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ベトナムでフォーを食べながら米粉の可能性にときめいた

それまでフォーといえばあっさり味の優しい麺類というイメージだった。

ベトナム料理のフォーの話。

ところが初めてホーチミンでフォーを食べたとき、スープをひと口飲んだとたんに満足した。「何、この旨味!」って笑った。

スープが濃厚。韓国のコムタンとかソルロンタンのように優しいけど深みのある。そこに生の野菜をのせて柑橘類をぎゅぎゅっとしぼるから、爽やかさもプラスされてね。夏でもどんどん食べられる。暑い国の知恵なのか。

ところでフォーの主役は麺だった。フォーの麺は米粉でできていて、日本で売られているタピオカが入っている乾麺は、コシを求める日本人向けの工夫らしい。今回ホイアンに行ったので現地の麺を買ってみたいなと思ってたらこんなだった。

持って帰りづらい形状。ちなみ右の茶色いのはホイアン名物のカオラウだ。ここで生まれたフォーの麺ってどうやって作るんだろうという疑問。それは翌日のクッキングクラスであっさり解明された。(ホイアンはクッキングクラスが盛んでめちゃくちゃ楽しいから力強くオススメしたい)

これは蒸し春巻きの皮を作っているところ。蒸し春巻きというか、春巻きの皮は蒸して作るのだった。米粉と水の割合で春巻きの皮になったりフォーになったり。ターメリックを入れて揚げ焼きすればバインセオにもなる。

米粉が優秀。英語が共通語のクラスなので、先生は「RICE MILK」と言っていた。セレブが好きなやつだ。世界的にすでに優秀さは認められていた。

麺といえばパスタもうどんも小麦粉で、だから私は小麦粉が好きだと思っていたけど、米粉という手があったことにワクワクした。フォーの麺を手作りするのはハードル高いけど、まずはバインセオくらい作れるようになりたい。


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