結婚16年目子育て15年目、腹の底から湧き上がってきた本音〜私は家族の世話係じゃない〜
昨夜こんな出来事があった。
夫と現在思春期の子供たち二人との夕食を終え後片付けをしていたとき。
私はキッチンでの洗い物を終えほっとしていた所で夫と子供たちはアイスなどを食べたり自宅一階リビングの隣りにある和室で三人でくつろいでいた。
するとアイスを頬張っていた上の娘が
『お母さ〜ん、お水取って〜!』と私に言った。
そして私は
「はいはい、お水ね。」そう言ってお水が入ったコップを娘に手渡した。
すると、これはもちろん冗談で軽〜い気持ちで言ったのだろうけど夫がコップに入ったお水を娘のもとへと運んで行った私のことをチラッと見て、
『ほら、世話係がお水持ってきてくれたよ(笑)』
そう言った。
私はその夫のひと言が軽〜いニュアンスで夫の口から放たれたものだってことはよくわかってはいたし、本気の言葉ではなくて冗談で言っているってこともよくわかっていた。
けれど私はその夫の
『ほら、世話係が持ってきてくれたよ』
のひと言を聞いた瞬間、自分でも信じられないくらいにカッチーン!と来てしまって、
「は?私は世話係じゃねーよ。」
と心のなかで思って。
本当にワナワナと震えかけてしまうくらいにムカついてしまったのです夫に対して。
あ、でもその怒りの感情は口に出しては言いませんでした。
その怒りの感情がぶわ〜っと腹の底から湧いて出てきた自分のことを、自分の上の方からそれはまるで幽体離脱してるみたいに眺めている自分がいて、その自分が、
「ここは一旦冷静になりや。あ〜たね、いま夜だし疲れとるんよ。夫も軽い気持ちで言ったことやで。」
そう言っていたから。
だから肉体の方の私は、
「うんうん、そうよね。ここは一旦頭を冷やしましょう。」そう考えて私がイライラした時によくやること→
ヘッドホンをし爆音で音楽を聴きながら家事をする、ってことをしていた。
でも夫を含めた家族達はそうした私のピリついた空気感、そしてオーラをすぐに察知したようでうっすら私の様子を横目でチラ見してきてはいた。笑
でも私は、あ、今私ここで口を開いたらめっっちゃくちゃにずっと長いこと家族に対して抱いてきた不満や愚痴や何もかもをダ〜〜〜っと大声でぶちまけてしまいそうや。
そう思って、そのまま何も言わずに夜のウォーキング・ランニングへと出掛けた。
今年の夏には私の父に対して長年腹の底で抱き続けてきた、病からきた障害や精神的な病の持病を抱えながら暮らす両親のサポートを約10年間し続けてこなければならなかったって怒りや悔しさの感情を、父に対しては直接父を目の前にして泣きながらぶちまけたってことがあったから。
(こちらの記事に書きました)
一瞬あの時の自分を思い出し、あ、今私キレたらあの時の自分みたいに自分でも信じられないくらいの怒りの感情……………
2008年に結婚してから16年間家族のために家事をし続けてきたんやこっちは!!「ありがとう」の言葉の声掛けひとつもない家族のためにな!
やってもらうってことが当たり前だと思うなよ?
って想いをぶちまけてしまうかもしれないわ。
瞬間的に私はそう思って、子供たちの前で本気怒りモードの私を出したらきっとだ〜いぶマズイわ(笑)
そう思って夜のウォーキングへと出掛けたのだった。
私は本気モードで怒るとかな〜り恐いんだと思われる。
そして昨夜のこの出来事、なぜ私の深い部分からは何気ない夫のひと言であんなにも怒りの感情が湧いて出てきたのか?てことはすぐに想像ができた。
きっとこう↓
これは自分が結婚をし子供たちを授かってから気が付いたことだったのだけど、そもそも私は人のお世話をすること、家族のお世話をすること→
自分ではない誰かのために家事をすること、そうして一家の家事という労働に自分の人生の時間を使うってことが好きじゃなかった。
そしてこうしてnoteで本気で文章を書き続けてきて現在三年目。
この期間の間に私は、ご縁があった方からコーチングやコンサルティングを長期に渡り受けさせていただいてマインド面の強化をしたり、きのうの記事にも書いたように、全国規模での自己啓発書の出版というビジネスの世界にもほんの少〜しだけではあるけれど携わらせていただいたりして、
きっと「あ、自分なりに苦しいこともなんとか乗り越えながらここまでやってきた今の私だったら、きっと本気でやろう!って決めて腹を括ったら一人で社会に出てもやって行ける。」
そう思えたからだと思った。
というよりも今の私は過去の私に比べてだいぶ男モードが強くなってきているような感覚があって、正直な本音を言ってしまうと、
家族のお世話や家事にエネルギーを注いでいる分の自分のパワーを、自分自身がやりたいことだけ(お仕事方面)に使ってみたい
って思ってるんだ。
でも私は今まで時には泣きながら、家庭と仕事の両立や資格取得の両立ってことに、何度もチャレンジを続けてきてそして挫折して、を繰り返してきた。30代ほぼ全部を。
そして嫌というほど自分と向き合い、自分の氣力体力の限界値や自分のキャパシティを知ったのです。
やはり気持ちはあっても、自分の家庭そして親の間接的な介護、そして自分のやりたい仕事………
私の場合はどれに対しても全部にがむしゃら全力投球してしまうので、全部に同時に適度に力を振り分けながらやるってことは向いてないと知ったのです。
というか実際問題、氣力体力エネルギーが追いつかない。
やってはみたけれどトライしてはみたけれど途中で涙ながらに倒れて………てことをこれまで繰り返してきました。
だからそうした30代を経て今私がいるのは、
淡々と底力を付けるライフステージなんだ
こう考えるようになりました。
とにかく現在思春期、ようやく中学生まできた二人の子供たちをちゃんとした大人に育て上げそれを見届けるってことに今は自分のエネルギーを集約させよう。もうちょっとじゃないか。
それが親としての責任だから。
子供たちを産んだ母としての責任。
やらねばならぬことを淡々とやるという修行です。
そして子供たちがいよいよ高校生や大学生になったって暁には私は、もう家庭のことには極力エネルギーを注がずにお仕事方面だけに打ち込んでみたい。
◯年後には自分がこんなことをしてこんな所に住んで!というビジョンも明確です。
だから今はイメージをし続けて、今の私にできることをコツコツ積み上げて行きます。
◇
とりとめのない話にも関わらず最後までお付き合いくださった方いらっしゃったらありがとうございました。