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「中高生のための研究施設」MANAI です!

はじめまして。広報担当のヴィアナです。
「中高生のための科学研究施設」って、耳慣れない言葉ですよね。
しかも、むちゃくちゃ難しそうな感じがしませんか?

私たちMANAI が目指すのは、たった1つ。
「好きなことに没頭してもらうこと」。

教育や、物事を教えることではなく「知りたい、やりたいことに、思いっきりのめり込んでもらうためのお手伝い」が目的なのです。

勉強を教えるのではなく、研究生たちの「学びたい」欲求にとことん集中してもらう。
それが、MANAI です。

*MANAI 概要

世界中の中高生を対象に、大きく4つの活動を行っています。

1. ジョインしてから大学などほかの研究施設に所属するまで通ってもらえる「Institute(インスティテュート)」

20200125 institute selected 媒体提供 _20200125  Institute (Daily Record) IMGL6903

自分で研究したいテーマを決めて、リサーチをし、論文を書いて発表します

2. 学生なら誰でも参加できる、公開講座

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「Manai Seminar(マナイセミナー)」NASAのジェット推進研究所、現役日本人エンジニアによるトーク「東京からNASAへ。惑星探査ナビゲーションエンジニアの人生」や、『イグノーベル賞』に学ぶ「研究の楽しみ方」などをこれまでに開催しました

3. 季節ごとの「Seasonal prgram(シーズナルプログラム)」

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2015年から、スプリング/サマープログラムを開催しています。
これまで北海道大学、立命館大学や沖縄科学技術大学院大学と提携し、日本、海外から150人以上が参加しました(応募総数547人)。
 
4. 中高生の研究に助成金を提供する「Grant(グラント)」

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それぞれの研究分野、第一線で活躍する教授たちが審査し支援を決めます。
また、現役の研究者などが指導者(メンター)としてアドバイスなどを行います。

学費:基本的に無料

これはMANAI が「若者が学ぶのに、費用がかかるのはおかしい」と考えているから。

彼らの多くは学んで将来社会を構成し、社会全体をより快適に、より安心したものにします。その恩恵をうける社会が、若者の学びを負担すべき、と信じています。

この理念に共感してくださったサポーター企業さま、個人さまたちからのご支援で、学生たちに極力負担をかけず、学びに集中してもらっています。

*直近のプログラム

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1月31日から「データサイエンス講座」を開催しています!現役のデータサイエンティストたちが先生、というとても贅沢な講座なんですよ✨満員御礼で、現在絶賛開催中です。

*生徒はどんな人たち? 研究内容は?

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ジョイン後、大学などほかの研究施設に所属するまで通ってもらえる「インスティテュート」では、現在14歳から17歳の研究生たちが16人学んでいます。

研究内容は「特定部位に関わる再生遺伝子のクローニングと特性評価」「機械学習を用いた遺伝要因と運動機能の関連性検証」「視覚進化のシミュレーション」など。
サイエンス・テクノロジーの分野であれば、基本的に何でもOKです。

中には、JAXAとNASAが協力して開催した「きぼう」ロボットプログラミング競技会のプログラミング部門で優勝した研究生たちもいます。

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競技会には、世界7つの国と地域から313チーム、1,168名が参加。大学生がメーンという中、高校生チームとして素晴らしい記録を残しました!

*「メンター」とは?

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私たちは、研究生たちが「これをもっと知りたい」と思ったことにのめり込んでもらうためのお手伝いをしています。
一方的に知識を伝達する講義をしたり、「この単元を学ぶように」や「これをしなさい」など、指示を出す人間はいません。

代わりに「メンター」がいます。現役の研究者や、大学で教鞭をとっている方たちが、生徒と一緒に併走し

「その研究をしたいなら、こんな切り口はどう?」
「こんな専門家を紹介するよ」

など、提案をしたり質問内容にフィードバックします。

*なぜ「没頭」にこだわるのか

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代表の野村竜一(写真右)は「人は没頭からしか学ばない」と考えています。それは、小学校時代の実体験から。

小型の動力付き自動車模型『ミニ四駆』にのめり込んだのです。
「とにかく自分のマシンを早く走らせたい」と改良を重ね、人生初の徹夜もこの時に経験。

図書館にも通いました。
モーターや電池の電圧降下の仕組みや、重力の概念など、さまざまな内容を学んだそうです。「問題発見のための対照実験(weblio辞書より:ある条件の効果を調べるために、他の条件は全く同じにして、その条件のみを除いて行う実験。除いたときと除かないときの結果を比較)プロセスも自然と身についた」と言います。

人は「知りたいこと」を徹底的に掘り下げた時、その過程でたくさんのことを学ぶ。
ゆえに「人は没頭からしか学ばない」がマナイの考えとなりました。


すべてのプログラムは「知りたい」「やってみたい」など、知的好奇心を刺激し、没頭への種まきになるよう設計されています。

*まとめ

✔ マナイは中高生の「知りたい」「やりたい」ことに没頭してもらうお手伝いをしています

✔ 世界の中高生を対象に、
1. 入ってから、最大3年間通ってもらえる
「Institute(インスティテュート)」
2. 学生なら誰でも参加できる、公開講座の
「Manai Seminar(マナイセミナー)」
3. 季節ごとの「Seasonal prgram(シーズナルプログラム)」 
4. 中高生の研究に助成金を出す「Grant(グラント)」

という4つのプロジェクトを行っています。

✔ 現在通っている子たち
14歳から17歳までの学生が16人学んでいます。
中には、JAXAとNASAが協力して開催した「きぼう」ロボットプログラミング競技会のプログラミング部門で優勝した子たちも。

✔ MANAI のメンターとは
現役の研究者や、大学で教鞭をとっている方たちが研究生たちへアドバイスなどを行います。

✔ 没頭にこだわる理由
代表 野村の実体験からです。
人は「知りたいこと」を徹底的に掘り下げた時、その過程でたくさんのことを学ぶ。ゆえに「人は没頭からしか学ばない」がマナイの考えとなりました。


このnoteでは、関係する大学の先生たち、メンターや研究生たちのインタビューなどもアップしていきます。
みなさんに、マナイのサポーターになっていただけるとうれしいです!
(広報担当:ヴィアナ)


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