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人生を華やかにしたければとりあえず1回だけパリに行っておけばいい
「自分の人生を華やかに彩りたい……」
そんな憧れを抱いている人は多い。
そうでありながら、「まあ、華やかさとは無縁の人生ですので……」などと自分を卑下する人がいる。
そんな人にこそ僕は伝えたい。
「人生を華やかにすることは、そんなに難しいことではない」。
いや、「むしろ簡単である」と。
単刀直入に言おう。
人生を華やかに彩るために必要なたった1つのこと。
それは、「とりあえず1回だけパリに行っておくこと」である。
パリと言えば、「華の都」。
「華やか=パリ」。
「1+1=2」と双璧をなすと言われる鉄板の方程式。
もはや証明さえ必要としない「真理」。
この「真理」さえつかんでおけば、華やかさはもうあなたの手の中である。
さて、なにはともあれ、まずパリに行く必要があるのだが、そこだけは各自で頑張って欲しい(笑)。
お金を貯める、というのが一番オーソドックスな方法だと思うが、とにかく一生に1回だけ行っておけばいいので、ここが頑張りどころである。逆に言えば、ここさえ頑張れば、人生の華やかさは約束されたも同然なのだ。
さて、なんとかしてパリに行き、日本に帰ってきたとしよう。
ここからが肝要である。ポイントはたった1つ。
「全てのことをパリと結びつけろ!」。
これに尽きる。
例えばあなたが会社員だとして、「入社されたのはいつですか?」と聞かれたら、こう答えるのだ。
「パリから帰国する3年前ですね」
このように、いちいち「パリ基準」で答えるのである。
決して普通に「2003年の4月です」などと答えてはならない。
そうやって「パリ基準」で答えていると、いつの間にか「あなた=パリ」という印象が固まっていく。それはすなわち、「あなた=華やか」と同じことなのだ!
あるいは、久しぶりに会った人に「最近どうですか?」などと聞かれることがあるだろう。そんな時はこうだ。
「パリから帰国してもう4年になりますけど、最近はまあぼちぼちですね」
こうして必ず最初に「パリ」を入れておくのだ。
「自分の最近の状況」と「パリ」の関係性などはどうでもいい。そんなことは二の次だし、たいていの場合、相手だってあなたの近況など興味がないのだ。一応、聞いているだけなのだ。
だから細かいことは気にしなくていい。とりあえず「パリ」と言っておけば、相手はなんとなく「華やかなのかな?」という気がしてくるものなのだ。
このように、あなたの人生の全てを「パリ基準」で表現する。
今年パリに行ったとして、あなたがいま30歳なら、あなたが生まれたのは1990年ではなく、「パリから帰国する30年前」なのである。とにかくこれを徹底して欲しい。
「なんか最近、元気ないですね」などと言われたら、こんな風に返してもいい。
「パリにいた時は、いつもこんな感じだったよ」
「あれ、スマホ変えたんですか?」
「変えたよ。パリから帰国して4年も経つからね(脈絡はなくてよい)」
「髪、切りました?」
「パリに行った頃よりだいぶ短くしてみた」
「いつも何時くらいに寝てるんですか?」
「23時くらいかな。パリでは16時」
「好きなアイスは何ですか?」
「パリパリバー」
このように、応用の仕方は無限大だ。
あと僕のオススメは、ことあるごとに次の主張を繰り返すことだ。
「俺の人生は、パリ以前とパリ以降に分けることができる」。
こう言っておくと、なんとなく「この人はパリから大きな影響を受けたのかな」という印象を与えることができる。
実際に影響を受けたかどうかは重要ではないし、あなたの人生が「パリ以前」と「パリ以降」に分かれているかどうかも問題ではない。大事なのは、「パリ」と言うことである。
勘違いしないで欲しいのだが、ウソをつけと言っているわけではない。パリに行ったのはまぎれもない事実だし、あなたの人生をパリ以前とパリ以降に「分けることはできる」。これは本当のことだ。
この手法は一生使える。名づけて「パリ・メソッド」。
これを書きながら、「なぜ俺はまだパリに行っていないのだろう?」と不思議に思うほどだ。インドには行ったことがあるので、「インド・メソッド」は使用可能だが、それは僕が求めているイメージとちょっと違うので、使っていない。
あなたもぜひこの「パリ・メソッド」を使って、人生を華やかなものにして欲しい。
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