見出し画像

意見とクレームは別モノです(日本の子どもにもタブレット配ってください)

先日、総務省が発展途上国にタブレットを送付というニュースが流れてきたんですね。え?日本国内でオンライン授業どうするか揉めてて、GIGAスクール構想掲げてもまだ一人1台には程遠いのに?

“寄贈されるのは、国内の民間企業から総務省に提供があった中古のタブレット端末4000台で、コロナ禍で教育機会が減っている現地の小学校でのオンライン授業などに活用される予定だということです。

ルワムキョ大使は「ルワンダでは、子ども一人一人にタブレットを普及するプログラムを進めている。大変、重要な寄贈を頂き、感謝申し上げる」と述べました。

総務省は、今回のルワンダを含めてアフリカやアジアの途上国に対し、3年間で合わせて1万8000台のタブレット端末を寄贈する計画で、各国でのデジタル化の推進に向けて専門人材の育成支援なども行うことにしています。“

え〜!もう疑問だらけ。

◆『国内の民間企業から提供があった中古のタブレット端末4000台』
❓これ、どうして国内を飛ばして海外に提供するんでしょうか?
❓一部自治体だけに提供するのは不公平だから?

◆『3年間で合わせて18000台のタブレット端末を寄贈する計画』
❓計画=予算が組まれているということですよね?
❓予算=税金ですよね?(国内優先では?)

■総務省へ意見を送付

念のため、総務省のサイトをざっと確認したけど、日本国内の学校にタブレット配布の記載は無く、「電気通信関連企業への柔軟な対応要請」しか見つけられませんでした。通信上限の見直し等を紙面で“要請”しただけに見えます。

❓国内を差し置いて海外へ贈る理由は❓
❓途上国の支援て、そもそも総務省の範疇なの❓

と納得いかないので、総務省のサイトから意見と質問を送りました。内容は👇こんな感じ。返事が欲しかったので実名とメールアドレスも記載してます。

画像1

昨日のnoteにも書いたけど、疑問に思ったら一国民として声をあげていきたいなと、淡々と質問と意見を送りました。

■疑問に感じる国民は多数

そもそもこのニュース、Twitterで流れてきたんですね。

同様に疑問を持つ人が大勢いたので「総務省へ意見送りましたよ」とお知らせしたら、多くの反応がありました。

そう、順番違うんですよね。
他国を支援するのは素晴らしいこと。でも日本国内の子供たちに行き渡っていない状況で、これはどうなの?と...。誰もが思いますよホント。

■意見とクレームは別モノです

わたし自身、思った事は割と正直に言う方なんですが、それでも日本にいた頃は周囲から浮くのを恐れて言えない事もありました。

日本ではなぜか、意見はクレームと同じカテゴリーで、イチャモン付けてると思われがち...だから不本意ながらスルーしてしまう事も多かったです。

でも、マレーシアで暮らすうちに「意見しないと自分の不利な方向へ進んでしまう事もある」また「意見とクレームは別モノだ」と気づき、必要な時には意見や質問ができるようになりました。これ、訓練次第で少しずつ慣れるものです。

ありがちなのが「日本人は議論することに慣れてないから、意見する時に喧嘩腰になってしまう」パターン。(わたしもそうでした)

なので、「感情を入れず、淡々と冷静に意見する」ように気をつけています。(これは仕事での交渉経験で習慣付いたので、お客様に感謝です🙏)

本日現在、総務省からの回答はまだ届いていませんが、真摯に答えてもらえるよう、願っています。

意見を届けたい。自分の祖国が少しでも良い国になるために。全てに関わる事は出来なくても、可能な範囲で行動したいなーと思っています。

↓昨日のnote。マレーシアも国民がジャンジャン声をあげて政治を変えてきた過去があります。


読んで下さってありがとうございます。スキ♡や、シェア、サポートなどにいつも励まされています!