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YOGA日記。

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ヨガを始めて8年。日々のヨガの中で得た気づきを言葉にしたい。そんな思いでこの日記を始めました。
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2021年6月の記事一覧

今日のYOGA。「梅雨のゆううつ/ヨガと美しいものをみること」

6/22 7:30。 梅雨の只中。 そのゆううつを あまり感じなくなったのは 生活の一部に ヨガがとけ込むように なったからだと思う。 「今日は曇りかぁ」 「雨いやだな」 と以前は6月になれば思っていた。 わがままなことに 梅雨があけたらあけたで 「暑いな〜」と心の中で 一人ぼやいていた。 とても不思議なのだけれど この頃の朝は、 しっとりとした空気に 空をおおう真っ白な雲に しみじみと「梅雨だな」とだけ思う。 心も身体も「外」のことに 影響されづらくなったこと

今日のYOGA。「夏至の朝/わたしのような凡人でも」

6/19 5:50。 この時間からすでに外が明るい。 夏だなと感じる。 こうして穏やかに「季節」に包まれる ひと時が好きになったのは ヨガをするようになってからだと思う。 いつものポーズから始める。 ちょっと身体を動かすだけでも 洋服がしっとりとしてくる。 この時期ならではだなと そんなことも味わっていく。 一時間ほどのこの朝の時間は とても深く優しいものだった。 6/20 10:00。 久しぶりにZOOMのクラスに参加した。 祖母の介護をするようになって

今日のYOGA。「身体の広がり、心の自由」

6/17 8:40。 30分だけ朝食前にヨガを。 キャットアンドカウで 背骨が伸びるのを感じた時、 伸びた猫のポーズで 肩周りを伸ばした時に とくに気持ちよさを感じた。 短い時間だからこそ 丁寧に身体を動かすことができ 深い呼吸を取り戻すことが できたのかもしれない。 いい朝になったなと思う。 6/18 5:30。 久しぶりの早朝のヨガだった。 いつもより睡眠時間が短かったので 眠たさもあったけれど 静かで穏やかなこの時間に ヨガをするのはやっぱりいいなと

今日のYOGA。「自分のせいにすることが楽と教えてくれたヨガ」

6/16 12:15。 「自分のせいにする」。 ヨガの練習を日々の生活に 取り入れるようになってから これがすっかり習慣になった。 どんなに嫌なことが起きたとしても 誰のせいにも、何かのせいにもしないことが 気持ちをうんと楽にしてくれると 教えてくれたのは、 あらゆるヨガのポーズだった。 「自分のせい」と思うと 身体の力みがぐっと少なくなって ポーズが安定するから それが気持ちにも直結するのだと思う。 納得のいかないことでも 仮にでも、自分のせいにしてみると

今日のYOGA。「大好きな人との時間を優しいものにするために」

6/15 10:35。 ポーズを取り始めると、 しずしずと「自分」へ 意識が戻っていくのがわかった。 たとえば、 手があること マットに座っていること 呼吸をしていること。 これらの当たり前のことから 意識がずいぶんと離れた 時間を過ごしていたのだなと 気づかされる。 朝起き、朝食の準備をして 左半身に麻痺のある祖母が 無事食事を済ませることを見守る。 とくに食事の間には意識が 100%祖母へ向くから 自分の身体が存在していることすら すっぽり感覚から抜けて しま

今日のYOGA。「深い呼吸に癒されるこの頃」

6/12 9:10。 今朝も暑さによる疲れを感じる。 朝食を食べず、 ヨガをすることに。 一番疲れがたまっているように感じられる 「腰回り」を伸ばすため鳩のポーズを。 ポーズに必要な 上にひじを伸ばす力、 下で支える力を意識し、 それ以外の「力み」を 静かに鼻から吐く息で 抜いていくよう心がけると 身体がすごく楽になっていった。 このポーズは上半身全体 とくに肩周り、胸、おなかが 伸ばされるから解放感を感じられ 気持ちまで楽になる。 その後にもさらに 腰を伸

今日のYOGA。「本格的な夏日/余白とゆとり」

6/9 9:55。 暑い。 すでにこの時間から 夏らしさで満ちている。 陽射しのつよさに加え、 流れず留まる空気に 身体が重たく感じられるほどだ。 ポーズをとり始めると じわっとにじみ出る汗。 それでも、 足先にふれてみると冷たい。 この「温度差」が 余計に夏の心地悪さを 生むのだったと 去年もはっとさせられた ことが思い出される。 これから本格的に 増え始める夏日。 適度な冷房と水分補給、 そして 身体を動かし汗をかくことで 乗り切っていた 昨年まで

今日のYOGA。「栄養と傷/ありがたいと当たり前」

6/7 10:00。 久しぶりの太陽礼拝を。 両腕を大きく上にあげた時 ダウンドッグをした時に 伸びる背中がとても気持ちいい。 数日でも時間をあけて 久々にそのポーズをとると 「そうそう、これだった」と思わされる。 久しぶりに 大好物を口にした時の 「これこれ」と思う感覚に なんだか近い。 身体で捉えた感覚は たとえ言葉で説明できなくても すぐに思い出すことができるもの なのかもしれない。 そう考えると、 栄養になるような感覚は深く味わって いつでも取り出せるよう

今日のYOGA。「7年目の感動/静けさ味わう夕暮れ」

6/6 9:20。 三角のポーズ (トリコナーサナ)の時。 両足裏がマットに ぴたっと貼りついているように 感じられた。 まるで足でスタンプを 押しているかのような感覚だった。 かろやかだけれど しっかりとしているその感覚は、 安心感のようでも しなやかな力強さのようでもあった。 最近は、 ポーズの中で上に伸びること (たとえば、背筋がすっと伸びているとか)への 気持ちよさを感じることが 多かったのだけれど 草木が大地に つよく優しく根付くような 「土台」で感

今日のYOGA。「忙しい日に挑む/曇り空の日にとどこおる内側」

6/3 12:25。 昼食づくりを終えると、 食欲がないことに気がつく。 家族には先にお昼を食べてもらい その間にヨガをすることに。 短い時間だったけれど 呼吸の不安定さを整えることができ 身体も心もすごく楽になった。 20分だけでも、 こんなにいい時間にできることを 知れたこともとてもよかった。 6/4 6:35。 バタバタとする一日の始まり。 忙しさに備えて しっかりと身体を動かしていく。 そういう時に きゅっとつまりやすい 肩甲骨や肩を伸ばすポーズを

今日のYOGA。「サスティナブルな身体の使い方/日々のバランス」

6/1 9:05。 祖母の介護をするようになって 「ヨガしていてよかったな」と 思うことがますます増えてきた。 身体を痛めず、 なんとか過ごせているのだ。 「腰痛めないよう 気をつけてくださいね」と以前 看護師さんが言ってくださったのは、 介護する側が腰を痛めてしまうということが よくあるからなのだそうだ。 車いすからベッドに移したり (またその逆も) 車いすのまま階段をおろしたりする中では 腰に負担をかけるような姿勢で 力を使うことが多い。 階段をおりる時に

今日のYOGA。「やわらかな朝の感覚/ほぐれる時間」

5/30 6:55。 久しぶりに朝食前の ヨガができた。 身体を動かしていく中で 穏やかに目が覚めていく感覚が とても心地いい。 寝ている間にかたまった 背中、脚、肩周りを 伸ばしていくと 頭がじんわりと動き始めるのだ。 このやわらかな朝の感覚が とても好きなので また朝食前の ヨガをしようと思った。 5/31 8:45。 祖母がめずらしく 朝寝を始めたので その間にヨガをすることに。 祖母のすやすやとした寝息と うっすらとしたテレビの音が 隣の部屋から聞こえ