まめピカ

Blenderの使い方の紹介をしています。 自伝もちょこっと書きました

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  • 凡人伝

    私の自伝(エピソード集)です。小学校卒業まで書いてあります。

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    3DCGソフトBlenderの使い方を紹介しています。今のところ、全て無料で公開しています。

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凡人伝 まえがき

「普通の人生を送ってる人なんて1人もいない」なんて言葉を聞いたことはないでしょうか? 私はそれを聞いて、確かにその通りかもしれないと思いました。そしてもしそれが本当なら、誰でも自伝を書いたらそこそこ読み応えのあるものになるのでは?と思い、書いてみました。偉人伝ならぬ、『凡人伝』です。 短いエピソードがたくさんある構成になってるので、ちょっと空いた時間の暇つぶしにちょうど良いと思います。 小学校卒業までを書いて、文字数は約4万文字です。 参考までに、一般的な小説の文字数は1

    • 卒業

      小学校の卒業式は、ほとんど何の感慨もありませんでした。というのも、クラスメイトはみんな同じ中学に進学するので、またいつでも会って遊ぶ事ができるからです。 強いて言うなら、クッソ長かった通学路をもう歩かなくていいという事に開放感を感じ、6年間も歩き通した事を誇りに思いました。

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      • 人生を左右する選択

        武者先生の2年に及ぶ地獄の教育が終わりを迎えようとしている頃、私の家庭も終わりを迎えようとしていました。

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        • 様子がおかしい

          小学6年の秋頃、母親が急にこんなことを言いました。 「寿司でも食べる?」

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        凡人伝 まえがき

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        • 凡人伝
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        • Blenderの使い方
          16本
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          特別授業

          「理科室に、こんなものが落ちていました」 授業が始まると武者先生が唐突にそう言いました。 落ちていたのは、誰かをいじめようとしてるのが分かる内容の紙切れでした。 武者先生は心底呆れた表情をしていました。 「誰が書いたのかは分かりませんが、恐らくこのクラスの誰かだと思われまーす」 敬語を使っていましたが、言い方は全然丁寧ではありませんでした。 先生はそのメモを書いた人を炙り出すかのように一言二言なじり、それから黙ってゆっくりと全員を見渡しました。その間、皆はまるでクラス全員で悪

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          特別授業

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          バスケの天才

          小学3年か4年くらいの時、どういう経緯か全然覚えていませんが、ミニバスを習い始めました。 毎日放課後に残って、2時間くらい練習しました。 体を動かすことは好きだったのですが、先輩たちが苦手でした。ざっくりいうと陰キャを軽蔑するタイプの陽キャで、私は明らかに煙たがられていました。 でも、やり始めたからには中途半端に終わらせたく無いと思い、しばらく続けていました。上手くなっていけば、そのうち受け入れてもらえるかも知れないし、一生懸命練習していました。 そこそこ厳しい練習をしばらく

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          バスケの天才

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          クラス対抗ドッジボール

          「5年生とドッジボールすることになりました」 6年生のある日、武者先生が唐突にこう告げました。確か、5年生の方から勝負を仕掛けてきたんだったと思います。 「ぜってー勝つぞ」 ということで、体育の時間を使って全力で対策を練りました。

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          クラス対抗ドッジボール

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          円周率とか

          算数の教科書に、円周率のコラムが載っていました。 「円周率は3.14以降も無限に続いていくんだよ」みたいな内容のコラムで、そのページの外周に円周率が36桁くらいまで書いてありました。

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          円周率とか

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          喧嘩

          私はこれまで、友達と喧嘩をしたことが2回しかありません。覚えている限りですが。 そのうちの一回を紹介します。 小学6年生の時です。 廊下を歩いてると、友達が「ウーイ」と言いながら小突いてきました。その友達はいつも休み時間に野球や鬼ごっこをしていて、私もたまに一緒に遊んでいました。ゲーム友達ではなかったですが、仲は良かったです。 私も「お、やんのかぁ?」と言いながらふざけ半分でその友達に掴みかかりました。 私達はお互いに「お?」とか「てめー」とか言いながら、やっぱりふざけ半分

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          いとことのエッチな思い出

          うちの近所には従兄弟の一家が住んでいました。私より1歳年下のリサ、同い年のエマ、5歳くらい年上のタクミと、その両親です。 リサとのちょっとエッチな思い出があります。 小学4年か5年の時だったと思いますが、親戚がウチに遊びに来て、その子供の相手を任されたことがあります。ちょうどリサもいたので、一緒に遊ぶ事になりました。

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          いとことのエッチな思い出

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          心霊現象②

          『地下道』 小学校の通学路には、地下道がありました。車通りの多い横断歩道を避けるために、毎日その地下道を通って通学していました。長さはせいぜい20メートルくらいで、本当にその横断歩道を避けて通るためだけに作られた道でした。 ある時、その横断歩道の近くの電柱に花がポツンと置かれているのに気が付きました。更に後日、その花が花束に変わっているのに気が付きました。当時はそれがどんな意味なのか、全然理解していませんでした。 更に後日、下校途中のことです。集団下校をしていたと思いますが、

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          心霊現象②

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          心霊現象

          本当かどうかは知りませんが、私の実家は元々墓地だったそうです。その墓地は別の場所に移転して、それからうちの家が建てられたそうです。 そのせいか分かりませんが、うちではラップ音と金縛りは、1年を通して不定期に発生します。まあ、どちらも科学的に説明がつくとかいう話があるようですが、他にもあります。 毎年夏のお盆の時期になると、誰もいないはずの廊下から足音が聞こえてくるのです。それも昼間に。 私は夏休みは毎日友達の家に遊びに行ってましたが、お盆の時期だけは遊べないことが多かったで

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          心霊現象

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          鬼の給食

          私は野菜全般が苦手でした。4年生までで、給食を完食した事は両手で数えられるくらいしかありません。 しかし武者先生は食べ残しを許しませんでした。当然のように、食べ終わるまで昼休みは無しです。いつも残ってるのは私も含めて2,3人くらいでした。

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          鬼の給食

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          『初めて乗れた喜び』

          小学6年生の時、図工の時間が始まる前に、先生がひたすら黒板に写真を貼り付けていました。 何の写真か見てみると、学校中のいろんな場所が、工夫を凝らしたアングルで撮影されていました。 「この中から好きな写真を1枚選んで下さい。それを絵具で描いてもらいます」 図工の時間が始まると、先生はそう言い、写真ドラフトが始まりました。 先生は上から順に写真を指し示していき、私たちは気に入った写真のところで手を挙げます。手をあげたのが1人ならその人が獲得。2人以上ならジャンケンになります。 ま

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          『初めて乗れた喜び』

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          鬼の丸暗記

          国語の授業では、教科書に載っている小説や詩などの文章を読み解きます。それは、どの先生もやっていることでしょう。 しかし武者先生はそれだけでなく、教科書に載っている小説や詩などを全て暗記させてきました。

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          鬼の丸暗記

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          鬼のエピソードトーク②

          『こっくりさん』 武者先生が小学生の時にこっくりさんをしたというだけのお話です。短い話で、山も落ちもないですが、恐ろしくて印象に残ってます。 どういう流れか忘れましたが、「こっくりさんやろうぜ」ということになり、友達何人かでこっくりさんをやる事になりました、教室でやったので、ちょっと離れて見ている人も何人かいました。

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          鬼のエピソードトーク②

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