日々の生活が楽しいのは子供のおかげだと思う。
2020.7.12 sun 晴れ
まめぞうです。
久しぶりに終日晴れた気がします。
昨日に引き続き、交通公園へ。あーちゃんは自転車乗りが気に入った様子。
現地着いて早々、自転車へ真っ先に駆け出すあーちゃん。
補助輪付きの自転車でスイスイと得意げにペダルをこぎます。
昨日の全く焦げない状態からすると、ウソのよう。
ある程度やったところで、補助輪なしの自転車にスイッチ。
妻の支えありでやり始めたのですが、あまりペダルをこげない模様。
ちょっと進んでは止まり、ちょっとすすんでは止まりの繰り返し。
みーちゃんを抱っこしていた私は遠目で見守っていたので、何を話していたかはその時はわからなかったのですが、妻がいろいろアドバイスしていたようです。なかなか進まず、立ち尽くしていたので、私も気になって近寄っていきました。どうやらそのアドバイスどおりなかなかうまくできないのです。あーちゃんは苛立ち、とうとう、「もう、むずかしいのー!」と今にも泣きそうな顔。私もたまらず、「補助輪あったときのように、くるくるペダルまわそうよ。できるよあーちゃんなら。」と励ましたんですが、それが逆効果となったのか。とうとう自転車を降りて、ぺたんと座り込んでしまいました。
我々も途方にくれてしまいましたが、妻がなんとかやる気をもどしてもらうべく、声をかけます。とうとう、泣き出してしまいます。
「うぅ、できないよー」「むずかしいよー」
本当の気持ちはわかりませんが、きっと、我々が言った通りできないことが悔しいのでしょう。悔し涙のように感じた私は、
「大丈夫、悔しい気持ちがあれば、きっとできるから。いったん休んでからまた始めるかい?」
当時、頭上はギラギラと太陽が照っており、頭上には、それを遮る雲は一つもなかったので、暑くて汗だく。あーちゃんも例外ではなく、顔は汗びっしょり、しかも真っ赤になってました。熱中症になってはまずいなぁということもあって、少し休憩させようと声をかけたんですが、しばらくうずくまったまま。じーっと耐えるのはなかなか大変なんですが、ここであれこれ言うのはまた逆効果な気がしたので、あーちゃんがその気になるまで待ちました。ようやくわかってくれて、日陰に移動。あとはあーちゃん次第。
そっと近くで、やる気が出るのを待ちました。
その間も、マイペースなみーちゃん。抱っこひもから這い出そうと必死な様子。さすがにそのまま抱きかかえているのは私もキツくなってきたので、開放させてあげたてあやしていたら、あーちゃんが一言。「みーちゃん、乗り物のりたいんじゃないかな?」
(お、復活の兆しかな?)とみーちゃんが乗れそうな三輪車を持ってきて載せてあげていたら、「私がおすー」と。
さっきまでくずってたのがウソのように、ぱぁっと表情が明るくなったあーちゃん。「みーちゃんと一緒にあそびたい」と、三輪車を押す素振りを見せたのです。
さすがにまだバランスを取ることのできないみーちゃんを三輪車にのせたまま、あーちゃんに押してもらうには早いかなとおもいながならも、やらせてあげました。ちょっと押してたら、みーちゃんがうれしそう。ただ、足が地面についていて、押すと逆側に折れ曲がりそうになって、ちょっと無理かなと、「あーちゃん、ちょっとまだみーちゃんには早いかもねー。」となだめながらも中断。あーちゃんは、「早く、みーちゃんと、乗れたら良いな」とすっかり自分を取り戻しました。
その後は、また補助輪付きの自転車でスイスイ漕ぎ始めてくれました。ようやく機嫌は復活。走っている最中に、こちらに手を振る余裕すら見せてくれました。
(良かった、機嫌直って。補助輪なしで今回は乗れなくても、いつのまにか乗れる日が来るんだよな。)と今後はますます楽しみなりました。
このまま機嫌よくおわるかなとおもったのですが、そうはいきませんでした。
のこり3分程度で終了だったので、私は、「あーちゃん、どっちが早く回れるか競争だ!」と私は駆け足で勝負をけしかけたら、あーちゃん俄然やる気に!
もうぜんとこぎまくるあーちゃん。そんなあーちゃんに負けじとちょっとスピードアップしたらあっという間にあーちゃんを置き去りに、ちょっと大人気なかったですが、これも勝負だと手を抜かずにいたら、後ろであーちゃんがフェンスに激突。あちゃー、やっちゃったか。慌てて駆け寄り、「大丈夫怪我ない?」と声かけると、「もう、パパ早すぎぃぃ!」と。幸い怪我はなかったので、その返しに思わず、「え、でも勝負じゃん」と返答したら、ギャン泣き。(えーーー、なぜ泣くーーー)と心のなかでおもったんですが、もうおそすぎました。
なだめるも、まったく泣き止まず、「パパー、はやすぎ、パパ、はやすぎぃぃぃぃぃぃ」と一行に機嫌が直りません。
もうこうなると何をしてもダメで、自転車が乗れない悔しさなんてどっかいってしまったように、泣きじゃくってしまいました。
流石に私も子供あいてにムキになりすぎたと反省し、必死になだめて、最後は抱っこでよしよし。
あとから思い返してみて、気づいたのですが、きっと補助輪なしで自転車が乗れなかったことが悔しかったのでしょう。だのに、最後に勝負して勝てなかった。悔しいが2つも続いては、いくらなんでも落ち込みますよね。
それがわかっていたら、流石に最後は手を抜いても良かったかもしれないと思いました。そもそも勝負を挑む行動はしないほうが良かったかもしれません。正解はわかりませんが。
子供と向き合うといろんな感情がぶつかります。こちらの都合なんて考えていません。なのに、(え、なんでそんな泣くの、勘弁してよ、もう。)とか思ってしまう。でも、あとで振り返ってみると、あーきっとあの時こう思っていたんだよなぁって、よし今度はこうしてみるかと行動を改めるチャンスが巡ってくる。
なんだかんだと面白なぁって思うのです。
子供のおかげで、日々の生活が楽しくなるってありがたいですね。
我が子に感謝したくなった瞬間でした。
自転車遊びは16時で終了でしたが、その後すぐそばの公園の滑り台で大はしゃぎ。夢中で滑りまくって気づいたら帰宅が18時ごろでした。
ほんと今を生きている。子供ってすごいです。
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