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絶望の処方箋

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絶望した時の処方箋として。
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2020年6月の記事一覧

情報としての時間、体験としての時間

最近、YouTubeを聞きながら散歩するのが日課のようになっていて、きのうは養老孟司さんの「脳…

杉原 学
4年前
2

十条の名喫茶「スヰング」閉店に寄せて

55年以上続いた十条の名喫茶「スヰング」が、十条駅西口再開発にともない、2020年2月24日に閉…

杉原 学
4年前
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いのちとは何か

日本の伝統的な社会では、それぞれ個人の誕生日ではなく、元旦にみんな一斉に年をとったという…

杉原 学
4年前
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人生捨ててもかまわない♪

その日、外は真冬の寒さだったが、電車の中は混み合っていて、とても暑かった。 僕は一刻も早…

杉原 学
4年前
6

サボればサボるほど売れる営業マンの話

僕の友人に、不思議な営業マンがいる。 会社に勤めるサラリーマンだが、そこで出世しようとい…

杉原 学
4年前
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そっちの電車に乗ってもいい場所には辿り着けない

池袋駅のホームで、埼京線の電車を待っていた時のこと。 その日は朝から列車の事故があって、…

杉原 学
4年前
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師を持つことの大切さ

「都会で暮らしながら、どうやって自然との関係を結び直していくのか」 これがいま、人々の大きな関心になっている。 都会の特徴である均質な時空は、人間の五感を鈍らせ、生きる上での大切な学びを奪う。 何より、人工的な空間が当たり前になると、「全ては人間によってコントロールできる」という幻想が思考を支配するようになる。そのうちに、不慮の事態に出会ったときに対応できない精神と身体ができあがる。 「自然での学びを回復しなければならない」という思いを抱きつつも、誰もがすぐに自然豊か

人生にレフ板を。

雑誌『かがり火』で連載させてもらっている対談「そんな生き方あったんや!」。 取材時の写真…

杉原 学
4年前
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概念ないねんゲーム

電車の中で、誰かがくしゃみをする。 日常の中でよくある風景であり、それを特に気にとめる人…

杉原 学
4年前
5

星野道夫さんと「時間」について

友人がとってもいい本を紹介してくれた。 星野道夫さんの『森へ』、そして『クマよ』。 星野…

杉原 学
4年前
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奇跡は起こせる

「あー、そのへんに100万円落ちてないかなー」 うまくいかない日々が続くと、ついそんな妄想…

杉原 学
4年前
9

哲学とは「モノの見方」である

哲学とは何かと聞かれたら、いまの僕は「モノの見方」と答えるだろう。 「モノの見方」とは、…

杉原 学
4年前
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