社長殿の鱗片を垣間見たぜ」
トライヘッズ:「……一通りの事が済んだら…行かなきゃ。家族が心配…」
フリントアーム:「さて、どうするか」
ストーンカ:「さて、ゆっくりしておきたいところですが……」
フォルブレイズ:「ああ、まだ話の通じる相手でよかった」
ハートレス:「ん?なに、こいつ社長になるの?」ストーンカ=サンを指さして
フリントアーム:「取材にいこうかね」
フォルブレイズ:「なるらしい」
ハートレス:「エエ…?」
新たなる支配者ザイバツ・シャドーギルド。
しかし孤児院のニンジャ達は
ハラジュクの自治権を彼らから勝ち取ることに成功した。
ストーンカ:「モンキ=サンに連絡、今月のミカジメ料は既にソウカイヤに収められていないか確認」
「まだなら、とっとと取り立てさせなさい」
フリントアーム:「ニチョームは無事のようだが、他はどうなってることか」
トライヘッズ:「なるんだー」トライヘッズはダウナーであった。
ブラスムーン:「……ザイバツ・シャドーギルド」非道の行いを見て頭に血管が浮かび上がる
ハートレス:「…意外と仕事が速いわね…?向いてるかもね?」
では、これからは?
これから彼らはどうするのか。
いや、今はまだ考えまい。
ムラサキ:「周囲を警戒しつつ…食事とケガの治療をするか」
ストーンカ:「もし、収められているなら……ナンシー=サンの報酬から200万出すしか無いですね……ハァ……」
ドラゴンボーン:「アイ、アイ」 モンキにIRCで通達しておく
ヒナコ:「こら!今からやることは決まってるでしょ!」ヒナコは白いバンを叩いて叫んだ
トライヘッズ:「ウン…アイエッ!?」
ハートレス:「…そうね、とりあえずはみんな無事でいることを喜びましょう、ね?」ブラスムーンを撫でる
フォルブレイズ:「…さて、ザイバツ…実際予測だけはできたが、こうまで手が早いとは」
ムラサキ:「ウム…これもどかさないと…」
ドラゴンボーン:誰かの部下めいて振る舞うのを意外と愉しんでいる
ブラスムーン:「とりあえず今日は宴会か?」
ヒナコ:「そ!全員無事に帰還!ならパーティ! フジキド=サンもナンシー=サンも呼んでくる!」
ストーンカ:「……ま、宴会ですね」
ストーンカ:「頼みました、ヒナコ=サン」
ハートレス:「そうね、たっぷり食べてたっぷり飲むわよ」
フリントアーム:「む。そういえば、飯は食ってなかったな」
ブラスムーン:「そしてたっぷり寝るとしよう」
フォルブレイズ:「確かに。まずは、疲れをいやしてアルマゲストに勝てたことを祝いましょうか」
ドラゴンボーン:「酒ならしこたまあるしな!」 略奪品!
トライヘッズ:「アッIRCで来たけど家族たちダイジョブだって!ヨカッター!」
ムラサキ:「そっちであったか。いいなそれは!」
ハートレス:「そうね、私も作るわよご飯」
トライヘッズ:「これで宴会できる…ヤッター!」
ブラスムーン:「良かったなトライヘッズ=サン」
ハートレス:「ええ、本当に…」
ラオモト・カンとアルマゲストは打倒され、
ソウカイヤは滅びた。
だが、ハラジュクは守られた。
今はそれでいいのだろう。
ストーンカ:これでいいのだ!
ハートレス:これでいいのだ!
トライヘッズ:これでいいのだ!
ヒナコ:「ヤモト=サンも無事だって!これから来るってさ!」
トライヘッズ:「ヨカッタ...」
ムラサキ:「オオ・・・ 」
フォルブレイズ:「俺は買い出しに…今は無理か」
トライヘッズ:「ワオワオー!」
ドラゴンボーン:「ニチョームも無事と」
ハートレス:「配膳とか手伝いなさいな」
ストーンカ:「さあ、スシを握りましょうか」
地の文@NM:ネオサイタマが。炎上している。
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ニンジャスレイヤーTRPG
第一部「ネオサイタマ炎上」完
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その後の日常・デイ・アフター・デイに続く
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