見出し画像

社内取材②次世代に残る「街-人ハブ」の「開発」を担うなかま

ご供養業界「偲ぶことの真ん中と向き合う」会社
株式会社まなか広報室・壱号のお独り広報室立ち上げ日記。

4記事目は、新入り壱号が取材したまなかのなかま記録②――「業務の紹介」第2弾。

まなかの「お墓」の場所作りのお仕事

株式会社まなかでは、「寺院コンサルティング」という事業も行っています。
一般名称を採用するとコンサルティングとなるのですが、
プロデュース
の色合いが強いかと思います。

まなかプロデュースの墓苑を、お寺と社内・社外の総力を結集して一緒に作って、販売・管理を運営事務局としてお受けしている部分の大元の部分を担っているのが「寺院開発室」です。

画像1

一側面からすると、前回ご紹介した「開発室」同様に、まなかのお墓という商品開発をしている、とも言えます。
“一側面からすると、”とあえて書きました。
単純に「お墓という商品を作っている」わけではない想いと、目指している形が他にもある、まなかの深層部がココです。

お墓・墓苑(霊園)って、ちょっと一般的な消費商品と色々違います。
求められる役割、法律的な決まり事。文化風習や、個々人の信仰(価値観・世界観)や感情の領域を無視できないとても難しい領域です。
今もって「正しく・丁寧に」言葉にできるようになろうと、社内取材をしたり、ド素人なりに調べたり勉強したりを続けていますが……深い~。(ず~っと勉強し続けて、情報もアップデートして、自分自身でも考え抜いていかないとな~と感じてます。今回の記事も、四苦八苦……。)

お墓作りに絶対に大事な2つの視点
①公共性ある役割として ②いち企業として

まなかのこだわり③未来への想いとして
=寺院開発室!でした。

寺院開発室のお仕事三大重要視点

①公共性ある役割として

墓地経営主体は、市町村等の地方公共団体が原則であり、これによりがたい事情があっても宗教法人又は公益法人等に限られること。
=墓地の永続性及び非営利性の確保の観点から、従前の厚生省の通知等により、営利企業を墓地経営主体として認めることは適当ではないとの考え方が示されている。(厚生労働省「墓地経営・管理の指針等について」生衛発第1764号/平成12年12月6日より)

お墓(埋葬)については、国が定める法律があります。
墓地、埋葬等に関する法律」……墓地埋葬法(さらに略して墓埋法というらしいです。ぼまいほー。)があって、厚労省による「施行規則」があって、運用管理監督は都道府県等の地方行政が担ってます。複雑!難しい!!

ざ~っくり言うと法律の「できること」の枠の中でも、
・A市で、X形式の墓地を作る許可が取れた
・B市では、A市とまったく同じX形式の墓地は作る許可が取れなかった
みたいなこともありえる。(ということだと室長にかみ砕いてもらいました!)

まなかのような民間企業は、お寺の「寺院経営の中の墓苑運営のお手伝い」をしている立ち位置です。公共性を重視した考え方、進め方がなによりも重要。「②いち企業として」の部分とのバランスも不可欠。

画像2

②いち企業として

どうしても欠かせないのが、立場として民間=営利企業であるところ。
大儲けしよう!というよりも、経営破綻してしまっては元も子もない
それに会社として利益もきちんと無いと、①の「公共性」で求められる役割

将来にわたって安定的な(破綻の可能性がない)運営を行うことができ、住民がより安心して利用できること

をお寺と一緒に果たすことができなくなってしまいます。

まなかは「お墓を作って売るだけ」ではなくて、お墓をそこに持った方へ、お寺と一緒に「お墓を買った後」の大切な故人を想う関わり方全部をサポートしていきたい。お客様はもちろん、お寺とも長い時間関わり続けることを前提に寺院開発室は計画やプロデュースを組み立てています。
そのためには、やはり「会社としても存続」しなくてはなりません。

次に新しい開発をするにも、投資する元がなければ「必要とされている地域に、必要な形のお墓を用意する」ができません。現代の価値観やライフスタイルに合わせた種類やデザイン、対応できる方法や課題解決のサービスを作るためにも。

安易な妥協をしないで、こだわりを追うことに、協力してくれる複数の社外専門家さんにも、その価値に見合うお支払いをしたいです。

公共性ある、歴史を持ったお寺という経営主体にとっても、「安定して存続するための収益」は絶対必要です。それも、③未来への想いの実現のため。

「街-人ハブ」になれる開かれた場所作り


③未来への想いとして

まなかは、「一緒に」取り組むお墓を作る場所として、歴史あるお寺が護るところであることを重視しています。
これは宗教や宗派で「仏教を布教します!」という立ち位置からではなく、「大切な故人を想う」=祈りや弔いを担う、地域に根差した歴史ある場所と役割を持つところかどうか?を重要視しているということ。そういう場所は、「その時々、なにか意味があって、何百年と続いてきた理由がある」公共性のある場所だと思うからです。

そこに作るお墓作りは、その背景が生きるコンセプトが徹底されていることを目指します。「ここ」であることの価値をしっかり作る、これです。

画像3

人と人をつなぐ場所・人と街をつなぐ場所へと、長い時間護られてきた場所をもっと、ばーんと開きたい――いや、開いていただきたいし、開きたいと願っているお寺と「一緒に」取り組みたい

「大切な故人を想う」ことに寄り添いたいと事業をしているまなかにとっては、「大切な故人を想う」ことそのものや、想う場所や道具、対象、あるいは装置や機能、方法の種類が無くなってしまうこと・減ってしまうことは、何よりも残念に思うし、事業としても成り立たなくなってしまうことです。

画像4


どの部署の業務も、根っこは同じ。その中でも「寺院開発室」のお仕事は、お寺という場所を起点に、社会やコミュニティにも広げたい!が溢れる超アツいものでした。

まなかのなかま」取材すると、つられてアツい想い昂ります。
なので壱号の勝手な野望、宣誓!(当然社長&副社長Noチェック)
「まなかのなかま募集中!」も、note紹介やコーポレートサイトのオフィシャルな形で、発信していかれるよう成長したい!!
noteの「まなかのなかま」シリーズたくさん記事を増していくぞ~♪ 広報業務精進して、採用広報も担えるくらい成長して……将来、note読んでくれた方から「まなかに参加したいです」って応募が来るようになったら、泣いちゃうくらい嬉しいだろうなぁ……。がんばる!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?