ねこ列伝(上)
ねこが家族にいる皆さんにぜひ聞いてみたい。
ねこを飼いはじめてから、ねこと縁がありませんか?
いや、もとい、ねこが寄ってきませんか?
うち(実家)は最近、なんだかねこに縁がある気がするのです。
なぜか三本だてにしましたが、この回では、うちのねことの出会いを書きたいと思っています。
ス・ミーコとの出会い
我が家(実家)ではねこを飼っている。
名前はス・ミーコ。
(祖母の名前がすみこで、なんとなく)
ス・ミーコ(以下みーこ)との出会いは突然。
当時の家で夕食を作っていると、突然ねこの鳴き声が聞こえた。
あまりにも切ない声で鳴くために、夫と夜な夜な探しに出掛けた。
歩いていくと、車両系の会社の敷地にある小屋のなかで鳴いているようだった。
なかはみえない。
翌朝も鳴いていたら、会社の人に言ってみようという話になった。
翌朝。めちゃ鳴いてる。
いらないタオルをもって、いざ小屋へ向かうと
いるー!!
めちゃちいさいのいるー!!
生まれてからというもの、テレビやペットショップ以外の場でねこのばぶをはじめてみた。
かわいすぎる…
お話によると、その車両系の会社の方が保護しており、飼い主を探しているとのことだった。
私
「うちの実感が飼えるかもしれないのできいてみます!!」
と、一目散に実家へ急行。
(家と実家は近所)
我が家は哺乳類を買ったことがなかった。
それは、父が幼い頃に飼っていた犬がなくなったときに、本当に辛い想いをしたからであった。
そのときのような想いをもうしたくないということで、小さな頃から犬やねこを飼ってみたいとは思うものの、強く反対された。
母も、田舎育ちのため、犬やねこを自由に家の敷地で飼っていたらしい。
普段の生活からは動物への特別な感情を見出だすことはなかったが、小学生のころに飼っていたハムスターの面倒を誰よりみていたのは母だったように思う。
実家に話を持ち込むと、母と弟は大賛成し、父と祖母が反対していた。
この弟がまたかわいそうで、小さな頃から動物が大好きで、こと、ねこが本当にすきだった。
それを逆手にとられ、各受験期になると、母から「受かったらねこ飼ってあげるよ」「できたらねこ飼ってあげるよ」と、嘘をつきまくられた人生だった。
まぁ、母は飼ってもよいと思っていたのだろうが、同居している祖母は、家のなかでねこを飼うことは大反対で、食卓なんかにいようものならもう…!!といった感じで、そこを突き破れなかった感が否めない。
結果、飼うことになりました。
父と祖母の意見は無視され、強行突破。
早速引き取りに行き、近くの動物病院へ友人と自転車でダッシュ。
結果、健康に問題はなかった。
家にて。
ごはんを食べさせたらものすごい勢いで食べて、友人の膝の上で寝てしまった。
そして現在。
我が家に来て3年近くたった。
いまは、飼うことをもう反対されていた父に一番なついている。
本当に動物を愛する人のことがわかるのだと思う。
このみーことの出会いから、我が家はねこの世界へ誘われることとなるのである…
つづく
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