「トップランナーによる人生の特別講義・その①」松重豊さん、枡野俊明さん。
今夜の記事では、昨夜書いた内容の記事の続きを書いて行きたいと思う。
(こちらが昨夜の記事になります。↓↓)
私はきのう東京ビックサイトにて行われた、とあるイベントへひとり行ってきた。
そのイベントとは、Eight Networking EXPO 2023だ。
そのイベントの、ひとつの目玉とも言えるのだろう催し「トップランナーによる人生の特別講義」私がこのイベントに参加したいちばんの目的は、これを観ることだった。
三名の方の生トークライブを見た中で今日は、私が好きな俳優さん、テレビ東京系ドラマ「孤独のグルメ」でおなじみの名バイプレイヤー、松重豊さんのお話しを、記事にして行きたいと思う。
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松重豊さん枡野俊明さんの登場、そして「禅」
松重さんのトークは、松重さんともう一人のゲストの方が語り合う、という形で進んで行った。
そのもう一人の方とは………
枡野俊明(ますのしゅんみょう)さんだ。
枡野俊明さんとは、一体どなたか??
私は元々「禅」の世界にも興味を持っていた。
「この世のすべてはあるがままの状態で良い」や「自分という存在は一体何なのか?その真実を追求し続ける」という考え、人生哲学的なものが私の中にはいつの間にか生まれていた。
その私の考えが「禅」の世界観と共通しているな、ということに、以前から気が付いていた。
そんな経緯もあって、今回このお二人の対談を、とても興味深く観させていただいた。
講演開始時間になると、Queenの「We will Rock You」のイントロみたいなBGMが流れて、会場の照明が暗くなって、こちらのお二人が登場した。
残念なことに、公演中は写真撮影が禁止だったことから、ご本人の姿を写真に収めることが出来なかったのだけど、会場の雰囲気は、こんな感じだった。↓↓
ご本人たちの登場の仕方がもう、アーティストのライブみたいで、私はまず、そこに対していきなり興奮してしまった。
「生ゴローさんだーー♡(ぽっ)」そう思った。
(ゴローさん、とは孤独のグルメで松重さん演じるサラリーマンの役柄の名前です。)
松重さんは、もうテレビのまんま。
とても素敵な方だった。
すら~っとスタイルが良くって、話し口調が滑らかで、飾らないお人柄の方。
枡野さんが話されているときに、そのお話しを聞く姿勢、そして相槌を打つ感じなどにとても丁寧な印象を受けて、また更に私は、松重さんのファン度が増した。
講演中は、こちらのお二人が話されている内容を、一語一句聞き逃したくないなって思って、持参していたメモ帳に、ひたすらにメモを取り続けた。
その内容全部を書き記しておきたい気持ちは山々なのだけど、その中でも特に印象に残ったお話しを二つ、記事には書いておきたいと思う。
「現場に行き、そのときのフィーリングを最も大切にして演じる」
まずひとつ目。
「俳優のお仕事をされる上で、心掛けていることは何ですか?」と言う質問に、松重さんはこう答えていた。
う~わ~………
なんか、わかるなあ………
私は思った。
松重さんは俳優さんで、私が日々取り組んでいることは執筆だけど、そのお話しの内容に、共感するものがあった。
私も毎日こうして記事を書き始める前に、なんならもう一日中文章をどう書くか、このことを考え続けているようなところがある。
でも、そうして事前に考えていた内容とは、いざ書き始めてみると、まったく違うことを書いてしまったりするもので。
だからやっぱり、事前に考えているよりも、まずは手を動かしてフィーリングで臨機応変に書く、これを大切にしたいって、改めてそう思った。
肥大化して行く「野心」との付き合い方
そしてもうひとつの質問への松重さん、そして枡野さんの答えもまた印象に残った。
「出世や昇給などに野心が燃えすぎてしまいます。そんな野心との上手な付き合い方はありますか?」という質問。
松重さんの回答。
ず~ん………
そしてジーン…………
私の目に狂いはなかったな、そう思った。
私も、松重さんと同じように考えている。仕事だけに全力を注ぐのではなくって、誰かを愛したり、日常の中の小さなことに喜びを見出したり、色々なことに興味を持って、視野を広く持って私は生きたいなって思っている。
その松重さんの回答に、枡野さんがこう付け加えていた。
ああ………
これも今の私にとってはズンとくるお言葉たちだった。
日々文章を書き続ける「真の意味」を見失わないこと
私は、早く自分が書く文章を収入に繋げ、少しでも夫から経済的に自立をしたいという野心に、一時的に囚われてしまっていた。
でもいちばん見失ってしまってはいけないものは、そもそも、私はなぜこうして日々文章を書き、そして公開しているのか?というその原点なんだ、そう思った。
本を売るためだけに文章を書くんじゃない。
「HSP気質や統合失調症の遺伝子を持ち、生きづらさを抱えている方々の何かに、私が書く本がなれたとしたら嬉しい。」そう考えて文章を書き始めたという、その原点をすっ飛ばしちゃいけないんだよなあ…
◇
と………
ふと気が付けばここまで書いて3000字近く、そしてこんなに遅い時間になってしまった。またまた書きたいことを詰め込んでしまった。
でも、今は充実した気持ちでいっぱい。
ここまで読んでくださってありがとうございました。また明日、おやすみなさい。
記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!