mamoru_psikyo

アズレンは引退済み。漫画とか趣味とか色々やろうかな。

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最近の記事

最高のルーペ

以前、僕はこんな記事を書いた 鉱石鑑定士試験のためにルーペを新調しなければ、と色々買い漁り、個人的に良いルーペを紹介した。 その後、フィールドワーク用に池田レンズ製の大きめのルーペを購入し、屋外のメインはそちら、屋内では前回同様ギンギラギンのアイツを使っている。 大きさはブキである。やや重いものの、やはり使い勝手が良いのでコイツには満足している。 ところが、だ。 標本を集めてみるか、と色気を出して色々と岩石標本に手を出していたら、出会ってしまったのだ。 夏休みの宿

    • 食の軍師(雑感編)

      食の軍師に関して、幾つか時代背景を読み解かないといけない部分がある。 「かっこいいスキヤキ」(単話としては1980年代、短編集は1990年代)からのイメージを引っ張っていると、大変に古い漫画に思えてしまうが、基本的には2010年以降のネタであり、実を言うと「孤独のグルメ」よりも単行本シリーズは新しい。前回の「まるます家」でも言っていたことではあるが。 だが、だからこそ「え?」となる描写がそこかしこにある。 タバコの扱いもそうだが、喫煙者であるところの主人公・本郷だが、不思議

      • 本探しを通じて電書を知る

        電子書籍なんて知らなかった!という話では断じて無い。無いのだが、出版社相手には「知らなかった?」と言いたくなる事態が多々ある。 例えば、自分が探している本があるとする。自分が真っ先にするのはKindleにあるかどうかを検索することだ。 すると、大抵の場合は電子書籍化していて、それを購入する。 こうすると、電源が続く限りはスマホで読める。デカい本、例えば図鑑なんかでも、アカウントを共有させているタブレットなどで閲覧出来るので、実は大きさ問題もクリアしている。 読んでいて擦り切

        • ヤニ吸う考察(2)

          この再生リスト、自分が作成したモノだ。 内容としては 「熱帯夜」フレデリック 「耳もとでつかまえて」ORESAMA 「夜中のキスミ」ずっと真夜中でいいのに。 「やさしくなりたい」斉藤和義 「ばかじゃないのに」ずっと真夜中でいいのに。 「夕立ち」スガシカオ 「春雷」米津玄師 である。 なんでこの組み合わせ?並び?と思われるだろうが、実はこれ、単行本巻末のあとがきに書かれている作者・地主さんの「描いていたシーンで頭に流れていた曲」「聴きながら描いた曲」なのだ。 内訳はこう。

        最高のルーペ

          食の軍師(序)

          「食の軍師」が好きである。 なんじゃそれ、と思う人がいるかもしれない。 「孤独のグルメ」はご存知だろうか。ドラマ大ヒットで漫画にも再注目された、「一人飯」の走りのような漫画だ。 松重豊さんの怪演…というか、あまりにスマートで綺麗な飯の食べ方、ナレーションの完璧な原作リスペクト、出てくる小物のセンスの良さ、そして飯の美味そうなこと! ドラマが当たったのも頷ける丁寧な作りだ。語り始めると尽きる事のない魅力がある。飯を美味く食うために前二食は抜いているとか、様々なエピソードは伝

          食の軍師(序)

          スーパーの裏でヤニ吸うふたり・ヤニ考察等

          このご時世、タイトルから「え?」となる人も多いだろうが、そのファーストインプレッションからは程遠い(いい意味で)感想を持つ人が多い、ビッグガンガンで連載している「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」というラブコメの考察となります。 ラブコメは良いぞ。 なお、話数を「〜本目」と数えるのも本作の特徴。 注 普段あんまり「漫画からの切り抜き」はしない主義ですが、これだけは好きすぎてやります。 怒られたら消します。のでやります。先に謝ります。すまん!申し訳ない! 簡単なあらすじ過労気味

          スーパーの裏でヤニ吸うふたり・ヤニ考察等

          歴史の捏造ってヤバいよね

          って話をしようと思います。 アサシンクリードの新作、シャドウズの制作・発表にあたり、制作大元のUBIソフトが色んな問題発言をばら撒いては大下手こいてるんですね。 内容としては、弥助という「黒人の侍」を主人公に据え、『史実に忠実な日本を描きました!』なんて大ボラを吹いた所に端を発し、その割に畳が正方形とか、家紋が変とか、ゲームのイメージ絵を発表してみたら、ススキとサクラと水田が同時に存在するわ、ガードレールや電柱に軽トラが存在してるわ、歴史的資料の写真を左右反転して貼り付けた

          歴史の捏造ってヤバいよね

          欲しいと思う前に

          電動スーツケースってのが出たらしい。 そんでもって、それを使ってた外国人留学生が、大阪で「無免許運転」で検挙されたそうな。 ↑はニュースへのリンクです。 割と「そんなモノあったんだ」という人も多いだろうし、こう言うのを見て「免許があればいいのか、買ってみようかな」と思う人もいるだろう。 しかし、ちょっと待ってほしい。 その買い物、本当に必要だろうか。 まず、同居性。 スーツケースと電動バイクは、一つでなければならないだろうか? 旅行先での移動に使うと言うなら、当然だけ

          欲しいと思う前に

          ルーペを比べてみようじゃないか

          さて、唐突にルーペを持ち出してみる。 自分が愛用しているのは、基本的にリネンルーペと呼ばれる大型のもので、三倍のNikonのルーペ(どうも現在売られていない)をよく使っている。 職業柄(色々あってヒミツ)、ルーペをよく使う仕事をしていたこともあり、そんなに倍率を上げたものは使っていない。ミリ以下のモノを見ているものの、長時間、しかも集中して見る必要があったため、倍率よりもストレスフリーなモノを求めていた。だから、結局卓上の手のひら大ほどもある大型なルーペの方がありがたかった

          ルーペを比べてみようじゃないか

          おっさんの湯渡り4

          地元のローカル線をのんびり歩いてみるか… と思い立った連休初日の夜。いいか?旅は思い立ったらやるもんだ。 1 降りた事ない駅で降りてみよう 滋賀県は、JR西日本の発展により支えられている県である。 JR西日本といえば新快速。その恩恵をフルに受けるのが、関西のベッドタウンたる滋賀県だ。この在来線での弾丸列車が、京都・大阪への連絡を迅速・容易にし、湖南地域から京都30分、大阪1時間で移動できる滋賀にマイホームを買うというのがバブル期の流れだった。 その残滓ともいうべき廃墟群

          おっさんの湯渡り4

          あばれるには10年遅かった

          あばれ食い、というのをご存知だろうか。 滋賀グルメをメディアが取り上げる際、大体言うに困って「近江牛…?」って出てくるアレ。せやね、滋賀県別に何もないもんな。琵琶湖で魚って言ったら釣りカスがバスとかぬかすもんな。バスは外来魚じゃバカタレが。リリースすんな。命で遊ぶな。食え! 閑話休題、その近江牛。日本の三大ブランド牛と言ったら、松阪牛に神戸牛(ビーフ)がまず何を置いてもあがってくる。そして三つ目、近江か米沢か、という三位争いをしてるのがこの近江牛だ。 しかして、褒められるにし

          あばれるには10年遅かった

          湯渡りするもの(地元の銭湯編)

          1 遠出したいと願っても 現代人は、特に立場がある人間になると、おいそれと遠出は出来ない。 旅行をするにも、計画を立てて、組織に届出をし、決裁を得て、そうして初めて可能になる。 旅行は余裕を持ってゆっくり観光すべし、というのを頭で理解してても、そうは言ってられないのが真理なわけで。それに加えて贅沢まで控えたら、もはや家でゴロゴロが無敵になってしまう。 そうして、休日はまた無為に過ぎ、日曜夕方にとてつもない虚しさが背後に忍び寄り、僕たちは涙する…のは流石にメンタルやられ過ぎて

          湯渡りするもの(地元の銭湯編)

          おっさんの湯渡り3(芦原温泉編)

          1 ぶらり鈍行旅 ゆったりと鈍行に揺られ、一路北へ。 本日は特急なしで日帰り弾丸ツアーである。 早朝だけあって乗客は少ない…なんてことはない。京阪神のベッドタウン滋賀にあって、反対方向にある米原長浜方面であっても通学通勤は隆盛である。 しかも、JRまで整備されているは良いものの、駅から主要施設までのアクセスはそこまで良く無いため、人の少ない早い時間帯に出発しよう、というアイデアが万人に発生し、結果として数少ないローカル線やバスに殺到するという悲惨な事態が起こってしまう。だ

          おっさんの湯渡り3(芦原温泉編)

          おっさんの湯渡り2(糸魚川温泉編)

          1 フォッサマグナを見に行こう 湯に浸かるという行為が至福に感じられる民族で良かったなぁ、としみじみ思う。 ところがどっこい、最近は事情も変わって来ていて、外国人もフツーに温泉施設を堪能している。 実際、前回の「湯渡り」で記事にした城崎温泉でもそうだった。宿の主人が「ウチは英語できひんから、外国人さんは泊めへんねん」と言うくらいには、そうした辺境の温泉にだって外国人は来ている。 なんなら、あの旅行中だって何人も見た。いわゆる閑散期だったにも関わらず、だ。 城崎は海産物も多

          おっさんの湯渡り2(糸魚川温泉編)

          アニメ・ヤキトリ・感想2

          あらゆる意味で失望したので、もう感想は取ったメモを軽く手直して出そうかな、と。 とりあえず全体的に散漫。過去と現在を行き来するスタイルは、混乱がすごい。 物語を知っている人向けの作りになってると思う。 その意味では完全に〆の焼き鳥の扱いが期待外れ。「ヤキトリ」というタイトルの意味が無くなるじゃないか。 散漫な長文ではあるけど、読む必要はないです。頭空っぽにして見る類の話ではないのに、そういう話にしようとした感はある。 色々制約があったんだろうなと思うけれど、やりたかった事の2

          アニメ・ヤキトリ・感想2

          アニメ・ヤキトリ・感想

          1話 場面が惑星バルカから始まる。つまり二巻部分だ。 腰を曲げた四足歩行で何処かへ向かう大集団。その一体が懐から3D端末を出し、ホロ映像を眺める…すると、仲間が語りかける。 「ちゅーちゅー」 部屋で一人吹いた。いやもう、大したもんだ。渋いおっさん声優がネズミ星人の声を「ちゅーちゅー」だと。 ユニーク過ぎるぞ。これ惑星バルカの一大決心場面なのに、もう画面情報が面白い。 孫のホロ映像を見ているんだが、しかし今それをやる理由にはならんだろう。何で移動中にそれをやるんだ。 やるなら

          アニメ・ヤキトリ・感想