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『人間はどんな所でも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば』

こんばんは☆彡真美ですヾ(*´∀`*)ノ

歴史が好きな私が推す漫画があります🎵
それは、『MASTERキートン(マスターキートン)』です(*^▽^*)

『MONSTER』、『20世紀少年』などの漫画で知られる、浦沢直樹先生の漫画です。
1988年から1994年に連載されてようで、私の幼少期の記憶には残っておりません(笑)
社会人になって友人のオススメで読み始めました。

「男は1度は考古学者に憧れる!」と言われたこともありますが、
(インディージョーンズなどの映画の影響もあるのでしょうか?)
MASTERキートンの影響もあるのかもしれないと今では思います☆彡

連載終了して、大分立ちますが、未だに根強く人気のある漫画です。

(今、読み返しても、とても面白いです(*´▽`*))

◆「さあ諸君、授業を始めよう。あと15分はある!」

主人公は3つの顔を持つ、平賀=キートン・太一。

1つ目は、オックスフォード大学を卒業し、夢である考古学で自説の論文を発表するため日本の大学に籍を置く「大学講師」。2つ目は元SAS(イギリス陸軍の特殊部隊)のサバイバル教官で、下士官として活躍した「伝説的マスター」。3つ目が大手保険会社ロイズの下請け「保険調査員」(オプ、つまり探偵)。

一見冴えないように見えるキートンですが、様々な経験を駆使して、難解な事件や事態を乗り越えていく!

冷戦終結前後の世界を描いているため、その時の歴史・軍事・情勢を交えつつ、ミステリー要素が詰まったストーリーなのです(^◇^)

(保険調査員の仕事もしている為、世界中を飛び回ります!まるで自分も海外にいっている気持ちになります☆彡)

そして、キートンが一生の仕事にしたいと思っているのが「考古学」です。そのキートンが師として尊敬しているのが、「ユーリー・スコット教授」になります。

ユーリー・スコット教授は、1941年頃、毎週一度オックスフォードからロンドンの社会人大学に招かれていました。
そこで運悪くドイツ空軍のロンドン大空襲に逢ってしまいます。大学はほぼ全焼、駆けつけた先生達は、学生達と一緒に救助活動に専念する。可能な限りの人を助けた後に、煤で真っ黒に汚れた顔のままテキストを出し、学生達にこう言い放ちます。

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戦争のさなか、学ぶ大切さを説くユーリー氏。

(これは、圧巻……!!)

実は、MASTERキートンは、アニメも全部見たのですが、この回は特に圧巻でした。
キートンが師と言うだけあって、かなりの度胸と熱い信念の持ち主だということが分かります。

この師匠から「志」を受け継いでいるキートンが、廃校になる大学で行った、最後の授業で生徒に伝えたのがこのメッセージです。

「人間は一生、学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。
肩書きや、出世して大臣になるために学ぶのではないのです。
では、なぜ学び続けるのでしょう?…それが人間の使命だからです。」(キートン)

◆人間だけが持っている好奇心

唯一、人間だけが目標設定をし、行動できる生き物だと言います。

戦時中に線路が敷かれ、インフラが構築されました。
過去、先人がどんな過酷な状況下でも学び続けてきた結果だと思います。現代でもそれは変わりません。

せっかくのステイホームなので、マスターキートンを通して、学ぶことや、知る面白さを体感してみてはいかがでしょうか。

本日は、ここまでで🍀

(※※ざっくりとした解説を見たい方は是非こちらを(^^♪)


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