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日本美適進化論:熟慮と直感を使い分ける

2022年もスタートいたしました!新年あけまして、おめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。今年の干支は「寅」。百獣の王と言われる猛々しい姿とみると勇気が湧き、今年一年はこれまでの制約を飛び越えて強く勢いよく走り抜きたいですね。動物の本能とは、まさに生存本能。思うより先に動きながら次のアクションを選択する。全神経のアンテナを張り巡らし、風向き、匂い、肌感覚、第六感などを総動員して向かう先に敵なしと行きたいところです。新年の記事を流し読みしておりましたら、「大切な決断ほど基準が必要」というテーマが出て参りました。日々決断の毎日で、一つひとつが大切な未来を決める案件ですと、この点についても押さえておきたいところです。これに関していうと、大事な決断の局面ほど直感を発揮するのかと思いがちで。たしかに、二者択一の場面で迷ったときに、その選択方法が思いつきや勘だとしたら、あまりにも力業です。この場合どうする?という局面こそ「基準」があることで、その選択に後悔なく確信が持てるのかも知れません。

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なぜ大事な決断こそ「基準」が大切なのかというと、不合理な行動こそ直観で行っているというデータがあります。例えば「いま買わなければ、明日はもうないかも知れない」や「品切れが続いているから、まとめて買っておこう」などのように、日常生活に関わることは直感で決めて良いことだと思いますが、財産分与について財産目当てだと言われて嫌だからと、感情と直感を優先して決断したことで後々後悔することもあるかと思います。財産を放棄すれば、例えばそれが嫁の立場だとしたときに、別の兄弟のお嫁さんに「〇〇さんは放棄しましたよ。あなたも嫁の立場で放棄することも選択できますが。」と、あなたの決断が、思いがけなく他の人へ飛び火することもあるかも知れません。その飛び火を受けた人は、いわれのない圧力に苦しむことになることも。熟慮すべきこと、直観で判断すべきことを混同せずに変なこだわりは持たず大人の選択をしたいものです。

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その時の判断基準の一つとして、「誰にどれだけ影響があるか?」ということだと思います。自分の人生ですが、やはり人はひとりで生きているわけではありません。何かアクションを起こす時は、必ず周囲の心持ちも変わるもので、親しい家族ならよけいに小さな変化に関心を持って心を配り、愛情を注げる状態を整えておきたいと思うのは当然です。特に職場や仕事関係も、大切なプロジェクトを扱う仲間内では、仕事以外でも情報交換などをすることで、今後の動きを予測できる状態にすることも、大切だと感じます。今年は、熟慮することや直観で決めて良いことなどを、丁寧に見極めながら力強い一年を過ごして参りたいと思います。どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。

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