今日のYOGA。「大好きな人との時間を優しいものにするために」
6/15
10:35。
ポーズを取り始めると、
しずしずと「自分」へ
意識が戻っていくのがわかった。
たとえば、
手があること
マットに座っていること
呼吸をしていること。
これらの当たり前のことから
意識がずいぶんと離れた
時間を過ごしていたのだなと
気づかされる。
朝起き、朝食の準備をして
左半身に麻痺のある祖母が
無事食事を済ませることを見守る。
とくに食事の間には意識が
100%祖母へ向くから
自分の身体が存在していることすら
すっぽり感覚から抜けて
しまうようなのだ。
そういった意識が「外」にある時、
呼吸が浅くなっていたり
肩に力が入っていたり
食いしばっていたりすることが
わたしにはよくある。
それが呼吸に合わせて身体を動かす時間に
自分へと意識が戻されると
緊張から解放されるように
身体からいらない力が抜けていく。
祖母のことが大好きだからこそ
生じてしまうこの緊張感。
大好きでなければきっと
全部の意識が、それも無意識に
注がれることはないのだと思う。
彼女と過ごす時間を
優しく持続的なものにするためにも
こうして
自分へと意識を戻す時間
をつくることが
わたしには必要なのだなと
あらためて思わされた。
緊張が度をこしてしまうと
大好きな人を大切にできないくらいに
気持ちと身体の余裕が
なくなってしまうので。
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