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高校バスケのコーチをやってます。

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最近の記事

ベンチワークについて日本代表コーチに聞いてみた時の話 #バスケコラム

今回は、ベンチワークの話。 ベンチワークというのは、コーチとしてベンチに入り、指示を出したり、タイムアウトをとること。 それをどうすれば良いのかというコーチの悩みが少しでも軽くなれば幸いなので、書くことにしました。 私のようなしょうもないバスケコーチでも、 日本代表を教えていたコーチとお話しする機会をたまたま戴いたことがある。 私はその時一番聞きたいと思ったことを素直に聞いてみた。 ベンチワークで一番大事にしていることは何ですか? これについてその方は快く答えてくださっ

    • 視野が広い人間がいるってマジ? #バスケコラム

      マジじゃないでしょ。(マジレス) ごく一部の例外を除くのと、多分僅かな1%2%の見える範囲の差以外で、人間の視野の広さなんか変わらないんじゃないの? 調べてなんかいないけれど、きっとそう。 じゃあスポーツにおける視野が広いってなんなん? という話をしたい お付き合いください 「アオアシ」の主人公アシトはコート全体を把握し、誰がどこに動けば最高のプレーが出来るかをプレー中に考えるようになる。 これは漫画チックで少し人間離れした能力だけれど、主人公の能力を視野の広さにするとい

      • 伝統なんてクソ食らえ!目指すは効率厨 バスケコーチング#9

        こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第9回は練習の効率の話です。 練習は効率良くやりましょうという話。それを考えるのも監督の役目なのかと思います。 【効率を極める】練習時間には限りがある。特に私がチームを受け持った1年は時間が少なかった。休日でも練習時間の上限は2時間、週に3日しか活動できない、自粛期間で丸々練習できない期間が約6ヶ月、朝練もできない。通常の年間練習時間の半分もないくらいだっただろうか。 途中で制限が緩くなり

        • 監督の練習メニューの作り方 バスケコーチング#8

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第8回は、練習メニューの考え方です。 実際、監督ってどうやってメニューつくんのっていう話なんで、多少気になる人もいるんじゃないかなと思います。 誰に教わったわけでもない自己流なので、正解かどうか分かりませんが。 【練習メニューの決め方】基本は、第3回で書いたような、最初に立てた年間スケジュールをベースに考えていく。 具体的なメニューは、大体昔やったことのあるメニューから引っ張ってくること

        ベンチワークについて日本代表コーチに聞いてみた時の話 #バスケコラム

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        • 伝統なんてクソ食らえ!目指すは効率厨 バスケコーチング#9

        • 監督の練習メニューの作り方 バスケコーチング#8

          チームに必要な決まりごと+オフェンスリバウンドについて バスケコーチング#7

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第7回は、チームの決まりごとについて話していこうと思います。戦術的なDFとかOFの決まりごとではなく、練習中の当たり前にやってるようなことですね。 本当に大したことはないですが、チームをスタートするのに必要な共通意識なのかなと思い、軽く書いていこうと思います。 【絶対にやって欲しくないこと           ベースで考える】チームの「決まりごと(ルール)」とは、 年間通して意識しておいて

          チームに必要な決まりごと+オフェンスリバウンドについて バスケコーチング#7

          コミュニケーションをとらないチームはずっと弱いまま バスケコーチング#6

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第6回は、コミュニケーションについて。バスケにおけるコミュニケーションの大事さを出来る限り伝わるように書きたいと思います。 その殆どが、あるクリニックに行って、そこで学んだことです。私もそこで気づかされました。 【コミュニケーションの重要さ】そもそもバスケにおけるコミュニケーションとは何か? まず、 コミュニケーション≠練習中の無関係なおしゃべり なので、選手同士や選手とコーチとの関係

          コミュニケーションをとらないチームはずっと弱いまま バスケコーチング#6

          チームを圧倒的に成長させるボトムアップ バスケコーチング#5

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第5回は、ボトムアップ的チームの作り方、それに対する自分の考えです。 組織を運営する際の参考になれば幸いです。 【ボトムアップって、なに】これを読んでる多くの人は既に知っているかも知れないが、一応説明しておく。 直訳すると「底上げ」。 しかし、そのままの意味ではなく、ビジネス・組織的な意味合いを持っており、 「下意上達」を意味する。 組織の下層部のメンバーの提案を上層部が吸い上げることで意

          チームを圧倒的に成長させるボトムアップ バスケコーチング#5

          チームの土台はOF or DF? 優先度の付け方とは バスケコーチング#4

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第4回は、優先順位の考え方です。チームとして伸ばす部分の優先順位です。OFが先かDFが先かみたいな話。 【先に考えるのは、OF?DF?】練習時間が限られた環境では、教えられることも当然限られる。学校で自主練もできない状況で、教えるべきはなんなのか。 まず、考えることは、現状何ができて、何ができないのか。何が足りていて、何が足りないのか。 私が監督になったチームの1番初めの状況を考えるとこ

          チームの土台はOF or DF? 優先度の付け方とは バスケコーチング#4

          勝利の逆算スケジュール バスケコーチング#3

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第三回は、年間スケジュールの考え方です。結構当たり前の話をするので、聞き流してくれて構わないです。タイトルはカッコ付けです、ごめんなさい。 ここまで、「部活とは何か」、「監督に必要な能力とは」、とやや概念的なものの話をしてきました。では、実際に監督として何をするのか、という話に入っていきたいと思います。 【目標に対して思うこと(県大会出場)】前回の話の続きになるが、私のチームは目標を「県

          勝利の逆算スケジュール バスケコーチング#3

          高校の部活ってなに? 楽しむことと勝つことの両立 バスケコーチング#2

          こんにちは。高校バスケの監督を振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第二回は、まず高校の部活って何だろうって考えてみる回です。顧問や監督を引き受けるに当たって、まず一歩目の大事な考えになると思っています。 【部活は誰のため?】結論から言うと、部活はそこに所属している生徒たちのためにある。当然。ここを履き違えることは決してあってはいけない。 世間のイメージで話すが、部活を仕切っているのは監督や顧問だから、部活はその監督・顧問のものという印象が出来やすい。生

          高校の部活ってなに? 楽しむことと勝つことの両立 バスケコーチング#2

          監督に必要な5つの能力 バスケコーチング#1

          こんにちは。高校バスケの監督について振り返り、考える記事になります。前回の記事はこちら。 第一回は簡単に、高校バスケの監督を1年して分かった監督に必要な能力です。 【監督として必要な能力】ざっくり5つの能力に分けます。 1. 分析力・課題発見力 練習中の選手や試合のビデオを見たときに、その選手は○○ができていない、とか、チーム全体として××が良くない、といったことを見つける力です。 例えば、簡単なことだと、 「君は左手のドリブルに自信がなくて、右にばかりドライブをして

          監督に必要な5つの能力 バスケコーチング#1

          バスケットボール、監督、コーチング、弱小チームが勝つためには。 #0

          【前置き】とりあえず、色々な自分の身の回りのことを言語化したくて、流行りのnoteってやつに書いていこうと思う。誰かの何かに影響された訳ではないと断っておきます。できるだけ、面白い文章心掛けますが、語彙力はないです。 バスケットボールの監督・コーチに関すること。バスケの戦術的理解とか、コーチングに関しての自分の考え。これまで数年色々と考えてきたので、せっかくならば残しておきたい所存。 【監督になってから】私は、とある関東の弱小高校のバスケ部の監督を去年1年間やらせてもらい

          バスケットボール、監督、コーチング、弱小チームが勝つためには。 #0