mamoru_psikyo

アズレンは引退済み。漫画とか趣味とか色々やろうかな。

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最近の記事

時代の生んだヤバメシ

食の軍師解説でもネタに上げた「レバ刺し」だが、色々振り返っていて割とヤベー問題に気づいてしまった。 ということで、懲りずに食の軍師ネタ3回目です。 今回は、時代に流されたヤバいブツのお話。 自分自身もレバ刺し好きではあったが、食中毒やらを調べていくととても食う気が起こらなくなったのも現金なもので、今では「狂ってんな」と思ってしまう。 規制前なんかは、今は亡き京都の焼肉屋の名店でバカスカ食いまくっていたものだ。 ただ、解体作業というものを経験した人しか分からんかもしれないが、

    • 鉱物鑑定検定受かったよ

      さて、前に鉱物鑑定検定の受験報告をした。 受かってたら良いなぁ、と嘯きながらはや一カ月くらい経ったわけだが。 見事に合格! 画像で見ての通り、解答用紙を採点して送ってくれるのである。 採点の正誤も明朗。こういうの結構珍しい気がするなぁ。 8級はまだ良いとして。7級、こいつはちょっと悔しかった。 当時も凄く首を傾げていた鑑定2問を間違えていたので、この結果である。やっぱりかぁ、という感想しか出てこない。 個人的には、鑑定という作業において間違いというのはダメと認識して

      • カロリーメイトあれこれ

        今日、こんなツイートが目に止まった。 カロリーメイト。 メタルギア大好き人間やニコニコの民なら「ウマすぎる!」とあの人の声で再生されるだろう。 その名の通りカロリーが高めな「ショートブレッド」と言うヤツだ。 ツイートの真偽についてはチョイ疑問がある。ショートブレッドはそちら(西洋)の発想でしょうよ、と。 バターの効いたお菓子としてのショートブレッドは、スコットランド発祥らしい。 僕は「ショートブレッド」概念を漫画「くーねるまるた」で得たもんだから、逆にアメリカ人が知らな

        • 鉱物鑑定検定受けてきたよ

          さて、去年ぐらいからぼんやり「やってみようか」と思い、そして今年ようやく日程が合って受けられました、鉱物鑑定検定です。 そう、ずーっと「受けようかな」とは思ってたんですよ。でもね、仕事がぜーんぶかぶってたんです、去年は。 もうね、歯軋りしましたよね。 鉱物検定、規模がそこまで大きくないために、年に3日ぐらいしかやってないんです。というか、3日もやるだけ上等なんですが。 そして、試験会場が必ずしも近場というわけではない。 その割に、下の級から必ず受けなきゃ行けないから、とにか

        時代の生んだヤバメシ

          最高のルーペ

          以前、僕はこんな記事を書いた 鉱石鑑定士試験のためにルーペを新調しなければ、と色々買い漁り、個人的に良いルーペを紹介した。 その後、フィールドワーク用に池田レンズ製の大きめのルーペを購入し、屋外のメインはそちら、屋内では前回同様ギンギラギンのアイツを使っている。 大きさはブキである。やや重いものの、やはり使い勝手が良いのでコイツには満足している。 ところが、だ。 標本を集めてみるか、と色気を出して色々と岩石標本に手を出していたら、出会ってしまったのだ。 夏休みの宿

          最高のルーペ

          食の軍師(雑感編)

          食の軍師に関して、幾つか時代背景を読み解かないといけない部分がある。 「かっこいいスキヤキ」(単話としては1980年代、短編集は1990年代)からのイメージを引っ張っていると、大変に古い漫画に思えてしまうが、基本的には2010年以降のネタであり、実を言うと「孤独のグルメ」よりも単行本シリーズは新しい。前回の「まるます家」でも言っていたことではあるが。 だが、だからこそ「え?」となる描写がそこかしこにある。 タバコの扱いもそうだが、喫煙者であるところの主人公・本郷だが、不思議

          食の軍師(雑感編)

          本探しを通じて電書を知る

          電子書籍なんて知らなかった!という話では断じて無い。無いのだが、出版社相手には「知らなかった?」と言いたくなる事態が多々ある。 例えば、自分が探している本があるとする。自分が真っ先にするのはKindleにあるかどうかを検索することだ。 すると、大抵の場合は電子書籍化していて、それを購入する。 こうすると、電源が続く限りはスマホで読める。デカい本、例えば図鑑なんかでも、アカウントを共有させているタブレットなどで閲覧出来るので、実は大きさ問題もクリアしている。 読んでいて擦り切

          本探しを通じて電書を知る

          ヤニ吸う考察(2)

          この再生リスト、自分が作成したモノだ。 内容としては 「熱帯夜」フレデリック 「耳もとでつかまえて」ORESAMA 「夜中のキスミ」ずっと真夜中でいいのに。 「やさしくなりたい」斉藤和義 「ばかじゃないのに」ずっと真夜中でいいのに。 「夕立ち」スガシカオ 「春雷」米津玄師 である。 なんでこの組み合わせ?並び?と思われるだろうが、実はこれ、単行本巻末のあとがきに書かれている作者・地主さんの「描いていたシーンで頭に流れていた曲」「聴きながら描いた曲」なのだ。 内訳はこう。

          ヤニ吸う考察(2)

          食の軍師(序)

          「食の軍師」が好きである。 なんじゃそれ、と思う人がいるかもしれない。 「孤独のグルメ」はご存知だろうか。ドラマ大ヒットで漫画にも再注目された、「一人飯」の走りのような漫画だ。 松重豊さんの怪演…というか、あまりにスマートで綺麗な飯の食べ方、ナレーションの完璧な原作リスペクト、出てくる小物のセンスの良さ、そして飯の美味そうなこと! ドラマが当たったのも頷ける丁寧な作りだ。語り始めると尽きる事のない魅力がある。飯を美味く食うために前二食は抜いているとか、様々なエピソードは伝

          食の軍師(序)

          スーパーの裏でヤニ吸うふたり・ヤニ考察等

          このご時世、タイトルから「え?」となる人も多いだろうが、そのファーストインプレッションからは程遠い(いい意味で)感想を持つ人が多い、ビッグガンガンで連載している「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」というラブコメの考察となります。 ラブコメは良いぞ。 なお、話数を「〜本目」と数えるのも本作の特徴。 注 普段あんまり「漫画からの切り抜き」はしない主義ですが、これだけは好きすぎてやります。 怒られたら消します。のでやります。先に謝ります。すまん!申し訳ない! 簡単なあらすじ過労気味

          スーパーの裏でヤニ吸うふたり・ヤニ考察等

          歴史の捏造ってヤバいよね

          って話をしようと思います。 アサシンクリードの新作、シャドウズの制作・発表にあたり、制作大元のUBIソフトが色んな問題発言をばら撒いては大下手こいてるんですね。 内容としては、弥助という「黒人の侍」を主人公に据え、『史実に忠実な日本を描きました!』なんて大ボラを吹いた所に端を発し、その割に畳が正方形とか、家紋が変とか、ゲームのイメージ絵を発表してみたら、ススキとサクラと水田が同時に存在するわ、ガードレールや電柱に軽トラが存在してるわ、歴史的資料の写真を左右反転して貼り付けた

          歴史の捏造ってヤバいよね

          欲しいと思う前に

          電動スーツケースってのが出たらしい。 そんでもって、それを使ってた外国人留学生が、大阪で「無免許運転」で検挙されたそうな。 ↑はニュースへのリンクです。 割と「そんなモノあったんだ」という人も多いだろうし、こう言うのを見て「免許があればいいのか、買ってみようかな」と思う人もいるだろう。 しかし、ちょっと待ってほしい。 その買い物、本当に必要だろうか。 まず、同居性。 スーツケースと電動バイクは、一つでなければならないだろうか? 旅行先での移動に使うと言うなら、当然だけ

          欲しいと思う前に

          ルーペを比べてみようじゃないか

          さて、唐突にルーペを持ち出してみる。 自分が愛用しているのは、基本的にリネンルーペと呼ばれる大型のもので、三倍のNikonのルーペ(どうも現在売られていない)をよく使っている。 職業柄(色々あってヒミツ)、ルーペをよく使う仕事をしていたこともあり、そんなに倍率を上げたものは使っていない。ミリ以下のモノを見ているものの、長時間、しかも集中して見る必要があったため、倍率よりもストレスフリーなモノを求めていた。だから、結局卓上の手のひら大ほどもある大型なルーペの方がありがたかった

          ルーペを比べてみようじゃないか

          おっさんの湯渡り4

          地元のローカル線をのんびり歩いてみるか… と思い立った連休初日の夜。いいか?旅は思い立ったらやるもんだ。 1 降りた事ない駅で降りてみよう 滋賀県は、JR西日本の発展により支えられている県である。 JR西日本といえば新快速。その恩恵をフルに受けるのが、関西のベッドタウンたる滋賀県だ。この在来線での弾丸列車が、京都・大阪への連絡を迅速・容易にし、湖南地域から京都30分、大阪1時間で移動できる滋賀にマイホームを買うというのがバブル期の流れだった。 その残滓ともいうべき廃墟群

          おっさんの湯渡り4

          あばれるには10年遅かった

          あばれ食い、というのをご存知だろうか。 滋賀グルメをメディアが取り上げる際、大体言うに困って「近江牛…?」って出てくるアレ。せやね、滋賀県別に何もないもんな。琵琶湖で魚って言ったら釣りカスがバスとかぬかすもんな。バスは外来魚じゃバカタレが。リリースすんな。命で遊ぶな。食え! 閑話休題、その近江牛。日本の三大ブランド牛と言ったら、松阪牛に神戸牛(ビーフ)がまず何を置いてもあがってくる。そして三つ目、近江か米沢か、という三位争いをしてるのがこの近江牛だ。 しかして、褒められるにし

          あばれるには10年遅かった

          湯渡りするもの(地元の銭湯編)

          1 遠出したいと願っても 現代人は、特に立場がある人間になると、おいそれと遠出は出来ない。 旅行をするにも、計画を立てて、組織に届出をし、決裁を得て、そうして初めて可能になる。 旅行は余裕を持ってゆっくり観光すべし、というのを頭で理解してても、そうは言ってられないのが真理なわけで。それに加えて贅沢まで控えたら、もはや家でゴロゴロが無敵になってしまう。 そうして、休日はまた無為に過ぎ、日曜夕方にとてつもない虚しさが背後に忍び寄り、僕たちは涙する…のは流石にメンタルやられ過ぎて

          湯渡りするもの(地元の銭湯編)