ヤニ吸う考察（2）

スーパーの裏でヤニ吸うふたり

この再生リスト、自分が作成したモノだ。
内容としては

「熱帯夜」フレデリック
「耳もとでつかまえて」ORESAMA
「夜中のキスミ」ずっと真夜中でいいのに。
「やさしくなりたい」斉藤和義
「ばかじゃないのに」ずっと真夜中でいいのに。
「夕立ち」スガシカオ
「春雷」米津玄師

である。
なんでこの組み合わせ？並び？と思われるだろうが、実はこれ、単行本巻末のあとがきに書かれている作者・地主さんの「描いていたシーンで頭に流れていた曲」「聴きながら描いた曲」なのだ。
内訳はこう。

「熱帯夜」２巻24本目

「耳もとでつかまえて」３巻27本目
「夜中のキスミ」３巻28本目

「やさしくなりたい」４巻29本目
「ばかじゃないのに」４巻32〜33本目

「夕立ち」５巻37本目
「春雷」５巻38本目

となっている。
動画コメント欄を見に行くと、ヤニ吸う読者がひっそりと息づいているのがわかるのが、なかなか浸透度が高いのが分かって良い。
そして、この曲が見事に二人の状況を示しているというか、美しいまでに話にマッチしている。
熱帯夜もそうだし、その一年後に夕立ちがくるという、話の中で時間経過もわかるのが良い。
そこに「春雷」は何故？となるだろうが、そこはもう、ちゃんと読んだ人ならもう分かるだろう。

仰ぎ見る桜がどうも二人みたいで参りました

からの、ですよ。お前ら早よくっつけ。

最近の曲はわからん、という佐々木の状況に近い自分（昔バンドやってたのに！）だが、こうして最近の曲や、知らなかった名曲に触れられるのは凄く嬉しい。
もし手元に「ヤニ吸う」があるなら、是非ともこの曲を流して楽しんで欲しい。