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7月9日 創造的であるためには。アマゾンプライムで「ファーゴ」シリーズを視聴開始(いまさら)。

今朝の体重64.7kg、体脂肪7.2%。昨日は65.5kgあったので、すこし落ちた。結構食べたような気もするが、わからないものである。

2日間で一昨日は家からほとんど出ずに、アマプラで「ファーゴ」シーズン2を見まくった(昨日は大雨となったが、表参道にお知り合いの個展を見に行ったので、1万歩はなんとか確保)。

面白いキャスティングで、映画クオリティと感じる画面である。「ファーゴ」1を見て、かの映画「ホビットの冒険」のビルボ・バキンズ役のマーティン・フリーマンが主役の一人として出ていた。話の中でフリーマンは身長が小さいということで昔いじめられていた、という部分があったが、実際の身長は170cmという情報もあり、アメリカでは確かに小柄ということだろう。

そのあと映画「ファーゴ」に戻って、次にシーズン2を見たわけである。確か10話で1本1時間弱だと思うので、10時間見続けたことになるだろうか。

こちらで印象に残ったのが保安官リー役のパトリック・ウィルソン。ベトナムで大尉まで務めた人物との設定だが、個人の印象ではまさにアメリカン・ヒーロー、乱れず端正で信頼できる、という印象だった。アクアマンではジェイソン・モモア演じるアクアマンの異父弟・オームを演じている。ファーゴ2が2015年でアクアマンは2018年なので、この役がきっかけでの起用になったのだろうか(第73回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミニシリーズ/TV映画部門)ノミネートもされているようだ)。

身長は183cmあるが、モモアが193cmあるので映画では並ぶとすこし小さく見える。サモア系の人は結構平均身長がデカいのだろうか。

私はどうしても視覚優位なので、ストーリーは勿論だがどうしても俳優陣の枝葉末節が気になってしまう。

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毛沢東だったかが、作家が創造的であるための条件を三つ挙げていた。
一.若いこと。
二.貧しいこと。
三.無名であること。


P.116 山田稔 自作選1

創造的であり続けることは、結構難しいものだと思う。イメージだが例えば漫画家が長編で大ヒットを飛ばしてしまい、多くの収入を得ると、場合によっては未だ若いかもしれないが、2と3の貧しく無名であることは困難だ。作家も同様だろう。

有名であれば、彼/彼女を有名にした作品があるはずで、その作品のイメージで次回作は求められるだろう。なんとしても稼がねば、と思っていた場合は、金を得てしまえばモチベーションはどうしても下がるだろう。

ではどうすればいいのだろうか。

売れずに貧しく無名であるうちに、実はよい作品を書いて(描いて)おくことだろうか。有名になったら過去作が発掘されるとか。

だが多くのひとは多分スランプに陥るだろうが、作家や漫画家は多分書くことや描くことが大好きである、という事からスタートしているはずで(そうでなければ技術だけではやはり心打つ作品は生まれないだろう。例外は漫画の”原作付き”か)、イヤイヤやっていたしごとで稼げてしまった、というケースとは別の面があるだろう。

なので、もしかしたら、若くなくとも、金持ちで有名でも、傑作を出すことができる場合もなくはない気がする。

だが、そうではない人が大半ではあるのだろう。

(1発屋、というのもありますよね。ホームランより打率がいいほうが、多くの名作を生み出すような気がします。村上春樹さんなどは、文壇からも距離をとり、マラソンを走るようにうまく作品を生み出されていると感じます。ですがやはり海外でさまざまな雑音を遮断して書く、などの工夫をされていますね)

お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。