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【30代の終活】広げた風呂敷を畳む
30代になり、20代で広げた風呂敷を畳むことが増えたと感じます。
20代はとにかく夢を膨らませて自由に行動していましたが、
30代ではケリをつけないと次に進めないことがあります。
「後悔しないよう心地よく生きる」
親元を離れた18歳の時、東日本大震災に衝撃を受けてから、大切にしている価値観です。
この価値観に従うと、30代で終活に近いことをしていると気付きました。
1.身の回りの整理
人は死ぬ時、お金やモノを持っていけません。
最期まで持っていけるとしたら、
脳裏に刻まれた知識や経験、思い出でしょうか。
そう考えると、今必要な「人・モノ・コト」は
お気に入りに絞ったほうがいい。
またモノの管理時間を少なくすれば、コトにかける時間が増えます。
それがゆくゆくは思い出になっていく。
20代までの私は
・とりあえず安いやつ
・周りと同じが無難
・周りの目が気になるから毎日違う服を着たい
・気分が乗らない飲み会だけど断れない
など、典型的な流され人生でした。
産・育休という半強制的な休みをいただけたことをきっかけに、
一年発起してモノはもちろん、キャリアや
毎日浮かんでは消える思いも日々整理をするようにしました。
結果、自分が大切にしたいことがわかり、
お金と時間をどう使いたいかが明確になってきています。
2.資産の見える化
1人暮らしから現在に至るまで、家計簿はつけても
振り返りまでできず、どんぶり勘定が続いていました。
数年前に、夫中心で、子どもの口座を開設して教育費を貯めたり、投資を始めたりしたのですが、進捗がさっぱりわからず。
身の回りの整理を経て、お金の使いどころが定まってきたので、
「マネーフォワードME」を使って資産の一元化に取り組んでいます。
以前は「お金が足りるのか」という漠然とした不安がありましたが、
見える化したことで、改善点はありつつも、だいぶ楽になりました。
また、一元化で思い知った複数のID・パスワードたち。
混乱やストレスの原因なので不要なものは退会、
わからないものは設定のやり直しをしています。
これからは「デジタル終活」も意識したいところです。
3.ライフプランを再度見直す
結婚当初、今後家をどうするか話していた時に、
ファイナンシャルプランナーさんと話す機会があり、
20代後半で初めてライフプランを立てました。
当時、子ども2人を仮決めしたことで、結局、その通りになっています。
ただ、20代後半~30代の生き方は本当に難しく、予想困難でした。
実際に、私もこの8年間で、怒涛のライフイベントラッシュでした。
・結婚
・夫の転職
・1人目出産
・引っ越し1回目
・家づくり
・2人目出産
・引っ越し2回目
・復職
・夫の異動
・夫の昇進
・私の転職 ←今ここ
どれも今のタイミングでいいのか、それぞれ本当に悩みました。
少なからず、大きなお金が動いたり、他の方を巻き込むことになるから。
仕事とプライベート、お金や体調、社会情勢、
それぞれの状況をパズルのように組み合わせ、
ベストタイミングを探りました。
こればかりは正解はないし、自分で正解をつくっていくしかありません。
引き続き、直近、私は転職をして働き方を変えますし、
子どもの進学などでライフイベントは続きます。
時間は待ってくれないし、これからも加速しそうな勢い。
今は元気な親たちの老いとも向き合う必要が出てくるでしょう。
そう考えると、1年、1か月、1日、1秒、それぞれが貴重な時間。
後々後悔しないためにも今に納得感を持ちたいものです。
2025年問題
私が一区切りを意識している背景のひとつが「2025年問題」です。
一般的には団塊の世代が後期高齢者になるため、
社会保障の負担増などが「2025年問題」と言われています。
一方、私はエンターテイメントとして都市伝説が好きで、
2025年のさまざまな予言を見聞きしています。
地震、噴火、津波、隕石、太陽フレア、戦争、金融危機…etc
起こらなければなーんだほらね、で済む話。
ただ、実際起こるととんでもない話。
その前に備える、毎日できることをする。
当たり前の日常がいかに尊いかを痛感するのです。
やりたいことはすぐにやり、会いたい人に会い、
都度けじめをつけ、今日も後悔のない1日を過ごしたいと思うのでした。
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