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愛されるよりも、愛したい。

『大豆田とわ子と三人の元夫』

深くて面白くて、一気に見てしまっていた。

このドラマで、自分の心に響いた言葉がたくさんあった。


思ったことや書きたいこともたくさんあるけれど、1番は、”大豆田とわ子”は愛されている、ということ。

元夫が三人いて、別れた今でも3人とその1人の娘は仲が良い。

それもそれで、すごく理想な関係性だと思った。

そうやって、繋がりがあることも、主人公の”大豆田とわ子”の人柄こそで、何よりも、周りの人たちを愛しているから愛されているんだ。

でも、大豆田とわ子にも『寂しさ』はある。


『寂しい』という気持ちは、誰かから愛されていないと感じるからよりも、自分が誰かを愛していないから。

1人でなんでもできる、どこにでもいける、1人で生きていける、けど。

一人映画だったり、一人焼肉だったり、大きなことは変わらない。

でも、小さいことに疲れる。

エアコンをつける、電気をつける、その小さなこと、ボタンを押すだけのことに疲れるんだ。

1人で生きるのが、めんどくさいのかもしれない。

勝手に何かがついているのに、憧れる。

そんな気持ちも、分かる気がする。


強そうな人に見えても、寂しさというものを誰にでも持っている。

みんな強がりなだけで、本当は1人で生きることが寂しいのかもしれないな。

生きていく中で大切なことを、おもしろ楽しく、決して重くなりすぎず教えてくれた、そんなドラマだった。




読んでくださり、ありがとうございました^^