シェア
主人公の吉田浩文さんは、祖父の代から潜水業を営む一家の三代目として生まれた。その意味では…
夢とうつつの境界線に迷い込んだような、不思議な気持ちにさせられる物語。でもほんの少し前ま…
『こころ』との出会いは、高校の教科書に載っていたものを読んだのが最初であった。おそらく、…
世の中には、プレッシャーに強い人もいれば、弱い人もいる。では、どちらのほうが大きな仕事を…
「タモリ式記憶術」というのがある。これはタモリが開発したというのではなく、タモリがテレビ…
文章を書いていて、楽しい時と、楽しくない時がある。 楽しく書ける時は、その文脈の中に没入…
最近はようやく変わりつつあるけれども、「幸せ=お金」という考え方は根強くある。そんなに極端じゃなくても、「幸せとお金はイコールじゃないけれども、最低限のお金がなければ幸せになれない」ということには、多くの人が同意するのではないだろうか。 何かの調査で、年収がだいたい800万円以上になると、収入の多さと幸福感が比例しなくなる、というのがあった気もする。でも、あたりまえのことだけど、「幸せとはなにか」の答えは、人によって違うはずなのである。みんながみんな「最低限のお金」を幸せの
東日本大震災が起ったとき、都心では多くの帰宅難民が発生した。 僕の友人も帰宅難民化してい…
「自分の人生を華やかに彩りたい……」 そんな憧れを抱いている人は多い。 そうでありながら…
55年以上続いた十条の名喫茶「スヰング」が、十条駅西口再開発にともない、2020年2月24日に閉…
その日、外は真冬の寒さだったが、電車の中は混み合っていて、とても暑かった。 僕は一刻も早…
池袋駅のホームで、埼京線の電車を待っていた時のこと。 その日は朝から列車の事故があって、…
「都会で暮らしながら、どうやって自然との関係を結び直していくのか」 これがいま、人々の大…
雑誌『かがり火』で連載させてもらっている対談「そんな生き方あったんや!」。 取材時の写真の撮影は、都合のつく限り写真家の井口康弘氏にお願いしている。 対談は喫茶店でやることが多いのだが、そこでの撮影の際に彼がよく使うのが、「レフ板」と呼ばれる光を反射させるシートのようなものである。 やはり光の当たり方によって、被写体の印象はずいぶん変わってくるのだろう。 ちなみに「ライティング」と聞いて僕がいつも思い出すのは、「真っ白な美肌」で有名だった鈴木その子さんである(笑)。