ネオサイタマ・イン・フレイム『オペレーション・スリー・アローズ』◆孤児院卓最終回◆炎の矢#4
→イン・フレイム#1→イン・フレイム#2◆最終決戦◆→イン・フレイム#3→
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【トコロザワピラー・オフィス】
少しだけ憩った一行は先を急いでいた!
ハートレス:6b6>=4
NJSLYRBATTLE : (6B6>=4) → 6,2,3,2,1,4 → 成功数2
トライヘッズ:11d6
NJSLYRBATTLE : (11D6) → 39[2,4,1,4,2,4,2,6,6,6,2] → 39
トライヘッズ:1d6
NJSLYRBATTLE : (1D6) → 3
フォルブレイズ:10d6>=4
NJSLYRBATTLE : (10D6>=4) → 45[6,6,4,3,6,6,1,3,4,6] → 45 → 成功
ブラスムーン:4d6+4d6>=4
NJSLYRBATTLE : (4D6+4D6>=4) → 11[3,3,4,1]+16[3,3,6,4] → 27 → 成功
トライヘッズ:「イヤーッ!」情け容赦なき股間狙いの蹴りが…クローンヤクザを殺害せしめる!
地の文@NM:「グワーッ!?」クローンヤクザは股間を押さえ悶絶して死亡!!
ハートレス:「イヤーッ!」ダイタタミバリ!心臓を貫く!
地の文@NM:「アバーーーッ!!」心臓貫通殺!
フォルブレイズ:「イィィィ…アイ!」強烈な踏み込みと共に左からの逆ケサギリ!ヒサツ・ワザ!ヒノデ!
地の文@NM:「……!」声を出すことすら許されぬ神速のイアイ!クローンヤクザ死亡!
ブラスムーン:「イヤーッ!」クローンヤクザ心臓刺突!
地の文@NM:「アバーッ!」サンコ・ソードによる心臓刺突殺!
ハートレス:「よし、次」
フォルブレイズ:「つまらん。次だ」
トライヘッズ:「ウン、次だね!」
フォルブレイズ:カタナを納める
ブラスムーン:「次は重犯罪者と呼ばれる連中か……」剣の血を払う
静まり返ったオフィスを進んでいると、突如爆発音が窓の外から響いた
ハートレス:「!」
トライヘッズ:「!?」
ブラスムーン:「あれは!」
見ると先程まで威容を見せていた対地迫撃砲が巨大な炎を上げ炎上している!
そして……爆発四散!
KRA-TOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM!
トライヘッズ:「ヤッター!」
ハートレス:「…おお、元気にヨロシクしてるみたいじゃないの」
ハートレス:(…みんな生きててよかったぁ…)
フォルブレイズ:「よし、どうやらうまくいったようだな」
ブラスムーン:「順調で何よりだ」
トライヘッズ:「これであとニンジャスレイヤー=サンの邪魔は対空砲だけ…!」
ブラスムーン:「聞いたとも」
フォルブレイズ:「ええ。しかと聞きました」
ハートレス:「ええ、そうみたいね」内心の安心はおくびにも見せない
トライヘッズ:「聞いた!」
ナンシー:《これで後抑えるべきは電算室と対空砲。それで血の矢を天守閣へと撃ち込める》
フォルブレイズ:「そして三本が同時に着弾して、ソウカイヤを滅ぼす」
トライヘッズ:《思ったんだけど…ナンシー=サンって結構ロマンチストだよね》
ハートレス:「いいじゃないの、ロマン」
ブラスムーン:「そうだな」
トライヘッズ:「ウンウン!夢はダイジ!」
フォルブレイズ:《ああ。夢を見られない世界は俺は嫌いだ》
ナンシー:《フフ、ハッカーはみんなロマンチストよ》
トライヘッズ:《そうなんだ》(ガンドック=サンも案外ロマンチストなのかな)
ブラスムーン:《そういうものか》
ハートレス:「平和に昼寝して夢見る世界にしたいところねえ」
ブラスムーン:「そうだなハートレス=サン」
フォルブレイズ:《そういうものがいいと俺は思う》
地の文@NM:「「「アイエエエエエエ!」」」
トライヘッズ:《昼寝はワタシも好きだなあ》
フォルブレイズ:「む」
トライヘッズ:「アイエエ?」
フォルブレイズ:「・・・?」
地の文@NM:一行が更に進んでいくと通常のヤクザやオイラン達が泡を食って逃げ出していく。
地の文@NM:……ニンジャではない。ソウカイヤを裏から支えていたモータル達だ
地の文@NM:彼らはいわゆるオフィスの事務員であり……逆に言えばここから更に上の階層こそが、真のニンジャの世界とも言える。
ハートレス:「意外と非戦闘員もいるのねえ」
フォルブレイズ:「先ほどの爆発で何かが誘爆したか?」
ブラスムーン:「ニンジャばかりではソウカイヤもやってはいけないだろうしな」
フォルブレイズ:「そうだな。表の顔もある」
トライヘッズ:「そりゃそうだよ。モータルがいなきゃニンジャも生まれないし…」
ハートレス:「…」(奥から何か…?来てるのかしら?)
ナンシー:《……妙ね、ここまで侵攻されておきながらアルマゲストがなんら反応を示さない》
ナンシー:《本来なら泡を食ってプリズナーを送り込んできても良さそうなのに》
フォルブレイズ:《…確かに、それは奇妙だ》
トライヘッズ:《きっとアイツあほなんだよ!…と思えれば楽なんだけど…》
ブラスムーン:「よほど重犯罪者とやらに自信があるのか?」
ハートレス:【…つまり、雑魚が邪魔になるような奴がいるのかしらね?この奥に…】
フォルブレイズ:《作戦がうまくいっているのだと思いたいが、まず違う》
ナンシー:《……ええ。敵の本拠地に突入して、急に敵の数が減る。こういう場合ってあんまり良いことじゃないのよ》
トライヘッズ:《………悪いことなんだ…》←意味はよく分かってない
フォルブレイズ:《なるほど。つまり、モータードクロの様に目茶苦茶をするものが来る?》
ハートレス:【…まあ、すべて食い破るしかないわよ】
ナンシー:《つまり、雑魚は最早不要な絶対的に信頼の置ける門番がついているってこと》
ナンシー:《……注意して進んで》
トライヘッズ:【ここまで来ちゃったら…もうそれしかないね】
ブラスムーン:「アルマゲストにそのようなものがいるとはな」
ハートレス:「…ええ、行きましょう、私たちの未来のために」
フォルブレイズ:《なるほど。そいつさえいれば絶対に勝てる、ということか。さっきのヤクザのようになるのが関の山とだからな》
フォルブレイズ:《雑魚を並べても》
地の文@NM:ナンシーが言い終わるのを待っていたかのように、大型エレベーターの前に一行は辿り着いた。
地の文@NM:ここから先は、かつてソウカイヤに所属していた頃も許しを得た時しか入ることを許されなかったエリアだ。
ブラスムーン:「……行こう」
トライヘッズ:「フォルブレイズ=サン、カギ=サンのためにも、勝とうね。」
フォルブレイズ:「ああ。どのみちカラテあるのみ」
トライヘッズ:「………」ガンドック=サンとの日々を思い返す。彼は元気だろうか。
地の文@NM:一行はエレベーターの中に足を踏み入れる。
地の文@NM:扉が閉まると、エレベーターはゆっくりと上昇を始めた。
地の文@NM:外はガラス張りになっていて美しいネオサイタマの夜景が見える。
フォルブレイズ:「…シルバーカラス=サンの為というのは俺は好きじゃない。これは、俺たちの私闘だ。…もはやな」
ハートレス:「…こんな時でも景色はきれいねえ…」
ブラスムーン:「ウム……」
トライヘッズ:「それはそうだけど…ワタシはあの人のためという気持ちも抱きたいな」
フォルブレイズ:「…このような時でなくば、ゆっくりしたくもなってくるな」
フォルブレイズ:「ああ。トライヘッズ=サンはそれを大切にしてくれ。」
トライヘッズ:「キレイ…だけどアレザンギョなんだよね…オトウサンダイジョブかな…」
トライヘッズ:「ワカッタ。」
地の文@NM:夜景を空から無粋に照らすマグロ・ツェペリンがラオモトの選挙映像を映し出す。
地の文@NM:《…ファストフード企業への税金を安くすることで、価格を下げさせ……》
ハートレス:「実際そう思えるような人は貴重だものねえ…」
フォルブレイズ:(俺も、大切にできるか?…やるか。カラテ、イアイと同じだ)
トライヘッズ:「ウワァ。ファストフードばっかりだと流石に飽きそう」個人的な感傷
ブラスムーン:「そうだな。トライヘッズ=サンの良い所だ」
地の文@NM:……ポーン。マイコ音声は最早無く、無機質な音だけが鳴った。
ナンシー:《重犯罪者フロア。情報によれば、貴方達を模したニンジャ4人が守っているはず》
ブラスムーン:「着いたか」
ハートレス:「…」
フォルブレイズ:「そうだな」
トライヘッズ:「…?」大事なところを聞き逃していた!
ハートレス:「ストーンカ=サンなら使用料よこせっていうところねえ」
トライヘッズ:《ワタシを模した…ニンジャ…》
フォルブレイズ:「なるほど。だが所詮は模倣。俺たちじゃない」
トライヘッズ:「アハハ。きっとそう言うね。」
ブラスムーン:「然り」
フォルブレイズ:「フ、間違いない」
トライヘッズ:「ワタシの偽物…アタマが三つに割れるのかな」
ハートレス:「…んじゃあ使用料ふんだくりに行きましょう」
トライヘッズ:「うん!ふわふわローンで五倍付けだ!」
フォルブレイズ:「…そこまで再現したら最早ワザマエだな」
ブラスムーン:(ゴホーの剣士が敵にもいるのか……?)
フォルブレイズ:「甘い。プライスレスにつき無限だ」
トライヘッズ:「オニ…」
ブラスムーン:「フフフ」
ハートレス:「食費の足しになるわよきっと」
フィーア:「それは困りますね……我々、手持ちが厳しいもので」
地の文@NM:声は部屋の奥から聞こえた。
トライヘッズ:「そのニンジャも美味しくいただければ一石二鳥…ナニヤツ!?」
ハートレス:「…」(…さーて…)
フォルブレイズ:「…来た、いや現れたか」
ブラスムーン:「そうか。ならばアルマゲストから貰うとしよう」
フォルブレイズ:「そうだな。たくさんため込んでいそうだ。搾り取った金を」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
地の文@NM:青い大理石張りで巨大な柱がいくつも立つ部屋の奥に現れたのは4人のニンジャ
地の文@NM:……否、一人はニンジャというにはあまりにも巨体。
トライヘッズ:「アレが…ワタシの...ニセモノ!?」
ハートレス:「さて、どれがどれやら…わかんないわね?」
ブラスムーン:「再現しきれなんだか」
フォルブレイズ:「…なるほど。なかなかのオバケ」
地の文@NM:見た目は幼い少女にもかかわらず、巨大な肉体は奇妙なカートゥーンか、ギリシャ彫刻めいていた。
トライヘッズ:ソウルを感じた途端高ぶる恐るべき高揚感。しかしそれを心の内に抑える。
フォルブレイズ:「実際そのようだな。やはり所詮は模倣か」
フィーア:「ドーモ、ブラスムーン=サン。フィーアでございます」細い目をしたボンズがねっとりと言う。
◆フィーア(種別:ニンジャ/重サイバネ/プリズナー)
「守りとはイタミ……イタミとは守り……」
体力:17
精神力:7
脚力:2
カラテ:1
ニューロン:9-1
ワザマエ:5
ジツ:4+1(ムテキ)
近接攻撃ダイス:1
回避ダイス:8
◆装備や特記事項
装備:Pメンポ、ヘヴィニンジャスーツ
自動スキル:●痛覚遮断
選択スキル:◎タツジン(アイキドー)、◎頑強なる肉体
ジツ:★ムテキ・メイル、★イタミ吸収の構え
◇装備サイバネ(負荷6、精神-2、狂気1)
▲▲バイオサイバネ強化胴体
【体力】+8、『近接攻撃』ダイス+2個
△第二の心臓
△ジツ拡張サイバネ
▼自我崩壊
★イタミ吸収の構え
このニンジャは『●痛覚遮断』を自動取得する。
加えて「ムテキ・アティチュード」使用中に軽減成功した近接攻撃ダメージ分だけ
直ちに【体力】を回復する(上限は超えない)。
ジツや遠隔攻撃によるダメージ、および『サツバツ!』の出目6ダメージは吸収できないし
味方の攻撃で回復することもできない。
軽減できないダメージが発生した場合は、まず回復分による相殺を行ってから
最後に【体力】を減らすこと。
ブラスムーン:「ドーモ、フィーア=サン。ブラスムーンです」
ゼクス:「ドーモ、フォルブレイズ=サン、ゼクスです」剣士が傲然と言う。
◆ゼクス(種別:ニンジャ/プリズナー)
「僕はテンサイだ!ニンジャになってから修行したことなんて一度もない!」
体力:8
精神力:7
脚力:6
カラテ:5
ニューロン:6-1
ワザマエ:10
ジツ:3+2(ハガネ)
近接攻撃ダイス:16
回避ダイス:10
能力まとめ:ダイス8、8の殺人剣・各種ヒサツ付き
◆装備や特記事項
装備:カタナ
自動スキル:連射2、疾駆、不屈の精神
選択スキル:なし
ジツスキル:タツジン(イアイドー)
ヒサツワザ「ファイアフライ」
ヒサツワザ「タイノサキ(未熟)」
殺人剣(未熟)
攻撃ダイス+5、回避ダイス+2
◇装備サイバネ(負荷5、精神-1、狂気1)
▶▶▶サイバネフレーム
体力+3、精神+2
▷▷ジツ拡張サイバネ+
【ジツ】値+2
▶生体LAN端子
ニューロン判定ダイス+1
▼狂気:自我崩壊
フォルブレイズ:「ドーモ。ゼクス=サン。フォルブレイズです。」憮然としながら油断なく構える
ノイン:「……ドーモ、ハートレス=サン。ノインです」
◆ノイン(種別:ニンジャ/重サイバネ/プリズナー)
「……」
体力:7
精神力:5
脚力:5
カラテ:2
ニューロン:5
ワザマエ:8
ジツ:3+1(コリ・ジツ)
射撃ダイス:9
回避ダイス:8
能力まとめ:精密スリケンで回避Hの威力2の3連射
◆装備や特記事項
装備:クナイベルト
自動スキル:連射2、疾駆
選択スキル:タツジン(スリケン)、シャープシューター、時間差、スリケン急所破壊
ジツ:★コリ・スリケン(精神消費1マップ内継続、スリケンダメージ+1、回避ダイスダメージ2)
◇装備サイバネ(負荷6、精神-2、狂気1)
▶︎▶︎強化骨格
【体力】+3、【精神力】+2
▷▷スリケンアーム
連射+2
▶生体LAN端子
ニューロン判定ダイス+1
▷ジツ拡張サイバネ
▼狂気:薬物依存、自我希薄化
ハートレス:「…ドーモ、ハートレスです」
アハト:「アバー……アハト……」
◆アハト(種別:ニンジャ/プリズナー/ズンビー/アーチ(ヴァサゴ・ニンジャ))
「アバー……」
体力:25
精神力:6
脚力:3
カラテ:5
ニューロン:3
ワザマエ:3
ジツ:8(アクマ)
近接攻撃ダイス:6
回避ダイス:6
能力まとめ:毎ターン全員に2ダメージ程度の必中攻撃をバラマキ
◆装備や特記事項
選択スキル:●ズンビー肉体
アーチ能力:☆欠損部位再生、☆☆アーチ級のジツ、☆☆☆巨大化、☆☆☆不滅
●ズンビー肉体
・精神が0以下になっても爆発四散しない。
ただし知性が完全に失われ、回避判定を行うことが不可能となる。
・知性が低く、行動に戦略性が無い。
☆欠損部位再生
・出目6以外のサツバツ無効
☆☆メルトン・ジツ(アーチ級のジツ1)
・精神消費3
・【ジツ】×2倍のダイスでN判定を行う。
成功した数のダメージを同じ部屋内にいる敵に対しなるべく均等になるよう振り分ける。
必中。
☆☆☆巨大化
・身体のサイズ3×3
・ダメージ軽減1
・体力カラテの5倍
・サツバツ出目6を受けても即死せず基本ダメージ+D6に
・近接攻撃威力3、スリケン威力2
・敵からの回避難易度+1
☆☆☆不滅(悪魔との取引)
・体力へのダメージ・消費を精神力で代替できる。
・精神力へのダメージ・消費を体力で代替できる。
・精神力がニューロンの二倍となる。
▼自滅:戦闘中手番開始時に体力1消費
トライヘッズ:「ドーモ、アハト=サン。トライヘッズです。」
トライヘッズ:(ニセモノだけど…あの子のソウルは…ホンモノ…)
トライヘッズ:「…ナンデ?なんで私のニセモノだけビッグロリータ!?」
ブラスムーン:「なるほど、通常のプリズナーと違い自我が残っているのだな」
ハートレス:「鳥頭の再現とかできないんでしょきっと」
トライヘッズ:「シツレイナ!」
フィーア:「ええ。もちろんです、カラテにエゴは必要不可欠ですから。強い忠誠心さえあれば、自我を潰す必要はない……」
フィーア:「……おっとシツレイ、この子はまともに喋れなくてね。トライヘッズ=サンを目指して改造したニンジャですとも」
トライヘッズ:「改造………」トライヘッズに小さな怒りが芽生える
ハートレス:「…」
ゼクス:「イアイ使い、か。フン、大したソウルも感じない。ボンサイのようだな」
フォルブレイズ:「忠誠心、ね。ならばお前たちにはあるというのか?」
ハートレス:「ボンサイ?よく飾ってあるわよねボンサイ」
アハト:「アバー……」
フィーア:「ええ、もちろんです!アルマゲスト=サンは私の罪を許してくださった!」
トライヘッズ:「………なんでこの子はプリズナーになったの」
ブラスムーン:「罪ね……」
ハートレス:「…罪…」
ノイン:「凡才も盆栽も変わらん。置物という意味ではな」
フォルブレイズ:「下らん御託はいい。結果がすべて、それだけだろう?」
アハト:「アァ……?」
トライヘッズ:アルマゲストに許される罪、と聞いたところで欺瞞しかないと感じた
フィーア:「聞いてくださいますか!この子がプリズナーになったのは私の罪なのです!」
ハートレス:「…罪は永遠に許されないわよ」
ハートレス:「一生ね」
トライヘッズ:「アナタの罪…?」
ブラスムーン:「ほう……聞こうか」
フィーア:「この娘は、まだ10の年齢にして強大なるアクマ、ヴァサゴ・ニンジャに憑依されました……。ニンジャとなったのです」
フィーア:「ソウカイヤは速やかにこの情報を掴み、この娘の両親を殺し、連れてきました」
ブラスムーン:(アクマ……)
トライヘッズ:「………!!!」
フォルブレイズ:「…」黙って聞いている
ハートレス:「…」
ハートレス:「…」
ハートレス:「…殺した?」
ハートレス:「両親を…?」
フィーア:「ええ、なんという罪でしょう……我ながら罪深い……」
フィーア:「ですが、この娘はソウカイニンジャになることを拒否したのです。まあ、それだけならいつもどおりソウルを抽出して、他の身体に入れてズンビーにするところ……」
ブラスムーン:「……」
トライヘッズ:「オマエ…」
フォルブレイズ:「その通りだな。実際罪深い」
フィーア:「ですが、この娘は奇跡的にも恐ろしいほどにヴァサゴ・ニンジャとの適正があった」
フィーア:「INWの研究者であった私は悩みました。これほどソウルと適合する肉体からソウルを抽出するようなことが許されて良いものか……」
トライヘッズ:「許されるわけがないでしょ!!!」怒る!
フィーア:「でしょう!そんなことニンジャソウルに対する冒涜です!」
ハートレス:「…」
ブラスムーン:「IMW……リー先生の部下だったのか」
フォルブレイズ:「…」(読めてきたな。くそみたいな人形劇、か)
フィーア:「なので我々は、この娘を生きながらにしてズンビーにすることにしました」
フィーア:「ああ、なんたる罪深さ!悪魔の所業!!」
フォルブレイズ:「…」顔をしかめる
ハートレス:「…お前はもう…しゃべるな」
トライヘッズ:「………文字通り、『オニンギョサン』ってワケだね。」
フィーア:「薬液をニューロンに注入し脳死させ、身体をズンビーに作り変えた……」
フィーア:「するとニンジャソウルの奇跡!ヴァサゴの力はこの娘の身体を作り変え、巨大化させたのです!見て下さいこの角!羽!アアーッ!イィーッ!美しいィーッ!!!」
トライヘッズ:「もう黙れ。殺す。」
トライヘッズ:トライヘッズは恐るべきアクマめいた眼光でフィーアを見つめている
アハト:「アバー……」
フィーア:「アア、その視線イイーッ!!!」
トライヘッズ:「じゃあ、見ないでよ」かつてつけていたメンポで目を覆い隠す
ハートレス:「…」静かにダイタタミバリを構える
フォルブレイズ:「なるほど。よくわかった。お前は罪の意識など感じていないことが」
ブラスムーン:「……キング・エンマは今日忙しい。我々の手でジゴクに送ってやろう」
フィーア:「この悪魔の所業に対し、アルマゲスト=サンは仰ったのです」
フィーア:「私が身を張って彼女たちを守ることで許されると。そして罪は許されたのだからさらなる実験をしてもいいと!!!!」
フィーア:「アアアアーーッ!私は今から罪を滅ぼしもう一度新しいズンビーを作れる!アアーッ!イィーッ!」
ハートレス:「できないわよ」
ハートレス:「あんたはここでおわるから」
フォルブレイズ:「…、……」
トライヘッズ:「……………」
トライヘッズ:「オマエを二度と生き返れないくらい惨たらしく貪り食ってやる」
トライヘッズ:(そしてアハトチャン…楽にしてあげるからね…)
ブラスムーン:「どうやらアレが私の偽物のようだ」
フォルブレイズ:「偽物というのもばからしい」
フィーア:「アナタも罪の意識を守ることで滅ぼしているのでしょう?私と同族です」
ノイン:「……」呆れたようにフィーアを見ている。
ハートレス:「バカ」
ハートレス:「罪は一生ついて回る」
ハートレス:「永遠に許されることなどない」
ハートレス:「…そしてそれを…ずっと抱えて生きていくしかない」
ハートレス:「…あんたの罪をあんたに返す、まさしくインガオホー」
ハートレス:「それがあんたのおわりよ」
ブラスムーン:「利己的な理由で守っているのは確かだが、私は痛みが嫌いでね」
ブラスムーン:「何より他者の痛みが大嫌いだ」
トライヘッズ:「罪から逃れる、そんなことできる訳ないでしょ!」
トライヘッズ:「イノシシのヤクザたちのお母さんに殺されても文句は言えないよ!」
フォルブレイズ:「その通り。故にどうするかを考える必要がある」
トライヘッズ:「だけどオマエタチは!ワタシが殺す…だって…許せないから!」
フィーア:「アーッ……何も分かっていない、貴方たちは……ラオモト=サン、アルマゲスト=サン……大いなる者は罪を許すことができるのです……」
トライヘッズ:「アイツらに許されるくらいなら…一生背負ったっていいよ!」
アハト:「アバー……」
フォルブレイズ:「罪を許す。ね。適当な理由を用意して罪から逃げているの間違いだろ?」
ブラスムーン:「お前には何も守れない。何も残せない」ゴホーの構えを取る
ゼクス:「フン、下らん。ボクはそこのボンサイ剣士を斬れればそれでいい」
フォルブレイズ:「お前に俺は斬れはしない。理由はこれから教えてやる」カタナを構える
ノイン:「……全く、オマエの趣味には付き合いきれん」ノインはフィーアを呆れるように振り返ると、メンポの奥で口許を歪めた。「で、あの両親殺しの娘がオレの標的だな?」わざと、ハートレスに聞こえるように。
ハートレス:「…」
ハートレス:「…ええそうよ、かかってらっしゃい」
ハートレス:「サンシタとの格の違いってやつを教えてやるから」
ノイン:「……いい顔だ、歪ませたくなる」
ブラスムーン:「歪むのはお前の顔だ」
フィーア:「何も守れなくても残せなくてもいいのです!そのぶん新しくズンビーを作りますから!」
トライヘッズ:「だからこそ…負けてやるもんか!」
フォルブレイズ:「そうか。ならば自分を失うといい」
ゼクス:「おっと、オマエの相手はこのボクだ」
フォルブレイズ:「相手できるなら、な」
ゼクス:「そこの小娘の言葉を借りるなら、テンサイとの格の違いを教えてやるよ」
フォルブレイズ:「なるほど。ぜひ教えてくれ。できるものなら、な」
アハト:「……アバー……ドーモ……トライヘッズ=サン……」アハトは思い出したようにオジギをした。
トライヘッズ:「ドーモ、アリガト。今楽にしてあげるからね」優し気にそう言い放つ
フィーア:「アァーッ!イィーッ!」
フィーア:「偽善者のボンズ……!貴方が誰も守りきれずに死んでいく姿を見て、私はまた罪を重ねる……!!アア……!!」
トライヘッズ:「オマエは…罪を重ねるのが好きなだけだ。」
ナンシー:《……ここを突破すれば電算室よ。準備はいい?》
フォルブレイズ:《当然だ》
ブラスムーン:《応》
ハートレス:「…」【もちろん】
トライヘッズ:《もう、はち切れるくらいだよ》
ナンシー:《今の会話は全部聞こえたわ……。私も正直腹に据えかねてる》
ナンシー:《思い切りやっちゃって》
トライヘッズ:《了解。》
トライヘッズ:隣接してもアハトにカトンボって撃てるのだろうか…
ハートレス:どうじゃろう…
地の文@NM:撃てるってことにしますか
地の文@NM:セッション中迷ったらPL有利!
ハートレス:ありがとナス!
トライヘッズ:やさしみ…
ブラスムーン:いい言葉だ…
フォルブレイズ:了解!これは幾分かやりやすくなる
◆では準備OKですか?◆
ナンシー:《——いい? 奴らとアルマゲストに思い知らせてやりましょう。奴らの罪が許されることなんて絶対にないってことを》
フォルブレイズ:《ああ。もちろんだ》
ハートレス:【ええ】
トライヘッズ:《アタリマエだよ。》
ブラスムーン:「覚悟は良いか!外道!」
ノイン:「外道……呼ばれ飽きたよ、その名前は!」
フォルブレイズ:「…お前の事だったか?果たして」
◆LETS DANCE!!◆
地の文@NM:【フィーアの手番】
フィーア:「アー……この子へカナシバリをかけようとしているでしょう、許されませんよそんなことは」
ハートレス:「チッ」
フィーア:スリケン→トライヘッズ
トライヘッズ:アーッ視線塞ぎー!ニクイ!ニクイ!
フィーア:5B6>=4
NJSLYRBATTLE : (5B6>=4) → 5,1,1,4,5 → 成功数3
フォルブレイズ:「…」(ま、ぁ、当然か)
ブラスムーン:どうします?
トライヘッズ:「グッ…こんな奴に限ってアタマが切れる!」
トライヘッズ:3d6
NJSLYRBATTLE : (3D6) → 7[3,2,2] → 7
ハートレス:まあただのスリケンだしな…
ブラスムーン:あら
トライヘッズ:「ンアーッ!」捌けずダメージ!
ハートレス:避けそこね
地の文@NM:1ダメ
ゼクス:「ハハハ!見たか今の、ただのスリケンに当たったぞ!」
トライヘッズ:(心を研ぎ澄ませる…アイツなんかに殺されたら誰も報われない…)
アハト:「アバー……トライヘッズ=サン……」
地の文@NM:【トライヘッズの手番】
フォルブレイズ:「避けるまでもない、そういうことだ」
トライヘッズ:「そういうことだよ!」(そういうことにしとこう)
ハートレス:どーしようかね…カミツキに行くとなあ…
トライヘッズ:「…アクマ!」アクマ変身の構え!
トライヘッズ:13d6
NJSLYRBATTLE : (13D6) → 47[4,2,2,5,2,4,4,6,5,2,4,4,3] → 47
フォルブレイズ:噛みつきもメタされてるし、まずは様子見で節約だ
ハートレス:だね
フォルブレイズ:ゼクスから落とす?
トライヘッズ:「GURAAAAAAAAAAAAAA!!!」
怒り故か、全ての頭がアクマ首となる!
ハートレス:今かばえないしなあ
ハートレス:行けるかもな
トライヘッズ:とりあえずフィーアにカトンボ
トライヘッズ:10b6
NJSLYRBATTLE : (10B6) → 1,2,5,4,1,4,4,5,3,2
トライヘッズ:アブナイ
トライヘッズ:「…モエ・ツキロ!」カトン・キャノン!
フィーア:「来る!アァーッ!」
ノイン:「……」
アハト:「アバー……」
フィーア:2B4>=4
NJSLYRBATTLE : (2B4>=4) → 2,4 → 成功数1
ノイン:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 2 → 成功数0
アハト:1B6>=5
NJSLYRBATTLE : (1B6>=5) → 1 → 成功数0
ノイン:「……!」炎に巻き込まれる
アハト:「ウー……」炎をものともしない
トライヘッズ:「痛いのが好きなら避けるなよ!」
フォルブレイズ:脚力的にゼクスに届くかな
ハートレス:まあ落とせるならゼクスからかな…どうじゃろ
ハートレス:右に全員で行く?
トライヘッズ:そうしよう
フォルブレイズ:行けるならそうしよう
トライヘッズ:(まず狙うべきは…孤立したアイツだ!)
ブラスムーン:ブラスムーンはいける
ハートレス:フォルブレイズもダッシュでもぎりぎりとどくきがする
フォルブレイズ:フォルブレイズは当然行ける
ハートレス:ハートレスは側転だからいける
トライヘッズ:トライヘッズはアクマの飛行でゼクスの元に接近!
ゼクス:「コイツ、ボクから狙うってのか!」
トライヘッズ:「オマエラは全員同罪だ!」ゼクスにアクマ・カラテ!
トライヘッズ:9b6
NJSLYRBATTLE : (9B6) → 6,4,2,2,5,4,5,5,4
トライヘッズ:8b6
NJSLYRBATTLE : (8B6) → 2,2,3,3,1,6,3,3
ハートレス:片方だけか…
トライヘッズ:ウワッサツバツが前半だけ…
ゼクス:「ハハハ!ボンサイは寄ってたかってくることしかできないんだろう、来いよ!」
トライヘッズ:「ボンサイも殴れば…痛いんだぞ!」
ゼクス:2B6>=4
NJSLYRBATTLE : (2B6>=4) → 5,3 → 成功数1
ゼクス:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 5 → 成功数1
ゼクス:「どうした!もっと来いよ!」マントを目眩ましに回避!
トライヘッズ:「ヌゥーッ…」
トライヘッズ:「いくらでも喰らわせてやる!」
ブラスムーン:連続側転
ブラスムーン:8b6>=4
NJSLYRBATTLE : (8B6>=4) → 6,4,3,6,2,4,4,1 → 成功数5
ブラスムーン:じゃあここで防御的イアイドー
ブラスムーン:4d6+4d6>=5
NJSLYRBATTLE : (4D6+4D6>=5) → 18[2,6,4,6]+15[6,2,2,5] → 33 → 成功
ノイン:(……ゼクスが落とされるとこちらは決定打にかける、どう動くべきかな)
地の文@NM:ボンズめっちゃ怒ってる!
ハートレス:強いぜ
トライヘッズ:怒りのサツバツ防御的イアイド—(いみはない)
ゼクス:「なんだいそのイアイは!」
ゼクス:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 1 → 成功数0
ゼクス:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 5 → 成功数1
フォルブレイズ:八つ当たりなのーね
ハートレス:当たってるぜ
トライヘッズ:八つ当たりでも当てればチョージョー
ブラスムーン:「イヤーッ!」円を描く剣がゼクスを襲う!
ゼクス:「チッ……!」サンコ・ソードがゼクスの腕を掠める
ブラスムーン:「どうしたそのへっぴり腰は」
ゼクス:「ボクを……馬鹿にするな……!!」
ハートレス:モウドクダートから
ハートレス:「…」タタミバリを舐める
ハートレス:側転
ハートレス:12d6>=4
NJSLYRBATTLE : (12D6>=4) → 39[1,3,4,4,2,5,6,3,5,1,4,1] → 39 → 成功
フォルブレイズ:「…」(焦っているのか?まあいい。好都合)
ハートレス:射線的にここかなあ
ハートレス:ゼクスにスリケン2連
トライヘッズ:フィーアまた視線インタラプトに来るだろうなぁ…
ハートレス:だろうね
ハートレス:6b6>=4
NJSLYRBATTLE : (6B6>=4) → 5,4,1,1,6,2 → 成功数3
ハートレス:6b6>=4
NJSLYRBATTLE : (6B6>=4) → 4,6,4,1,4,1 → 成功数4
ハートレス:「イヤーッ!」
ゼクス:「またボクなのか!?」
トライヘッズ:「そう、またキミだよ!」
ブラスムーン:「孤立したからな」
ゼクス:2B6>=4
NJSLYRBATTLE : (2B6>=4) → 6,2 → 成功数1
ゼクス:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 1 → 成功数0
ハートレス:1d3
NJSLYRBATTLE : (1D3) → 3
ハートレス:大ダメージ!
ブラスムーン:良し
ゼクス:「……グ、グワーッ!毒!?」
フォルブレイズ:「囲んでボーでたたく、イクサの基本戦術だ」
ハートレス:「黙って死ね、置物のボンサイ」
ゼクス:「ボクはボンサイじゃない!サイバネでこのソウルの力を引き出して以来ボクはテンサイなんだ!!」
ゼクス:「ハガネ・ニンジャのグレーターソウルなんだぞ!ソウル適合率もリー先生のお墨付きだ!」
トライヘッズ:「そんなにボンサイが嫌か!」
ハートレス:「んなもんかんけいないわよ、置物は置物よ」
ブラスムーン:「引き出す以前は?」
ゼクス:「黙れェーッ!」
フォルブレイズ:「そうか。では、ワザマエのほどを見せてもらおう。テンサイ」
トライヘッズ:「ソウルの強さに溺れるだけじゃ…本当の強さは手に入らないんだよ!」
フォルブレイズ:ダッシュ移動
フォルブレイズ:すみませんエンハンスから
フォルブレイズ:10d6
NJSLYRBATTLE : (10D6) → 36[4,4,5,5,4,6,2,2,2,2] → 36
フォルブレイズ:ではダッシュしてゼクスに精密イアイ
ゼクス:「黙れアーチニンジャ!凡才は修行をいくらしたところで強くなんてなれないんだよ!」
ノイン:(見苦しい)
トライヘッズ:「ド...どこでワタシがアーチだと知ったの!?」
ゼクス:「ハ! ウォーロックのムーホン騒ぎ! あれだけ大暴れしてソウカイヤがオマエのソウルを調べないとでも思ったか!?」
フォルブレイズ:10d6>=4
NJSLYRBATTLE : (10D6>=4) → 37[1,5,1,3,5,5,1,6,4,6] → 37 → 成功
フォルブレイズ:4d6>=4
NJSLYRBATTLE : (4D6>=4) → 15[2,4,5,4] → 15 → 成功
トライヘッズ:ヒサツ!
ブラスムーン:ヒサツ!
ハートレス:ヒサツ!
ブラスムーン:「おしゃべりに夢中でいいのか?」
ハートレス:「だから置物だっていうのよあんたは」
トライヘッズ:「…他所事に心が向きすぎだよ」
ゼクス:2B6>=6
NJSLYRBATTLE : (2B6>=6) → 2,4 → 成功数0
ゼクス:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 3 → 成功数0
ゼクス:「——!?」
フォルブレイズ:「イヤーッ!…イィィ…アイ!!」目の前の問答を意にも介さず抜刀からのケサギリ!!
ゼクス:「……なんだこの太刀筋は……!?」
ゼクス:「凡才のイアイが、ボクに通用するかァーッ!」
カタナで受け止めようとし—
—カタナごと断ち切られる!
ゼクス「グワーッ!?」
フォルブレイズ:ヒサツ・ワザ、ヒノデ!
フォルブレイズ:「イイィヤアアーーッ!!」
ヒノイリ!リバース斬撃と共にカタナ流れるように納める!
ゼクス:「……バ、バカな……なんの強いソウルも持たない凡才に……ボクはテンサイのはず——サヨナラ!」
爆発四散!
フォルブレイズ:1d6+6
NJSLYRBATTLE : (1D6+6) → 4[4]+6 → 10
ハートレス:10万!
フィーア:「ゼクス=サン!?」
ブラスムーン:「凡夫を理由にして鍛錬を怠るからこうなる……ナムアミダブツ」
トライヘッズ:「ワザマエ!…さあ、次はドイツだ」
ノイン:「私とそこのバケモノが残っていれば十分だ、精々身体を張って守れ」
フィーア:「イィーッ……危機的状況……アーイイ……!」
ノイン:(しかし凄まじいイアイだ、食らったらタダではすまんな)
フォルブレイズ:「イアイドーを、より収めたものが勝つ。それだけだ。テンサイは理由の一つにすぎん」
ハートレス:「…テンサイは…強烈な忍耐者…だったかしらっけ?」
ハートレス:「だったらその称号はフォルブレイズ=サンの方がふさわしいわね」
フォルブレイズ:「少し違うな。天に才を主張するものだ。行動でな」
ハートレス:「なるほど、ならますますふさわしいわね」
トライヘッズ:「あと…仲間を孤立させるようだったら盾失格だよ!フィーア=サン!」
ブラスムーン:「イクサ慣れしていないようだな」
フィーア:「ええ、これも私の罪……!」
トライヘッズ:「そこで開き直らないことだけは褒めてあげる!」
ノイン:【ノインの手番】
ノイン:射撃集中→フォルブレイズ
ノイン:「オレのスリケンは……やや厄介だぞ……」
ノイン:3B6>=4
NJSLYRBATTLE : (3B6>=4) → 5,1,3 → 成功数1
ノイン:3B6>=4
NJSLYRBATTLE : (3B6>=4) → 5,2,1 → 成功数1
ノイン:3B6>=4
NJSLYRBATTLE : (3B6>=4) → 5,5,4 → 成功数3
ノイン:回避Hです
ノイン:当たると回避ダイスに2ダメージなので注意して下さい
ブラスムーン:かばいます
ブラスムーン:3b6>=4
NJSLYRBATTLE : (3B6>=4) → 4,3,5 → 成功数2
ブラスムーン:3b6>=4
NJSLYRBATTLE : (3B6>=4) → 3,4,6 → 成功数2
ブラスムーン:3b6>=4
NJSLYRBATTLE : (3B6>=4) → 4,4,6 → 成功数3
ハートレス:タツジン
トライヘッズ:ワザマエ!
ブラスムーン:「ム……なるほど、凍傷になりそうだな」
ノイン:「全て弾いただと……!?」ノインが目を見開く。
ハートレス:「当り前じゃない、この人よ?」
トライヘッズ:「サスガは孤児院お似合いカップルダネ!」
フォルブレイズ:「お前たちが俺たちを模倣しているのだというなら理解しろ」
トライヘッズ:「まあ、ハートレス=サンとブラスムーン=サン程のカップルはそうそういないからシカタナイヨ…」
ハートレス:「…」顔が赤い
フォルブレイズ:「そうだな。やはり所詮は模倣。…俺たちはオンリーワンだ」
ノイン:「フィーア!そこのバケモノを早く動かせ!」
フィーア:「エエ……!」
トライヘッズ:「……!!」アクマカラテで備える
アハト:「アバー……」
アハトは布で覆われた目でブラスムーン達を見下ろした。水をすくうように両手を差し出す。
そこに、ほんの僅かに赤い光が灯った。
ブラスムーン:「ジツか……?」
フォルブレイズ:「ムウッ」
フォルブレイズ:((来るッ!!))
トライヘッズ:「アーチニンジャの...ジツ…」
アハト:「……メルトン・ジツ」
アハト:16B6>=4
NJSLYRBATTLE : (16B6>=4) → 2,1,3,3,3,4,6,5,2,4,5,2,5,6,1,6 → 成功数8
その瞬間、空気が変質した。
ハートレス:「…!」
ブラスムーン:「これは!」
炎よりも熱く、酸よりも苦しい全てを蝕む溶解がアラシめいてニンジャ達を襲う!
アハト:「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
アハト:全員に必中の2ダメージ!
ハートレス:「ンアーッ!?」
フォルブレイズ:「ヌ!グワーッ!」
ブラスムーン:「グワーッ!ク、これは、ジャクマリア=サンを思い出す……!」
トライヘッズ:「……ンアーッ!?」一切対処できぬ!これが全てを引き出されたアーチ級アクマの力だというのか!?
フィーア:「良いですよアハト=サン!貴方をズンビーにしたかいがありました!!」
フィーア:「辛くなったらご両親の顔を思い出しなさい!きっと力を与えてくれます!あんなに慕っていたのですからねえ!!アーッ!イィーッ!」
トライヘッズ:「もう喋るな!」
ブラスムーン:「黙れ!」
フィーア:「イィーッ!」
アハト:「アバー……オカアサン……」
ハートレス:「…」
ハートレス:「…ハァーッ…」
フォルブレイズ:「ク、どうやら伊達ではないようだな。だが関係ない。お前はここで自分を失う」
トライヘッズ:「お母さん思いだったんだね…そこに行かせてあげることしかできないなんて…」唇を噛む。アクマ外殻の
ハートレス:「…うん、終わらせてあげましょう」
ハートレス:「それが、私たちにできる唯一のことよ」
トライヘッズ:「ワカッテル」
フォルブレイズ:「カイシャクしてやる。一人は惨たらしく、一人は一息に痛みなく」
ブラスムーン:「ナムアミダブツ、もう少し辛抱してくれアハト=サン」
トライヘッズ:「アリガトウ、フォルブレイズ=サン。」
ノイン:「ハハハハ……お優しいことだ。元ソウカイヤクザ風情が」
トライヘッズ:「自分のいるところぐらい…誇りを持てよ。」
フォルブレイズ:「…確かに言い得て妙だな。ソウカイヤのニンジャなお前が」
地の文@NM:【1ターン目終了】
「自滅」効果。強力過ぎるソウルが憑依者の身体を蝕む。アハトに1ダメージ
ブラスムーン:「さてフィーア=サン、どう動く?」
フィーア:「……イーヒヒヒ!」
フィーア:スリケン→フォルブレイズ
フィーア:5B6>=4
NJSLYRBATTLE : (5B6>=4) → 1,4,3,4,3 → 成功数2
トライヘッズ:「あくまでもフォルブレイズ=サン狙いか!」
フィーア:「アーッ!イィーッ!」ブリッジ姿勢でスリケン投擲!
フォルブレイズ:5d6>=4
NJSLYRBATTLE : (5D6>=4) → 15[5,2,4,2,2] → 15 → 成功
フォルブレイズ:話ながらも油断なくスリケンを打ち落とす
フォルブレイズ:「何かしたか?」
ノイン:「いずれネオサイタマ全てが俺達のようになる。ならば早いうちに席をとっておくのさ」
フォルブレイズ:「なるほど。いずれこうなりうるのには賛成だ。確かに」
ブラスムーン:「早まったな」
トライヘッズ:「…火葬してあげる」カトン・キャノン!
トライヘッズ:10b6
NJSLYRBATTLE : (10B6) → 2,2,3,6,1,4,1,4,5,3
フィーア:「アーッ!熱いカタナに冷たい視線!イィーッ!」
フィーア:アハトを庇う。ムテキ・メイル。ムテキ・アティチュード使用
ハートレス:やっぱりノインとアハトにカミツキで俺らはそれについていくかたちかなあ
ブラスムーン:ですね
ハートレス:それで落とせるほうから落とすって感じで
ハートレス:おっ
トライヘッズ:ぐぬぬ
ブラスムーン:ノイン見捨てられた
ハートレス:じゃあノイン殺しますね
フィーア:(ムテキは精神2消費で2ダメージ軽減使用)
フィーア:「アアーーーーッ!イィーッ!」カトンキャノンを全身で受ける!
ハートレス:ああ、まとめて殺せるじゃん
トライヘッズ:2d3
NJSLYRBATTLE : (2D3) → 5[2,3] → 5
ハートレス:よし、殺ろう
ハートレス:後ダメージでけえな
ブラスムーン:ヤッタゼ
フィーア:「アァーッ!イィーッ!」火傷を負う傍から塞がっていく!これがイタミの力か!だが、怒りの炎の力の方が勝る!「グワーッ!?」
地の文@NM:ただの軽減で3ダメ!
フォルブレイズ:守る相手が悪かった。やはりゴホーの精神なくばダメか。インガゴホー
ハートレス:誰がうまいこと言えと
トライヘッズ:「…痛いか?」
フィーア:「アァーッ!痛い!こんなに痛いのはイヤだ!手加減してくれ!」
トライヘッズ:「痛いんだよ!痛かったんだよあの子も!あの子の母さんも!」
フィーア:「アー……他人が痛いのは構わないんです!私についてはほどほどに痛いのがいい!」
トライヘッズ:「罪だと言って逃げるなんて…許されないんだよ!」
トライヘッズ:悪魔の飛行宣言
ハートレス:カミツケ—!
フォルブレイズ:「下らん。イクサに手加減もくそもない。お前が研究者なのは本当なようだな」
フォルブレイズ:「…いや、それ以前か。」
ブラスムーン:「ジゴクの責め苦はこんなものではないと聞くぞフィーア=サン。楽しみにしておけ」
ハートレス:「…はあ~…バカ。」
ハートレス:「痛いのから逃げるとかホントバカ」
ハートレス:「まあバカなのはすでに分かってたけど…」
フィーア:「アハトに……ヴァサゴ・ニンジャに勝てると思わないことですねェー!」
トライヘッズ:「このトライヘッズに…勝てるなんて思うなよ!」
フォルブレイズ:「勝てると思ってイクサするバカはいない。勝つ、それだけだ」
フィーア:「アーッ!イィーッ!」
ブラスムーン:「貴様は後回しだ」
ノイン:「オイ貴様、敵のアクマが飛んできているぞ、俺を守れ——!」
トライヘッズ:トライヘッドカミツキ!
トライヘッズ:23d6>=6
NJSLYRBATTLE : (23D6>=6) → 85[3,3,4,4,5,4,2,4,5,5,6,5,2,5,1,1,2,1,3,3,6,5,6] → 85 → 成功
トライヘッズ:「イィィィィィィ…ヤァァァァァァァ!!!」恐るべき速度で三つ首を伸ばし、ノインとアハトを攻める!
ハートレス:おいしい!
ノイン:「クソッ!」
フォルブレイズ:「どうやら忙しそうだな、フィーア=サンは」
ノイン:2B6>=5
NJSLYRBATTLE : (2B6>=5) → 3,6 → 成功数1
ノイン:2B6>=5
NJSLYRBATTLE : (2B6>=5) → 2,4 → 成功数0
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+3[3] → 5
ノイン:「グウウウウワアアアアアアアアッ!?」頭の一方を避けたが、もう一方の牙がノインを捉えた!
ノイン:「グワーーーーーッ!?」牙の食い込んだ胴体から血がどくどくと流れ出す
ノイン:5ダメージ!
フィーア:アハトを庇う
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+2[2] → 4
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+1[1] → 3
フィーア:「アバーッ!?」
トライヘッズ:「痛いか!痛いよね!その痛みを味わえ!」恐るべき牙がフィーアの関節を砕く!
フィーア:「痛い!痛い!アアアアア痛い!!!」ムテキを貫通するトライヘッズの牙!
フィーア:4-2+3-2=3ダメージ!
トライヘッズ:「思い知ったか…このまま…全部喰らってやる!」
フォルブレイズ:「痛いですか?それはイイ。これから、もっと痛くなりますよー」
ブラスムーン:「厄介なスリケンは封じる!」
ブラスムーン:連続側転
ブラスムーン:8b6>=4
NJSLYRBATTLE : (8B6>=4) → 2,6,5,2,5,5,6,6 → 成功数6
地の文@NM:ボンズめっちゃ怒ってる!
ハートレス:怒りのボンズ
フォルブレイズ:そりゃあ、もうね。
トライヘッズ:そりゃあブッダも怒る
ノイン:「グ……オ……!」
ノイン:ノインは血を吐きながら辛うじて身を起こす。
ブラスムーン:4d6+4d6>=5
NJSLYRBATTLE : (4D6+4D6>=5) → 11[3,2,1,5]+11[5,2,2,2] → 22 → 成功
ノイン:(ここで避けても次が——)「おいボンズ!俺を庇え!」
ノイン:2B6>=4
NJSLYRBATTLE : (2B6>=4) → 2,3 → 成功数0
ハートレス:殺!
トライヘッズ:コロシタ!
ブラスムーン:「イヤーッ!」カイシャク・ムーブメント!
ノイン:「グワーーーーーーーーーッ!!?」サンコ・ソードがノインの心臓を刺し貫く!
ブラスムーン:「お前もまたジゴクにいくがいい。ナムアミダブツ」
ノイン:「バ、馬鹿な……こんな甘えたヤツらに……オレが……!!サヨナラ!!」
フォルブレイズ:「はい、サヨナラ」
フィーア:「ゼェ……ゼェ……ナ!?ノイン=サン!?」
フォルブレイズ:「…同じ性質を模倣しても、戦術までもが模倣できるわけではないな」
トライヘッズ:「まずは恋をするところから模倣しないと!」
フォルブレイズ:「…それはちょっと、違うのではなかろうか」
トライヘッズ:「そうかな…愛は人をきっと強くする。たぶん…」
フィーア:「あ、あの役立たず……!!」
アハト:「アバー……?」
フォルブレイズ:「そうだな。役に立たせず殺した。そして次はお前を使い物にならなくする」
トライヘッズ:「あの子だって、お母さんを思いながら戦ってるんだし」
ブラスムーン:「まずアハト=サンを救いたいものだが……」言いながらフィーアを睨む
ハートレス:「…」
目を閉じたハートレスの心にいろいろなものが去来する…
両親の事、荒んでいた時の事、あの人の事、孤児院の事…
…そしてそのすべてを込めて…
ハートレス:「…私を、見なさい!」
ハートレス:カナシバリ!
ハートレス:アハトに!
ハートレス:12b6>=4
NJSLYRBATTLE : (12B6>=4) → 5,2,3,1,1,5,3,5,6,4,6,2 → 成功数6
アハト:「アバー……?」
アハト:3B6>=5
NJSLYRBATTLE : (3B6>=5) → 6,5,2 → 成功数2
ハートレス:ぬぬ
トライヘッズ:グヌー
アハト:「オカアサン……?」アハトがハートレスの目を見つめようとする
ハートレス:「…違うわよ、私はあなたの母じゃないわ」
フォルブレイズ:「…あれは、哀しいな。早く本物の母のもとに送ってやろう」
フィーア:「待ちなさいアハト=サン!こっちを見なさい!」取り付けた電気首輪のスイッチをオン!
アハト:「ン……アッ……!」カナシバリ寸前で回避!
ハートレス:「…邪魔を…」
トライヘッズ:「それで操ってるのか!どこまでも外道な!」
フォルブレイズ:「…、…」
ブラスムーン:「貴様どこまでも!」
フィーア:「アーッ!イィーッ!!」
ハートレス:側転
ハートレス:12b6>=4
NJSLYRBATTLE : (12B6>=4) → 2,5,4,2,4,3,6,3,3,4,6,1 → 成功数6
ハートレス:アハトにスリケン…いやサツバツ狙いで弓2連
ハートレス:6b6>=5
NJSLYRBATTLE : (6B6>=5) → 5,5,3,6,6,5 → 成功数5
ハートレス:6b6>=5
NJSLYRBATTLE : (6B6>=5) → 1,2,6,1,3,4 → 成功数1
ハートレス:惜しい
トライヘッズ:オシイ
フォルブレイズ:おしい。しかし成功だ
ブラスムーン:精密だったらヒサツだった
ハートレス:「イイヤアアアアーッ!」ダイタタミバリ二連!
フィーア:どちらも庇う
ハートレス:1d3
NJSLYRBATTLE : (1D3) → 1
ハートレス:1d3
NJSLYRBATTLE : (1D3) → 2
ハートレス:堅い
フィーア:「撃つなら私にィーッ!アァーッ!イィーッ!!」スリケンを喰らいながらもムテキで弾く!
ハートレス:「チッ…ホントにうっとおしい」
フィーア:「さあ剣士さん、アナタも私に断罪の一撃を下さい……!その分私の罪は滅ぼされるのです……!!」
フォルブレイズ:さて、どうしよう。二回殴ると二回ヒサツしないといけないからな
ハートレス:別に二回ヒサツでもええんじゃよ?
フォルブレイズ:ではダッシュ移動
フィーア:「アァーッ!来てくださいぃ!イィーッ!」
ブラスムーン:「アルマゲストには私がああ見えていたのだろうか」
ハートレス:「だとしたらとんでもない節穴ね」
フォルブレイズ:「イヤアーッ!」フィーアの目の前に踏み込む!そして!
フォルブレイズ:「うむ、それなりにイケるな。」スシを…食べる!
ハートレス:食べた!
ハートレス:まあ…体力がね…
アハト:「スシ……」
フィーア:「こ、これはスシ・トーチャリング……!!」
トライヘッズ:「エッ」
ハートレス:「ブフッ」
ブラスムーン:「フフ」
トライヘッズ:「エッ」
フィーア:フィーアはその恐怖に後ずさった
フォルブレイズ:「ヒナコ=サンのほどじゃないが、やはりいい」
アハト:「アバー……」
トライヘッズ:「これが…痛みだよ!」とりあえず言ってみた
ハートレス:「…クックックッ…アッハハ!オッカシイノ!」
ブラスムーン:「フッフフフフ!」
フォルブレイズ:「期待にこたえられなくて本当にすまないな。フィーア=サン。」肩をすくめる
フィーア:「ヌゥーッ……!いや、いい、やりなさい!アハト!」電気首輪のスイッチを押す!
アハト:「ンアッ……!」
ハートレス:「…さあて…」
トライヘッズ:(笑うタイミングを逃した…)
アハト:「ス……シ……」
ブラスムーン:「堪えるか」
アハト:アハトが祈るように手を組む。
ハートレス:「…食べたいの?」
ハートレス:「…」
アハト:アハトは問いに答えることはなかった。
アハト:「……メルトン・ジツ」
アハト:16B6>=4
NJSLYRBATTLE : (16B6>=4) → 2,2,4,5,2,2,6,2,4,4,3,4,5,3,2,5 → 成功数8
ハートレス:ワー
トライヘッズ:安定しとるのう…
地の文@NM:全てを溶解する灼熱がニンジャ達を襲う!
地の文@NM:大理石の柱がハチノスめいて穿たれる!
地の文@NM:全員に2ダメージ!
フォルブレイズ:「ヌウーッ…!」歯を食いしばる
ハートレス:「ンアーッ…」
ブラスムーン:「グワーッ!」
トライヘッズ:「ンアッ…」(アツい…耐えなきゃ…ガマンしなきゃ…)
フィーア:「アァーッ!いいぞアハト、その調子だ!すぐに仲間を増やしてやるからな!」
ブラスムーン:「否!貴様はジゴクに叩き込む!」
トライヘッズ:「これ以上仲間は…増やさせない!」
ハートレス:「そうね、あんたもすぐに死体になるからね」
トライヘッズ:「そして私が食うから、ズンビーにもなれない…してやるものか!」
アハト:アハトはトライヘッズ達を羨ましそうに見つめている。
アハト:「ドーモ……アハトです……」
ハートレス:「…」
フォルブレイズ:「ドーモ。アハト=サン。フォルブレイズです。」
ブラスムーン:「……ドーモ、ブラスムーンです」
トライヘッズ:「よく出来ました。ドーモ、トライヘッズです。」
ハートレス:「…ドーモ、ハートレス…です…」
地の文@NM:2ターン目終了。自滅によりアハトに1ダメージ
フィーア:「ウゥーッ……痛い……もっと、もっと緩いイタミを……こんな罰は要らない……」
トライヘッズ:「イタミ…失格だよ!」
ブラスムーン:「甘えるな」
フィーア:連続側転
フィーア:5B6>=5
NJSLYRBATTLE : (5B6>=5) → 3,3,2,6,4 → 成功数1
フィーア:壁の前に立ち、後ろからの攻撃を避ける体制をとった。
フィーア:【手番終了】
フォルブレイズ:「スシ食べたいか?ならこの戦いをやめよう。俺たちには用事があるから少し待ってもらう必要があるが」
フォルブレイズ:アハトに言う
ハートレス:「…」握りしめた拳から血がにじみ出ている
トライヘッズ:(ハートレスチャン…)握り拳を見て気持ちを察する
アハト:「アバー……」
アハト:アハトは人語を解する状態ではない。
トライヘッズ:どうしよう
ハートレス:殴ってすら来ねえと投げられねえ…
ハートレス:まあ普通にかみついて
ハートレス:まとめてぶっとばすのだ
ブラスムーン:「何だ壁など背負って」
フォルブレイズ:「…」(少しは自我があると思ったが、もはや残りかすになってしまっているか)
フォルブレイズ:((カイシャク、してやる))
トライヘッズ:ここはアハト中心に炎吐いて、上にカミツキだな!
ハートレス:だぜ!
トライヘッズ:10d6
NJSLYRBATTLE : (10D6) → 37[5,5,1,3,6,1,4,2,6,4] → 37
ハートレス:後トロピルぐらい決めとけ
地の文@NM:噛み付いたらその瞬間に気絶ですけど大丈夫ですか?
トライヘッズ:いや、トロピルを頂く
ハートレス:食え
地の文@NM:トロピルすごい!
ハートレス:モウドクもいいぞ
ブラスムーン:実際凄い
フォルブレイズ:実際スゴイ
ハートレス:スゴイぜ、ここまでとは
トライヘッズ:「カソウ…キャノン!」ゼロ距離カトンをアハトに発射!
トライヘッズ:通常カトンやな
フィーア:「アーッ!炎!イケマセン!」アハトへの炎を庇う。
トライヘッズ:2d3
NJSLYRBATTLE : (2D3) → 3[1,2] → 3
フィーア:8B6>=4
NJSLYRBATTLE : (8B6>=4) → 4,1,3,4,4,1,1,3 → 成功数3
トライヘッズ:グヌー
ハートレス:ヌウーッ…
トライヘッズ:しかも回避しおって
トライヘッズ:だけど…
ハートレス:まあ誤差だよ誤差!
トライヘッズ:23d6
NJSLYRBATTLE : (23D6) → 77[2,1,1,5,4,3,1,2,2,4,3,5,1,5,4,1,5,4,6,5,4,3,6] → 77
ハートレス:死ねー!
ハートレス:カメ!カミツケ!
トライヘッズ:「…GUROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO‼」
トライヘッズ:「トライヘッド・カミツキ!イヤーッ!」蛇行しながら恐るべき速度でフィーアとアハトを襲う牙!
フィーア:「アーッ!マタ!?」
フィーア:(ここで庇えば実際死ぬ!私は死にたくない……!)
ブラスムーン:「そうだ、イタミだぞフィーア=サン」
フォルブレイズ:「お前の都合など知るはずもない。」
フィーア:庇わず、自分にだけムテキ(2)
フィーア:「ムテキ!」
アハト:「アバー……?」
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+2[2] → 4
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+2[2] → 4
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+3[3] → 5
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+3[3] → 5
フォルブレイズ:「どうした?フィーア=サン?大好きな痛みが待っているぞ?」
フィーア:「アーッ!グワーッ!!」4-2+4-2=4ダメージ!
アハト:回避
アハト:6B6>=6
NJSLYRBATTLE : (6B6>=6) → 1,5,3,1,4,2 → 成功数0
アハト:「……!」ダメージ軽減1により4+4=8ダメージ
トライヘッズ:「……」優しく撫でるようにアハトの肉体を破壊する。過程でメカクシも外れる
地の文@NM:次メルトン・ジツ撃ったら回避不能になります
アハト:「アバー……?」
アハトは深い、しかし光のない蒼色の目でトライヘッズを見た。
トライヘッズ:(こんなに小さい子なのに…無理やり大きくされて…コワいよね)
アハト:「……?」
ハートレス:「…ああ…もう…どうしようもないのね…」(わかってはいたけど…)
ブラスムーン:移動して防御的イアイドー
ブラスムーン:4d6+4d6>=4
NJSLYRBATTLE : (4D6+4D6>=4) → 16[6,2,3,5]+11[6,1,1,3] → 27 → 成功
フィーア:ムテキ・メイル発動
フィーア:「アーッ!それくらいのイタミが欲しかったんです!!」
フィーア:アハトの前に飛び出す!
ブラスムーン:「スマンな、本当にスマン……ヌウッ!」
フィーア:「アーッ!イイーッ!」サンコ・ソードを身体を張って受け止める!「アーーーッ!同じ罪深き者の一撃!」彼はここで達した
フィーア:HP2回復
ブラスムーン:「よほど長く苦しみたいらしいな……!」
フォルブレイズ:「……所詮は、欺瞞か。ま、ぁ。期待するのが間違いなんだが。…そこで待っていろ。お前に自分を失うということを教えてやる」
フォルブレイズ:「同じなわけがない。貴様ごときがブラスムーン=サンと」
フィーア:「イヒヒーッ!」
トライヘッズ:オリガミ、ここで開放しちゃおうかなあとも思ったり
ハートレス:折り紙…効果何だったっけ?
トライヘッズ:精神使い切ったら4回復
ハートレス:なる、まあここでかなあたしかに
トライヘッズ:けどここで使うと、最終決戦で精神が1減ってしまう(オリガミがただの紙になるから…)
ハートレス:一応聞くけどアハトに視線通る?
ハートレス:まあ通らんだろうが…
地の文@NM:通ります
トライヘッズ:通るよ!ナナメ!
ハートレス:通るんだ…
地の文@NM:体力使って抵抗しますが
ハートレス:んじゃあうつ
フォルブレイズ:うむ。
ハートレス:「…ハアーッ…」瞳を閉じて深呼吸を一つ
ハートレス:「…」
ハートレス:「…私を見なさい」
ハートレス:12b6>=4
NJSLYRBATTLE : (12B6>=4) → 4,5,2,5,6,2,1,1,2,1,5,1 → 成功数5
トライヘッズ:決まれー!
アハト:アハトの中の邪悪なるヴァサゴ・ニンジャが命じる。アハトの血肉がオヒガンへ干渉する力となり、カナシバリに対抗しようとする。
アハト:3B6>=5
NJSLYRBATTLE : (3B6>=5) → 3,2,1 → 成功数0
ハートレス:決まった
トライヘッズ:キマッタ!
ブラスムーン:良し!
アハト:「……!」
アハト:アハトの身体が雷に打たれたように止まる。
ハートレス:「…あなたはもう…休んでいいのよ…?」
ハートレス:今までに見せたことのないほどやさしい顔
ハートレス:…そして寂しそうな顔
トライヘッズ:「アリガト、ハートレスチャン。」外殻を砕き目でお礼をした
アハト:「オカアサン……?」
アハト:「……タスケテ……」
ハートレス:「…ええ、必ず」
ブラスムーン:「……助けるとも」
フォルブレイズ:「…ああ。オカアサンが君をそこで待っているぞ」
フィーア:「アーッ!オカシイ!ナンデ!?」
フォルブレイズ:「なんでかなぁ?」
ハートレス:殴るとカナシバリが解けちゃうか?
トライヘッズ:フィーア狙いで
ハートレス:ダネ
ハートレス:側転から
ハートレス:12b6>=4
NJSLYRBATTLE : (12B6>=4) → 6,2,5,6,5,1,4,4,6,4,2,3 → 成功数8
ハートレス:例によってサツバツ狙いで弓2連
フィーア:「待て!待ちなさい!今からコイツのカナシバリを解くから!」
ハートレス:6b6>=5
NJSLYRBATTLE : (6B6>=5) → 6,3,3,6,2,3 → 成功数2
ハートレス:6b6>=5
NJSLYRBATTLE : (6B6>=5) → 5,2,3,2,2,1 → 成功数1
ハートレス:惜しい—
トライヘッズ:ブチヌケー!
フィーア:「アアーッ!?」ムテキのため自動命中
ハートレス:「うるさい!黙れ!」
ハートレス:1d3
NJSLYRBATTLE : (1D3) → 2
ハートレス:1d3
NJSLYRBATTLE : (1D3) → 2
ハートレス:通らねえ
フィーア:「効きませんとも!」フィーアのムテキが弾く!
ハートレス:「…ね」
フィーア:「アーイイ……!」
トライヘッズ:「いつまでアザ嗤っていられる…?フィーア=サン」
アハト:「アバー……?」
フィーア:「ウフフフ!この戦いに勝ったら、次は貴方をズンビーにするのですよ!トライヘッズ=サン!」
フォルブレイズ:「勝てたら、な」
トライヘッズ:「……そんなこと…させるものか!」
ブラスムーン:「そろそろジツを使うのも辛いだろう?……その時が貴様の最期だ」
フィーア:「……!(確かに……そろそろ逃げることも考えておくか……)」
フォルブレイズ:「さぁて、ではお前に本当の痛みをじっくりと教えてやる。」
フォルブレイズ:モウドク使います
トライヘッズ:RP的には…ここでオリガミからカミツキを開放したい…!なんたるワガママ…!
ハートレス:RP的にはアハトを撫でてやりたいが…する暇がない
ハートレス:行動捨ててでも撫でてあげたい…
地の文@NM:ロールプレイの神に従うのだ……!
地の文@NM:ロールは奇跡を起こす、エゴの赴くがままに……!
トライヘッズ:従わせてもらう…!
ブラスムーン:「ところでフィーア=サン。貴様には爆弾が埋め込まれているのを知っているか?」
フィーア:「……ハ?」
フォルブレイズ:「さて、行くぞ」ハートレス=サンから受け取ったピルをカタナにわざとらしく塗る
ブラスムーン:「アルマゲストは敵前逃亡したものを許すような男ではない。どうする?」
フィーア:「そ、そんな馬鹿な……アルマゲスト=サンは私を共犯者と……サイバネ手術をする時だって手術過程をビデオに撮って見せて……」
フォルブレイズ:14d6>=4
NJSLYRBATTLE : (14D6>=4) → 44[3,6,2,4,3,2,6,5,1,2,3,2,2,3] → 44 → 成功
ハートレス:必殺!
トライヘッズ:ヒサツ・ワザ!
フォルブレイズ:フィーアへ
フォルブレイズ:「イイィヤアアアアーーッ!!」
フィーアを恐るべき速度のイアイが襲う!
フィーア:「ハハハハ!そんなイアイ、全て吸収して……」
フォルブレイズ:キン。カタナをゆっくりと納める
フィーア:「グワーッ!?」
だが、そのイアイはフィーアの予想よりも遥かに深く食い込んだ!
フォルブレイズ:「吸収して?」
ブラスムーン:「あのゼクスとか言う剣士と一緒に考えてはいけないぞ」
フィーア:「ア……アア……!」
ハートレス:「うちのは本物だからね、テンサイっていうね」
フィーア:ダメージの限度が吸収限界を越えた!「グワーッ!?」
フィーア:5+2-2-2=3ダメージ!
トライヘッズ:「フォルブレイズ=サンは…その一心が何よりも強いんだよ!」
ブラスムーン:「どうする?逃げるなら追わんぞフィーア=サン」
フォルブレイズ:「…実際いい効き目だな。ハートレス=サン」
ハートレス:「おほめにあずかりドーモ」
フィーア:「アバーッ!スルドイイタミに……ドクが!アバーッ!」フィーアがのたうって苦しむ!
トライヘッズ:「…痛いか!それが…生きてるアカシなんだよ…!」
トライヘッズ:「そこから逃げ続けてるオマエに未来なんか…ない!」
フィーア:「ア、アルマゲストめ……私だけは例外にしているはず……私だけは助かる……そのはず……!」
ブラスムーン:「ならば去れ」
ブラスムーン:「ハートレス=サンは何でも出来るな」
ハートレス:「まあこれぐらいはね、頑張れば意外と何とかなるものよ」
フォルブレイズ:「どうだ?痛いだろう?…ですが、つぎは、もぉっと痛いですよ?」
アハト:「アバー……」アハトはぼんやりとトライヘッズたちを眺めている。
ハートレス:「…でもなんともできないこともある」
ハートレス:「…それが少しだけクヤシイわね…」
フィーア:「アルマゲスト=サン!アルマゲスト=サンを私は信用…」
フィーア:「…信用できるかーッ!あんなやつ信用できるわけがあるかーッ!!」
フォルブレイズ:「試してみるといい。そうすればわかるさ」
ブラスムーン:「もうすぐだ、アハト=サン。もうすぐ家族に会える」
フィーア:「あいつは絶対私の頭に爆弾を埋め込んでいる!絶対そういうやつだ!!クソーッ!ウワーッ!!」
ブラスムーン:「うるさいぞ」
フォルブレイズ:「…それにだけは大いに賛成するよ。」
フィーア:「アアーッ!」
トライヘッズ:「眠らせてあげるよ、ワタシのカラテで…!」
アハト:「オネエチャン……」
トライヘッズ:「ワタシの事…オネエチャンって…!?」呼ばれたかった、その言葉。
フォルブレイズ:「…」
フォルブレイズ:「そうだ。オネエチャンがいるぞ。」
トライヘッズ:「…アリガト。じゃあ…全力で行っちゃうからね!」
アハト:「オネエチャン……」
ハートレス:「…」
ブラスムーン:「……ナムアミダブツ」
トライヘッズ:「その身が尽きることが…オマエの罪だよ…フィーア=サン!」
地の文@NM:【3ターン目終了】
フィーア:「ア……アアア……」
フィーア:「あ、謝る!罪を背負って生きる!だから今からでも、今からでも……助け……!」
ブラスムーン:「もはやこれまでよフィーア=サン」
フォルブレイズ:「ああ。…そろそろ理解できて来たか?自分が失われていく感覚を」
ハートレス:「言ったじゃない、これがあんたのインガオホーよ」
トライヘッズ:「オマエの罪は、許されない」冷酷にそう言い放つ
フィーア:「アアアアーッ!オマエが役立たずだから!!」アハトにカラテ攻撃
トライヘッズ:かばう
フィーア:「!?」
フォルブレイズ:「……屑が」
トライヘッズ:「来なよ」
フィーア:1B6>=4
NJSLYRBATTLE : (1B6>=4) → 1 → 成功数0
フィーア:「イ、イヤーッ!!」フィーアの攻撃はブザマに空を切る!
ブラスムーン:「……何だ今のは」
フォルブレイズ:「…」
トライヘッズ:「………」嘲笑う気も起きない
ハートレス:「…」
アハト:「……?」アハトは首をかしげてトライヘッズの背中を見た。
トライヘッズ:精神消費1でアクマヘンゲ継続
トライヘッズ:まずはアハトにカソウ・キャノン
トライヘッズ:10d6
NJSLYRBATTLE : (10D6) → 31[1,6,3,1,2,1,4,5,5,3] → 31
フォルブレイズ:「所詮は自分の事だけしか考えない狂科学者か。無様だな」
アハト:「……」カナシバリで動けず、そのまま受ける。
トライヘッズ:2d3
NJSLYRBATTLE : (2D3) → 4[3,1] → 4
地の文@NM:3ダメージ
アハト:カナシバリ解除ダイス
アハト:3B6>=5
NJSLYRBATTLE : (3B6>=5) → 1,1,6 → 成功数1
アハト:「……?」アハトは燃える自分の身体を不思議そうに眺める。
トライヘッズ:「…!!!動き出すか…」
ハートレス:「…」
アハト:「ダイジョブだよ、オネエチャン……」
ブラスムーン:「ウム…早くカイシャクを」
フォルブレイズ:「…カイシャクしてやる。」構える
トライヘッズ:(これ以上…アナタに罪を重ねさせたくない……ダカラ!!!)
トライヘッズ:トライヘッド・カミツキ…だが…
ハートレス:関係ない、行け
フォルブレイズ:うむ
トライヘッズ:(ここで…ガス欠…!?譲れないのに…今だけは譲れないのに…‼イヤダ!!!)
アハト:(((愚かな……!相手はトリニティ・ニンジャ……!遊んでいる場合じゃないのよ……!!))アハトの中のヴァサゴ・ニンジャがアハトの身体を強引に動かし始める!
アハト:「アアア……アアアアアッ!!!」
トライヘッズ:「決める!」
その瞬間…トライヘッズがずっと持っていたヤモトの折り紙が光り始める…
フォルブレイズ:「そうだ。もう終わらせてやれ!」
トライヘッズ:●ヤモトのオリヅル 効果発動 トライヘッズの精神が…4回復!
トライヘッズ:「GURAAAAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO‼」
トライヘッズ:23d6
NJSLYRBATTLE : (23D6) → 78[5,3,3,1,3,1,6,5,5,1,6,1,6,5,3,4,4,1,4,2,1,4,4] → 78
ブラスムーン:「あの光……ヤモト=サンの光か」
フォルブレイズ:「なるほど。渾身のオリガミには魂が宿るというからな」
ハートレス:「…」
トライヘッズ:「GRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」喰らえ!トライヘッズ!食らえ!
トライヘッズ:「イィィィィィィ…ヤァァァァァァァ!!!」
アハト:((動け!回避しろ!!))ヴァサゴ・ニンジャが命じる。
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+3[3] → 5
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+1[1] → 3
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+2[2] → 4
トライヘッズ:2+1d3
NJSLYRBATTLE : (2+1D3) → 2+2[2] → 4
アハト:だが。
アハト:「……オネエチャン、キテ」
アハトは回避しない。
トライヘッズ:食らいつく!フィーアを食らう!アハトを…喰らう。
フォルブレイズ:(御託はいいか。…ゴウランガ)
アハト:「……!!」アハトの首筋にトライヘッズの牙が突き立つ!
アハト:((アアアアアア!忌々しいトリニティ・ニンジャめ!アアアア!!))
アハト:「……アリガト」アハトはそう呟いた。
アハト:3-1+5-1=6ダメージ
トライヘッズ:「削ったよ、あとはハートレスチャン、ブラスムーン=サン、オネガイ」
???:(ワタシは…ナニモシテナイワヨ?アッハハハ!スゴイね!…二人とも。)
ハートレス:「…ええ」
ブラスムーン:「承った」
フォルブレイズ:「当然、俺もな」
フィーア:そして、約一名
フィーア:トリニティ・ニンジャの牙に食われようとしているものが、一人。
フィーア:「ア……ア?」
フィーア:トリニティ・ニンジャ?否、トライヘッズの怒りの牙に!
トライヘッズ:「その身が尽きることでしか…オマエの罪は償えない…!」
フィーア:「アアアアアアアアアア!!?」
フィーア:8B6>=5
NJSLYRBATTLE : (8B6>=5) → 1,2,6,4,5,3,4,3 → 成功数2
フィーア:「アバーーーーッ!!」
トライヘッズ:「GRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
フィーア:辛うじて一発は回避するも、もう一つの牙が首筋に突き立つ!!!
フィーア:「グワーッ!ム・ムテキ!ムテキグワーッ!?」
トライヘッズ:喰らう!食らう!食らう!食らう!食らう!
フィーア:どこまでも見苦しくあがくフィーア!4-1=3ダメージ!
フィーア:「イヤダーッ!死にたくない!痛いのはイヤダ!イヤダーッ!」
ブラスムーン:「インガオホーにはまだヌルいか」
トライヘッズ:腕を食らう!脚を食らう!もはや…ダルマだ!
フィーア:「アバーッ!?アババーッ!?」
トライヘッズ:「アナタの分も…食べ残しておいたよ」
フォルブレイズ:「…クク!ブザマだなぁ。フィーア=サン?」
ブラスムーン:「だがまずアハト=サンだ」攻撃専念強烈なイアイドー
アハト:「……」
ハートレス:「…」
トライヘッズ:「オネガイシマス。」
ブラスムーン:2d6+2d6>=3
NJSLYRBATTLE : (2D6+2D6>=3) → 10[4,6]+6[3,3] → 16 → 成功
アハト:「……」アハトは祈るように手を組んだまま、その攻撃を受ける。
ブラスムーン:「イイイイヤアアーッ!」力強い剣がアハトに刺さる
アハト:2-1+2-1=2ダメージ
アハト:「……」アハトの身体はもはや痛みを感じる機能は無い。
ブラスムーン:「スマンな……コレで終わりに出来なかった」
フォルブレイズ:「…」
ハートレス:「…そっちのド外道のカイシャクはお願いね」
フォルブレイズ:「ああ、承った」
ハートレス:カナシバリをアハトに
ハートレス:12b6>=4
NJSLYRBATTLE : (12B6>=4) → 2,5,4,4,6,2,2,6,6,2,6,5 → 成功数8
ハートレス:「…私を見て」
アハト:3B6>=5
NJSLYRBATTLE : (3B6>=5) → 4,2,4 → 成功数0
トライヘッズ:「ダイジョブ。ハートレスチャンもいるから。」
トライヘッズ:(ワタシを…お姉ちゃんって言ってくれて…ありがとう。)
ハートレス:「…」
アハト:「ウン、オカアサン」アハトはハートレスの目を覗き込んだ。その身体が動きを止める。
ハートレス:「…」歩いてアハトの近くに
ハートレス:「…」とまっているアハトを上る
フォルブレイズ:「…ああ。よかったな。オカアサンが迎えに来てくれたぞ」
ハートレス:「…」そして…頭を抱きしめて撫でる
アハト:「……」
アハト:アハトは身体をかがめて、頭を嬉しそうに撫でられた。
ハートレス:「…オカアサンはここよ」
ハートレス:「ダイジョブよ」
ハートレス:「心配しなくて…いいからね…!」涙目だ
ハートレス:手番終わり
トライヘッズ:「ツライこと押し付けちゃって…ゴメン」
フォルブレイズ:「…さて。お時間です。フィーア=サン。」
ブラスムーン:「ナムアミダブツ……」
フィーア:「ア、ハハハ!いい話じゃないですか、この調子で私も生かすというのは、ほら、どうでしょう!?」
フィーア:「ほら、私を生かしておけばいつかアハト=サンももとに戻せるかもしれませんよ!ほら!」
トライヘッズ:「黙れ」
ハートレス:「…いいのよ、これは私がやるべきこと」
ハートレス:「そして…」
ハートレス:「私が永遠に背負うべき罪よ」
フォルブレイズ:精神で攻撃集中精密なイアイドー
フォルブレイズ:14d6>=4
NJSLYRBATTLE : (14D6>=4) → 49[5,4,1,3,4,3,6,3,2,3,5,3,1,6] → 49 → 成功
ブラスムーン:「続きはジゴクでやれ」
トライヘッズ:(ワタシが神様だったら…アナタのことはとっくに許してるよ。)
フィーア:「ほら、じゃあ私の隠し資産の在り処!INWの研究成果!えっと、あとは、えっとえっとえっと!」
フィーア:フィーアには最早回避ダイスは無い
フォルブレイズ:「イイ…ヤアアーッ!」フォルブレイズの姿が一瞬にしてぶれる
フォルブレイズ:一瞬後、背後に現れる。遅れてキン、という音がした。
フィーア:「ア……? エ……?」
フィーア:フィーアは振り返ろうとし——
フォルブレイズ:「キリステ」
フィーア:その身体が、ズルリ、と2つに分かれた。
フィーア:「アバーーーーーーーーーーッ!!?」
ブラスムーン:「インガオホー」
トライヘッズ:「ジゴクへ落ちろ。」
ハートレス:「…」見ようともしない
ハートレス:ただアハトを優しい目で見ているだけだ
フィーア:フィーアはブザマな肉塊めいて2つに崩れ落ち……爆発四散!!「サヨナラ!!」
フォルブレイズ:「…」一拍目を閉じたのち、アハトに向き直る
ブラスムーン:「……」
アハト:「……」アハトはハートレスに頭を撫でられるがままになっている。
アハト:だがヴァサゴ・ニンジャがカナシバリへの抵抗を命ずる。
アハト:3B6>=5
NJSLYRBATTLE : (3B6>=5) → 1,6,4 → 成功数1
ハートレス:「…」
トライヘッズ:「………」
アハト:「ヤダ……」アハトはハートレスから離れると、再び祈りのポーズを作った。
ハートレス:「…」
アハト:「メルトン……ジツ……」
アハト:16B6>=4
NJSLYRBATTLE : (16B6>=4) → 5,4,2,2,4,5,2,1,4,2,6,3,5,5,5,5 → 成功数10
灼熱のアラシが吹き荒れる。
ハートレス:「…」
トライヘッズ:「もっと早く…会いたかった…もっと早く…会いたかったよ・・」大粒の涙をぽたぽたと垂れ流す
地の文@NM:トライヘッズ、ブラスムーンに3ダメージ、ハートレス、フォルブレイズに2ダメージ
ハートレス:「…」涙は灼熱のアラシに紛れて溶ける
ブラスムーン:「…!」無言で耐える
トライヘッズ:「………」耐えようとするが…アクマ外殻は壊れてしまった
フォルブレイズ:「…!」歯を一瞬食いしばり、笑顔でいるように努める
フォルブレイズ:メンポはついたままだ。
アハト:▼自滅効果発動。アハトに1ダメージ
アハト:体力ゼロ
灼熱のアラシが過ぎ去った後
アハトの身体はゆっくりと崩れ落ちた。
ハートレス:「…」
ブラスムーン:「ナムアミダブツ……ナムアミダブツ……!」
トライヘッズ:「ウウ…ウウ…ゴメン…アナタのオネエチャンになれなくて…ゴメン…」ただただ泣く
フォルブレイズ:「…」
ハートレス:「…」
アハト:「オカアサン……オネエチャン……」
フォルブレイズ:「………」
ハートレス:カイシャクしていい?
地の文@NM:どうぞ
フォルブレイズ:オカアサンにはやらせない
フォルブレイズ:14d6>=4
NJSLYRBATTLE : (14D6>=4) → 52[5,1,6,5,1,3,5,6,5,3,3,6,1,2] → 52 → 成功
ハートレス:「…」ダイタタミバリを首元に
フォルブレイズ:「…イイヤアーッ!」
飛び出して一息にアハトの首を撥ねようとした
ハートレス:…する前に
トライヘッズ:11d6
NJSLYRBATTLE : (11D6) → 44[3,4,6,5,4,2,6,5,4,3,2] → 44
トライヘッズ:1d6
NJSLYRBATTLE : (1D6) → 6
地の文@NM:これは……トライヘッズですね
ハートレス:だね
ブラスムーン:凄い
フォルブレイズよりさらに前に。
トライヘッズが残りのカラテを振り絞り、心臓を引き抜いた。
トライヘッズ:「サヨナラ…サヨナラ…サヨナラ…」
ブラスムーン:「!……ナムアミダブツ」
ハートレス:「…」
トライヘッズ:1d6
NJSLYRBATTLE : (1D6) → 6
アハト:「オネエチャン、ダイスキ」
アハトはトライヘッズの眼を見て、笑った。
「サヨナラ!」爆発四散!
フォルブレイズ:「…!」「……」
ハートレス:「………………」
ブラスムーン:「ナムアミダ・ブッダ……」
フォルブレイズ:「…」しめやかに、ザンシンする
トライヘッズ:「…ウワアアアアアアアアアアアン!」激情を最早堪えることはできなかった…
ハートレス:自然と…祈りのポーズをとっていた
ハートレス:泣かなかった
トライヘッズ:祈ることも出来ず…笑うことも出来ず…トライヘッズは泣いた。
ハートレス:いや、泣いていたのかもしれない…だが
ハートレス:今だけは…自分の心ない体に感謝していた…
ブラスムーン:手を合わせ一心に冥福を祈る
フォルブレイズ:「…」天を仰ぐ。周囲を皆の代わりに警戒する
トライヘッズ:「ナンデ…ナンデ…ニンジャナンデ…」
フォルブレイズ:「…ソウカイヤがゲイのサディストだから。」
トライヘッズ:「…そう…だったね…アルマゲスト=サン…」
ブラスムーン:「……アルマゲスト」
トライヘッズ:「負けないよ」泣き止んだ。
ハートレス:「…」
ハートレス:「……………………」
ハートレス:「……………………………次」
ハートレス:「……………………行きましょう……………次に」
ナンシー:《……行きましょう、電算室はもうすぐそこよ》
ナンシー:《決着をつけに行きましょう》
ブラスムーン:「進むしかない」
トライヘッズ:《ワカッタ。》
フォルブレイズ:「…ああ。必ず、落とし前を付けてやる…!」
トライヘッズは足元に、
小さな十字架状の飾りが落ちているのを見つけた。
ハートレス:「………………………」無言で歩き出…そうとする
トライヘッズ:「………?これは…」
地の文@NM:アハトが身につけていたものだ。
地の文@NM:アハトはイヤリングとして身につけていたが、トライヘッズには大きすぎる。
トライヘッズ:「吹き飛んだから…溶けなかったんだね…アリガトウ。」
ブラスムーン:「彼女のものか……」
地の文@NM:だがチョーカーとして使うことはできるだろう。
ハートレス:「………あんたが持っておきなさい、オネエチャンでしょう?」
トライヘッズ:「アリガトウ、ハートレスチャン。」首に十字架の飾りを巻き付ける
◆アハトのチョーカー(レリック)
・精神力+2
フォルブレイズ:「そうだな。もらっておくといい。オネエチャン?」
地の文@NM:ヤモトのオリヅルは全ての力を使い果たしたように、ただのオリガミに変わった。
ブラスムーン:「ウム」
トライヘッズ:「ウン。きっとこれは…アハトチャンが私たちにくれたんだと…そう思いたい」
ハートレス:「…」無言で上を向いている…涙がこぼれないように
地の文@NM:あとはただ、爆発四散痕が残るのみ。まるで、最初から何も無かったかのように。
地の文@NM:ブラスムーン達は再び、電算室へと向かって歩き出した。
トライヘッズ:「…行こう。アルマゲスト=サンをみんなで倒すんだ。」
ハートレス:「…………」泣きださないように…上を向いて歩く
フォルブレイズ:「…ああ。行こうか」
ブラスムーン:「そうだ。コレ以上の犠牲は増やさぬ」
ハートレス:「………………………」ずっと無言だ、しゃべると泣いてしまうから
トライヘッズ:ずっと泣いてはいられない。顔を赤くしながらも前に歩く
フォルブレイズ:「…行くぞ。まだ二仕事あるからな」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【電算室】
地の文@NM:「アイエエエエエ!?」「アイエエエエエエエエ!!」
地の文@NM:ブラスムーン達が電算室に突入すると、奴隷ハッカー達が泡を食って逃げていく。
トライヘッズ:殺したい、という衝動が渦巻くが、堪える。彼らはきっと被害者なのだ。
地の文@NM:画面に映るのは巨大なラオモト・カンの顔。
地の文@NM:ミッドナイトオイランニュースの映像だ。
フォルブレイズ:「ドーモ!裏切者です!カチコミに参りました!」
フォルブレイズ:(これで逃げるだろう)
ブラスムーン:「……」モニターを睨みつける
地の文@NM:「アイエエエエエエ!?」
地の文@NM:奴隷ハッカー失禁!逃亡!
ハートレス:「……………………」
トライヘッズ:(アリガト、フォルブレイズ=サン。)
フォルブレイズ:「さっさと消えろ。邪魔だ」
トライヘッズ:「そんな…ムリしなくていいよハートレスチャン。」
ハートレス:「……………………平気よ」
地の文@NM:重犯罪者達に守らせていたので十分だと判断されていたのだろう
地の文@NM:電算室内にニンジャは皆無であった
ブラスムーン:「Bチームを待たせては悪い。早く仕事を済ませるとしよう」
トライヘッズ:「…………………………なら…良かった。」
フォルブレイズ:「ああ。」
トライヘッズ:「ウン…ワタシは冴えてるからね」
地の文@NM:「ラオモト=サン、ありがとうございました」
画面の中では番組の進行とともに競泳水着めいたボディースーツのボタンをあちこち外し、ほとんど半裸の状態になったオイランリポーターが、ラオモト候補にドゲザしていた。
地の文@NM:モニタの下にはリアルタイム予想得票率のバーが光り、すでにラオモト候補が90%を超えている。
フォルブレイズ:「…下らん張り子のトラよ」
ハートレス:「……………」ダイタタミバリを画面のラオモトに投げたい
ハートレス:やっていい?
地の文@NM:壊すとだめです
ハートレス:ダメか
ハートレス:じゃあやらない
ナンシー:《待って!気持ちはワカルけど壊さないで!》
ナンシー:《ここのUNIX使って湾岸警備隊のミサイル基地をハッキングするんだから!》
トライヘッズ:《ナンシー=サン。》
ハートレス:「……………」構えていたハリを下す
ブラスムーン:《わかった》
フォルブレイズ:「…了解」
ナンシー:《それより、こいつの鼻を明かしてやりましょう?》
ナンシー:《渡しておいたフロッピー、あるわよね?》
ハートレス:「………………………ええ」
ハートレス:ずっと拳を握りしめて血を流している
ブラスムーン:「ああ」フロッピーを取り出す
フォルブレイズ:《ああ。ここに》
トライヘッズ:「…ある!無くさなくてヨカッタ!」
ナンシー:《じゃあそれを……》ハートレスのサイバネアイを失敬してナンシーは視界を得る《そこのUNIXに入れて》
ハートレス:「……………アイ、アイ」
トライヘッズ:「コワサナイように…コワサナイように…」一発で壊したことを根に持っていた
ナンシー:《……フフ、いい感じ》
フォルブレイズ:「さて、お祭りのクライマックスだな」
フォルブレイズ:「しかと拝見させてもらいます。ナンシー=サン」
ブラスムーン:「血の矢が飛ぶぞ」
ハートレス:「……………でっかい花火が上がるといいけど、アノヨまで届くぐらい」
ナンシー:《じゃあ、始めましょうか》ナンシーは厳かに言った。
トライヘッズ:「きっと壊すよりずっとタノシイ結果になるよ。あの世であの子も笑ってくれる」
ブラスムーン:「ああ…」
フォルブレイズ:「お願いします」
ザリ。一瞬ラオモトを映した巨大画面が乱れる。
ブラスムーン:「始まった」
ナンシー:《最初にやるべきことは、この邪魔な顔を消すことよ……ね!》
キャバァーン!ハッキング完了!UNIXが巨大なファンファーレを鳴らした!
ナンシー:《ハッキング完了!!》
ハートレス:「ええ、いつ壊してしまうか気が気でなかったもの」
トライヘッズ:「かわいいね!」
ナンシー:《アリガト》
フォルブレイズ:「おお、いいですね!」
ブラスムーン:「タツジン」
フォルブレイズ:「確かにカワイイ。センスありますね」
ナンシー:《さて、次は……!そうそう、ストーンカ=サンが言ってたアレよね。ネコソギ・ファンドを100万札分空売り!からの——》
フォルブレイズ:《おお》
地の文@NM:「今夜のニュースもお別れの時間が近づいて参りました。最後の対談ゲストは、もし人権があったらラオモト候補に投票したいというネコネコカワイイのお2人です」むなしく音声だけで流れるオイランニュースの中で、リポーターがコールする。
トライヘッズ:《これで株価が大幅下落だね》
ハートレス:「…ホントストーンカ=サンはそういうところ頭回るわよね、無駄に」
トライヘッズ:「きっと無駄じゃないよ」
ハートレス:「そうかもね…」少しだけ笑えるぐらいにはなった
トライヘッズ:と言いながら、手持ちのIRCも起動する
フォルブレイズ:「ああ。カネは天下の回り物だからな。」
地の文@NM:しかし、いつまでたってもネコネコカワイイの言葉はない。「おや……アクシデントでしょうか?」思わぬ事態に、オイランリポーターが言った瞬間。
3Dインタビュー空間のそこかしこに、厚みのない無数のUNIX画面が出現し、雪崩を起こしたように緑色の文字列が流れ始めた!
「えっ?」オイランリポーターが何か言おうとした瞬間、それら全ての画面に、ナンシー・リーがこれまでに入手してきた隠し撮り映像や極秘ドキュメントなどが、惜しみなく映し出された。
ラオモトが全裸になったオイランの上でサシミを食す映像、積み上げられた大金を前に市警要人と握手をしている映像………
「ハッキングよ!止めて!早く!」
ナムアミダブツ!何たる事態か!オイランリポーターはパニックを起こす!
堅牢で知られるNSTV社のUNIXサーバーがハッカーの侵入を許すなど前代未聞だ!番組の強制終了すらできない!
「ムハハハハ!ヨイデワ・ナイカ!」隠し撮り映像の中のラオモトが笑う!
ブラスムーン:「ネコソギファンドにインガオホーが訪れるか」
地の文@NM:「マグロはコストが高い」ドンブリ・ポン社の重役と会談するラオモトの映像がズームアップされる。ポン社もまた、ソウカイヤの息がかかった暗黒メガコーポのひとつなのだ。「有害成分含有のバイオ・マンボウを使え。粉末にすれば愚民どもに見分けはつくまい!ムハハハハハ!」ブッダ!何たる暴挙か!
トライヘッズ:「オオー!これは…ゴウランガ!」ラオモトの無様を逆に称賛!
ナンシー:《ほら、これが今のニュースよ!》ナンシーは画面の左下に小さくオイランニュースを映し出した。
ハートレス:「…ざまあみなさい」
地の文@NM:ラオモト候補得票率はみるみるうちに減少し、30%を切ろうとしていた!ネコソギ・ファンド社の株価もチャートが打てないほど急激な下降線を描いている!
地の文@NM:「ヌヌウウウーッ!」ラオモトはグンバイをへし折り、カタナのように鋭い目つきとともに席を立った。「アルマゲストは何をやっている!!」3D空間内に合成されていた彼の姿が消える。
フォルブレイズ:「ムハハハハ!ヨイデワ・ナイカ!」真似をしてみる
トライヘッズ:「ざまあみろ!」キツネ・サイン!
トライヘッズ:「おおージョウズジョウズ」
フォルブレイズ:「…これは実際良い。」
ハートレス:「ぜーんぜん似てないわよ、フォルブレイズ=サン、中身が違い過ぎてね」
トライヘッズ:「ハートレスチャンも言えてる言えてる!」
ブラスムーン:「ラオモト・カンにはまだ特大のインガが残っている」
地の文@NM:「今すぐネコソギ・ファンドの株を全額売却しろ」ラオモトの言葉が電算室にむなしく響く。
ナンシー:《ゴメンナサイネ、ラオモト=サン。私が空売りしちゃったから、もうその株券は殆ど紙くずなの!」
地の文@NM:《ナニィーッ!?》電算室に響くラオモトの怒声!
フォルブレイズ:《なんたる…》
ブラスムーン:「フフフ!」
地の文@NM:そして同時に、上階で巨大な振動が起こった!
フォルブレイズ:《水に落ちたドッグは、ボーでたたけ、か…》
ナンシー:《今、スケルター=サン達が対空砲を破壊したわ》
トライヘッズ:「おお!実際これでもうすぐイチモンナシだ!」
フォルブレイズ:《ワオ、ゴウランガ》
ハートレス:「…終わりが近いわねえ…すべての」
ブラスムーン:「対空砲が……!これであとは合流するだけだ」
トライヘッズ:「ウン…終わらせなきゃね、ワタシ達で。」
ナンシー:《そして、言い忘れてたけどミサイル基地ももうハッキング済みで——》
フォルブレイズ:《いいタイミングだ。同時に二発の矢が着弾。》
フォルブレイズ:《おお!》
ナンシー:《——彼ももう射出済なの。1分前に》
ハートレス:「…そろそろ来るってことね?”彼”が」
ブラスムーン:《良し》
トライヘッズ:《ヤッター!》
フォルブレイズ:《なるほど。スリー・アローズここに成り》
その時、ネオサイタマ郊外にあるミサイル基地から一つのミサイルが発射された。
KAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!
地の文@NM:光と煙を吐きながら速度を高めたミサイルは、高度1000mで方向転換し彼方にある巨大なピラーを目指し始める。
地の文@NM:すなわち、ソウカイヤの悪逆の象徴、トコロザワピラーへと。
ハートレス:「…来たみたいね?」
トライヘッズ:「ウンウン!これで…」
そしてそのミサイルの上にサーフィンめいて乗る一人のニンジャあり!
ニンジャスレイヤー:《こちらニンジャスレイヤー。状況は順調だ》
ナンシー:《それはなにより、乗り心地はどう?》
フォルブレイズ:《こちら炎の矢。状況はすこぶる良い》
ブラスムーン:《ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。我々も順調だ》
トライヘッズ:《こっちも順調順調!後は仕上げを御覧じろ!…これで合ってるっけ...》
ハートレス:【…驚くべきことに合ってるわ】
トライヘッズ:《よかった~》
ニンジャスレイヤー:《……このままダークニンジャの部屋に突入する》
ニンジャスレイヤー:《……改めて、オヌシらには感謝する》
ハートレス:【感謝はすべて終わってからで十分よ】
ニンジャスレイヤー:《……そうだな。終わらせる、全てを》
ミサイルはトコロザワピラーをめがけてますます加速!
その姿はさながらヨモツ・ニンジャの血の矢の如し!
フォルブレイズ:《しいて言えば言い方がトライヘッズ=サンと合ってない》
ブラスムーン:《ラオモト・カンはお任せします。ご武運を》
トライヘッズ:《ウン、終わらせよう。全部。》
フォルブレイズ:《ああ。…これですべてが終わるとは限らないしな》
ナンシー:《着弾まであと30秒。爆発に巻き込まれて死亡なんてやめてよね》
フォルブレイズ:《だから、まずはソウカイヤを終わらせよう》
フォルブレイズ:《了解。当然そんなのはごめんだ》
ニンジャスレイヤー:《無論だ。必ずダークニンジャとラオモト・カンを殺す》
巨大な血の矢は速度を早め、トコロザワピラーへ突き進む。
その狙いは寸分たがわぬダーツの如く……ダークニンジャの居室!
ハートレス:【死ぬ気なんてさらさらないわよ】
ニンジャスレイヤー:《では、全てが終わったのちまた会おう。オタッシャデー》
ブラスムーン:《オタッシャデー》
トライヘッズ:【絶対生きて帰ってこなきゃね】
ハートレス:【オタッシャデー】
フォルブレイズ:《オタッシャデ。ニンジャスレイヤー=サン。》
トライヘッズ:《オタッシャデー》
ナンシー:《着弾まであと3……2……1……》
KRATOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!
電算室は、いや、トコロザワピラー全体が激しい振動に襲われる!!
ミサイルがダークニンジャの居室に着弾!!
ブラスムーン:「血の矢が突き刺さったぞ!」
ハートレス:「…来たわねチャンと」
トライヘッズ:「三本の矢!」
地の文@NM:「グワーーーーーーッ!?」
ブラスムーン達が預かり知らぬことではあったが、この瞬間下からの侵入者を待ち構えていたダークニンジャは横方向からの奇襲を受けた!
フォルブレイズ:「さて。…こちらも最後の毒と炎をぶつけるべき奴にぶつけるぞ」
ブラスムーン:「アルマゲストの最後だ」
地の文@NM:猛烈な振動と、天守閣の一部が崩れる音が電算室に響く
地の文@NM:《貴様らあああああああああああああああああ!!》
地の文@NM:同時に響いたのはアルマゲストの怒号!!
トライヘッズ:「アイツにも飛び切りのインガオホーを食らわせてやる」
トライヘッズ:「………」声を聴いて、尚更怒りの声が漲る
フォルブレイズ:《なんですか?こちらは少し忙しいのですが》
アルマゲスト:《何を、何をしたああああああああ!!》
ハートレス:「善因善果、悪因悪果、全員にインガオホーは等しく降る」
トライヘッズ:《やりたいことをしただけだよ。》
ハートレス:「つまり、あんたのインガオホーよ」
フォルブレイズ:「何をしたのか、おのれの目で確かめるといいでしょう」
ブラスムーン:「見せつけに行こうか」
トライヘッズ:「ウン。ワタシのカラテを叩き込んでやる」
アルマゲスト:《ふざけ……ふざけるなサンシタがあああああああああ!!!今すぐ八つ裂きにしてくれる!!!》
ナンシー:《……ええ、行きましょう。アルマゲストを殺すのは貴方達に任せたい》
ハートレス:「…ええ、ここからは真のニンジャの時間よ、あんなかわいそうな子じゃなく」
ナンシー:《今外からアマツチの間へつながる隔壁を開いた。毒の矢も、同時に合流できるはずよ》
フォルブレイズ:「八つ裂きにされるのは貴様だ。アルマゲスト。…ちょうど八人いる。独り占めは良くないからな」
ブラスムーン:「待たせては悪いな」
トライヘッズ:《アリガトーゴザイマス!》
トライヘッズ:「これで役者は揃ったね!」
ハートレス:「ええ、そうね」
フォルブレイズ:《ええ。当然任せてください。ナンシー=サン》
地の文@NM:電算室を出ると、一部の天井が崩落を始めていた。爆発の影響か、振動はまだ鳴り止まない
地の文@NM:アマツチの間へと続く巨大階段……そこへ続く隔壁が今開いた!
トライヘッズ:「セーブポイント…って言いたいところけど…そんなのはない。一発勝負だね」
ブラスムーン:「行こう、我々の戦いだ」
ハートレス:「ええ、私の…私たちの…闘いよ」
フォルブレイズ:「行きましょうか。落とし前を付けに」
トライヘッズ:「ウン、負けられない…戦いだね」
ソウカイヤ崩壊の序曲めいてトコロザワピラーが震える。
燃え上がる炎を背景に、ニンジャ達は決断的に上階へと歩き出した。
アルマゲストが待つ、アマツチの間へと——!
トコロザワピラーはいまや燃え盛るタイマツが如し!アルマゲストよ覚悟するがいい!
ネオサイタマ・イン・フレイム『オペレーション・スリー・アローズ』◆孤児院卓最終回◆幕間:血の矢(ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイド)+その他に続く
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