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活動報告

 こんにちは!学びのサロンです!毎日暑いですね☼

 7/24、第3回の読書会を開催しました!松田太希さんの『体罰・暴力・いじめ―スポーツと学校の社会哲学』(青弓社、2019年)の第2章「スポーツの本質に関わる暴力性」を読みました!

https://manabinosalonbook3.peatix.com/view

 まず、松田さんから、前回の第1章「暴力を考えるために重要なことがら」の振り返りがありました。「暴力」と「暴力性」という区別、法や概念定義の次元を超えて体罰やいじめを考えることの重要性等が言われていました。今回の第2章では、スポーツという場が根源的に持っている暴力性という力、それによって、指導者も選手も体罰・暴力に親和的な自己の構造をとることが議論されていました。

 毎回のことになってきましたが、今回も、ディスカッションはご参加くださった皆様のそれぞれの関心からいろいろなトピック・問題に発展し、とてもおもしろくなりました!個人的に一番おもしろかったのは、プラモデル界隈では暴力なんてないのに、なぜスポーツでは起きるのか、やっぱりそれは、「たのしくやる」ということを見失っているからじゃないか、という議論が出てきたところでした。松田さんは、それに対し、「対象が動いて、状況が複雑になるから、どうしても指導者という存在が要請されてくるのではないか」と回答していて、非常に興味深かったです。松田さんご自身も、「直観的に思ったことなんですが」と言われていて、刺激を受けておられたようでした!

 次回は第3章「指導者―選手関係の暴力性」をやります!日時は未定なので、Twitterの方でまた告知させていただきます!!

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