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「エンパス」の特性を活かす。

クリスマス前なのにも関わらず、暗〜い過去の記憶を書きたくなってしまいました(笑)

よろしければお願いします。


私が住んでいる地域では、小学生の登下校の時間に合わせて、交通量の多い交差点などに見守りボランティアの方が立ってくださるという、習慣のようなものがある。


これは子供をもつ親の立場からすると、とってもありがたいことだな〜って、いつもそう思っている。


見守りボランティアの方々は年配の方が多くって、我が家のすぐ目の前が小さな交差点になっているので、毎日下校時刻になると同じ見守りボランティアのおじさんがうちの前に立ってくださっている。


そのおじさんは家がご近所で、うちの子供たちが小さいときから顔見知りの、いつも穏やかで温かな雰囲気を身にまとうおじさんだ。


ちょうど私が外出をして家に帰宅する時間が、その子供たちの下校時刻と重なると、うちの前にそのおじさんがいてくださるので、そうすると私は、いつもそのおじさんと話しをする。


そのおじさんはベージュ色と白の模様の、かわいらしい猫を飼っている。


うちの子どもたちも小さい頃はよくその猫を触らせてもらいに、そのおじさんのお家のお庭にお邪魔したりして、交流を深めてきた。


今日はそのおじさんと久々に会って、
「お〜!久しぶりだねー!元気?」なんておじさんは目尻を下げて、笑いながら声を掛けてくれた。


私は「タマ(仮名)は元気ですか?」とか「お孫さんはもう高校生ですか?早いですね〜!」とかって、
そのおじさんと話しをした。


そしてやっぱり私は、こういった人との何気ない、軽めの会話も大好きだ〜って、やっぱりそう感じた。


一度そうして話した感じで「この方はなんだか、
「距離感」的なものが大丈夫そうな人だ!」って思った人のことは覚えてしまうのだ。

その人の趣味は何で、どんな生活パターンで日々を送っていて、家族構成はどんななのか。
そして、その人と話しをしているときには、そのお相手の方そのものが、私自身のなかに入ってくるような感覚になる。

相手の方がポジティブであれば、私自身もポジティブになるし、その方が悲しみに暮れていれば、私自身までもが悲しい気持ちになるし。


私のその度合い、相手に共感する力って、
やっぱり普通とはちょっと違うのだろうか……

エンパス体質(人に共感する力が、極端に強い人)
である私の特性
なのだろうか………?


結婚前にいた職場では、営業をやっていたときが数年間あって、そのときを思い返してみても、今でも当時のお客さんの顔が思い浮かぶ。

「あなただから、相談しにきたよ。」とか、
「あなたに担当してもらってよかった。」


とかいっていただいたことが思い出されて、私はそんなとき、心底仕事に対してやりがいを感じていたものだった。


でも今この歳になって、自分自身の特性をよく知った上で当時を思い返してみると、あれは明らかに私にとっては、キャパオーバーであったんだって思う。

お客様全員に、もれなく共感しまくっていたからだ。エネルギーが枯渇してしまうはずだ。



それでも会社の体制としては非常に恵まれた環境で、職員のことをとても大切に扱ってくださるような組織だった。

結婚妊娠し、自身の限界値を感じ退職を申し出たときには、無理のない部署に異動の提案までしてくださったりと、心底ありがたかった。

それなのに会社の期待に答えられず、入社5年目でギリギリの状態になり、ひとつの目標としていた丸5年を勤めた後、心身の限界値を感じて退職した。

そのときも私は、自分を責めた。


どうしてがんばれないのかな?
どうして皆のようにパワフルに生きられないのかな?と、私は人と自分を比べ、自分が普通ではない?おかしいのかな?と思って、泣いた。

どうしたらこんな自分から抜け出すことができるんだろうかって、考え続けた。


そうして専業主婦となった私は、子育てに注力しながら自分自身の模索も続けてきて、今に至る。


子供たちもかなり手が掛からなくなってきて、子育てに全集中しなければならない時期は、怒涛のように通り過ぎて行った。


そうなったときに、こうして過去を振り返り、そんな自分の特性を、ほどよく、どんなふうにして今後に生かして行ったら、より自立できるだろうか?
って、最近はよく考える。


今のところは、経済的な部分は夫の収入を頼りにやっているところがあって「このままではいけない」っていうのは、常に頭の片隅にある。


自分に対して心を開いてくれる人と、
マンツーマンで会話をすることが好き。

その人のこと、その人の魅力を引き出して、
たくさん話してもらいたい。
そして私自身がそれを吸収する。

そして、私なりの表現でそれを文章にする。


こんなことをしているときが、私自身がいちばん生き生きと輝く瞬間なのかもしれないって気が付いた。


現代は、得意なことや特性を伸ばし、それを活かして生きていける時代なんじゃないかな?って、
私はそう思っている。

せっかく自分の持つ特性に気が付けたのだから、その特性を今後どのように活用していこうかって、更に考えることを続けていくぞ!って強く思った。

ズレている部分にこそ、
まさに私が存在する意味があると思うから。

今日は、そんなことを考えた一日でした。

ここまで読んでくださってありがとうございました。また明日、おやすみなさい。



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