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【マモの観戦記】明治安田J1リーグ第17節 川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス

2024年6月2日(土)に観戦した川崎フロンターレ vs 名古屋グランパスについて、私個人の感想を交えながらまとめてみました。

※本記事の記載内容は川崎フロンターレサポーターの総意を示すものではありません。一個人の意見としてご覧いただけますと幸いです。
※私自身の好みが大いに反映される場合があります。何卒ご容赦ください。


概要

メンバ―

【川崎フロンターレ】

【名古屋グランパス】

スコア

川崎フロンターレ 2-1 名古屋グランパス
【得点】
家長昭博(6分・川崎)
家長昭博(18分・川崎)

ハ・チャンレ(89分・名古屋)

詳細

※下記リンク参照

ハイライト動画

SNSの投稿

川崎フロンターレ公式Xアカウント

その他

試合の感想

ひと安心?

試合終了時の様子
この日のヒーロー
  • ゴミスのゴールを見たかった…!

  • セットプレーと相手DFの致命的なミスをものにして勝利を収めることができてよかった。相手のミスに救われた部分はそこそこあったし、欲を言えば流れの中でゴールを決めていただきたかったが、残留に向けて勝ち点3を掴めただけよかったと思う。

  • 過去数試合と比べてオフェンスが好調だった印象。ゴミスのポストプレーは相変わらず効いていたと思うし、マルシーニョに代わってスタメン出場した山内が何度もチャンスを作り出していたのも見ていて楽しかった。「応援する楽しみが少し増えた」という点でも充実した試合だったかもしれない。

  • 右SBで起用された大南が想像以上に効いていた気がする。少なくとも酷いプレーはほとんど見られなかったし、快速を飛ばしてサイドを駆け上がったり相手の攻撃を防いだりする姿は本当に逞しかった。拓磨だけに。

可能性を感じさせるセットプレー

瀬古がキッカーを務める時のセットプレーはどことなくゴールの可能性を強く感じてしまう。高井がいれば尚更。バスケのように1試合に何度も交代できるようになればセットプレーの時だけ出場する戦術が使えるのだが。

両者ともにセットプレー以外の場面で精彩を欠くシーンがちらほら見受けられるのが気になるが、それさえ無ければ間違いなくフロンターレの強力な武器となると思う。今後も海外クラブにバレない程度に結果を残していただきたい。

「確実にゴールを決める」ということ

相手の致命的なミスによるものとはいえ、『決定機』を当たり前のように決め切ることの素晴らしさを改めて感じさせるゴールだった。大事な場面で外しがちなマルシーニョにも少しは見習っていただきたいところ。

「J2降格がチラついている状況」や「元オーストラリア代表GKとの1vs1」ということを考えると想像以上にプレッシャーがかかっていたのではないかと感じたが、杞憂だったかもしれない。これを機にゴールを量産していただけると有り難い。後半に軽くやらかしていたような気もしたが深くは触れない。

懸念①CBの相次ぐ離脱

この日はスタメン出場したジェジエウが負傷によりハーフタイムで交代となり、ベンチ入りした丸山が前半途中に姿を消すという最悪の事態に。川崎大師で厄除けしていただきたいところだが…。

世代別の代表に選ばれた高井も含めるとCBが3人離脱することになる。この状況で10日後の天皇杯2回戦や今後のリーグ戦を本当に戦い抜けるのだろうか。個人的には一刻も早く補強していただきたい気分だが、ひとまず残った大南と田邉の奮起に期待したいところ。

懸念②エリソンについて

後半40分を過ぎた時点で上福元、山田、エリソンが控えメンバーとして残っていたが、山田が交代要員としてベンチから呼ばれた際、バチン!と弾けるような音が響いた。

音がした方向に目を向けると「地面に転がるペットボトル」と「上福元に宥められるエリソンの姿」が。どうやらエリソンが怒りに任せてベンチ付近の看板に思い切りペットボトルを投げつけたとのことだった。

エリソンの怒りはそれだけに留まらず、試合終了後も他の選手たちがピッチ中央で喜びを分かち合う中で一人ベンチに座り込んでジェジエウに宥められたり、サポーターへ挨拶に行かずに控え室に戻ろうとしたりしていた。4試合ぶりに勝利したとは思えないほどの荒れっぷり。ある意味『El Toroエル トロ(雄牛)』という愛称に相応しい振る舞いではあるが…。

結局のところ挨拶には参加したものの、サポーターへのファンサービスの時もとにかく表情が暗く、なんとも言えない気持ちになった。

選手たちを追いかけるエリソンの様子
ファンサービス中のエリソン

「交代枠が1枚残っていたにもかかわらず呼ばれなかった」「直近の練習試合で2ゴールをマークしたのに起用されなかった」など、憤る理由はなんとなく考えられる。仮に自分が同じ立場だったら同様に怒っていたかもしれない。ただ、かといって造反まがいの行為に及んでいいわけではないと思う。

鬼木監督の戦い方に合っていない部分もそれなりにあるのだろう。が、そもそも3月上旬を境に得点できていない上に「奪ったゴールの数(3ゴール)」より「貰ったイエローカードの枚数(4枚)」のほうが多い選手が(負傷離脱中の小林はともかく)ゴミスや山田より下の序列となるのは致し方ないだろう。2人はゴールやアシストなど目に見える形で結果を残しているので尚更である。

とはいえ、このまま出場機会を失ってSNSや麻生グラウンドでしか拝めなくなってしまうのも寂しいところ。ひとまず6月12日の天皇杯2回戦でゴールを量産して復活の狼煙を上げていただきたい。

天皇杯での活躍に期待

この日の名古屋グランパスサポーターについて

この日のグランパスサポーターは悪天候にもかかわらず熱く応援していて迫力があった印象。名古屋から新横浜駅経由でそこそこアクセスしやすいこともあってか、メインスタンドのほうにも赤いユニフォームを着た人たちが多くいたように思う。

キックオフを待ち侘びる様子

何事もなく終わればよかったのだが、試合後に何気なくビジター席の様子を見ていたところ、一部のサポーターが選手と口論になっていたようだった。

試合後の様子
一部サポーターに選手が詰め寄る様子

SNSの投稿によると黒いTシャツを着た集団(応援団の取り巻き?)がコールリーダーの制止を無視して罵声を飛ばし、選手を怒らせたとのこと。

他にも「応援団が陣取っていたスペースにゴミが大量に放置されていた」との疑惑が浮上したり、その件を巡ってSNS上でサポーター同士が衝突したりするなど、なんとも言えない状況に陥っていたようだった。

致命的なミスはともかく、そこまで荒れるようなゲームだったようには感じなかったが、思わぬ災難というかなんというか。グランパスサポーターにとっては多かれ少なかれ後味の悪い試合になったのだろうと察した(特に現地観戦した人たちにとっては最悪でしかなかったと思う)。

なお、スタンドに放置されたゴミの件についてはグランパスサポーター有志が回収したのだそう。ビジター席での話ではあるが、不思議と嬉しい気持ちになった。

その他

とにかくゴミスにゴールを決めていただきたかった。

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