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ビジネスパーソンのお酒との付き合い方

こんにちは、mamekaです。
今回は、ビジネスパーソンにとって切っても切れないお酒との付き合い方についてまとめていきたいと思います。

私は、会食を何度も経験してますが、会社内での飲み会や取引先との飲み会は、実は、本業の仕事と同じくらい重要なものと考えています。

ビジネスは人対人であり、世界の首脳陣の外交においても、”食”や”酒”が重要なカードとして認識されています。その重要性は、最早語るまでもないでしょう。

私たち、ビジネスパーソンにおいても同様で、私が経験している営業の仕事では”会食の回数”がKPIとして定められているほどです。

飲み会の”場”を通じて、取引先担当者との関係構築は勿論、社内での承認や決裁も、その人となりが分かることで、案を通しやすくなります。

一方、お酒に呑まれてしまうと、大事な信頼関係を失うことにも繋がります。

今回は、ビジネスパーソンに向けて、普段から、”お酒に呑まれず”適切に振る舞える方法についてまとめていきます。

酔いのメカニズムについて知る

酔いは、そのときの健康状態や体調に大きく影響されます。
具体的なメカニズムは食べ物の消化と同じですが、”胃での吸収”、”肝臓での代謝”がポイントになるかと思います。

口からの摂取: お酒は口から摂取され、主に胃と小腸で吸収されます。
胃での吸収: まず、胃に入ったお酒の一部が胃の内壁を通じて吸収されます。特に、胃の内側にある血管や毛細血管を通して、アルコールが血液に移行します。
小腸での吸収: 次に、胃から小腸に移動したお酒は、小腸の内壁で更に吸収されます。小腸は消化管で最も吸収効率が高い部位であり、栄養素や物質が血流に取り込まれる主要な場所です。
血液中への移行: 吸収されたアルコールは、小腸の血管系を通じて門脈を介して肝臓に運ばれます。肝臓は、血液を浄化し、代謝を行う重要な臓器であり、アルコールの代謝もここで行われます。
肝臓での代謝: 肝臓では、アルコールがアセトアルデヒドに代謝されます。この過程はアルコールデヒドロゲナーゼという酵素によって行われます。アセトアルデヒドは有害な物質であり、体内に蓄積すると健康に悪影響を及ぼします。
アセトアルデヒドの代謝: アセトアルデヒドはさらにアセトアルデヒドデヒドロゲナーゼという酵素によって酢酸に変換されます。酢酸はエネルギー源として利用されるか、他の代謝産物とともに排泄されます。
排泄: 代謝された物質は、主に尿として体外に排泄されます。一部は呼気や汗、乳や涙などからも排泄される場合があります。

皆様もお分かりかと思いますが、お酒を飲む前に、食べることで胃でのアルコールの吸収を遅らせることができます。

空腹の状態の場合、なんでも良いのでお腹に入れておくことをお勧めします。

また、休肝日を設けて肝臓の働きを活発にしておくことで、アルコールの分解を促進してくれます。

(肝臓というのは、よくできている臓器で1週間に2日ほど休肝日を設けることで、十分に働いてくれるそうです。逆に1週間に2日も休肝日を取れない場合、それは、体に警告が出ている状況といえます)

つまり、「今日はいつもより酔っ払ってしまった。」とタイミングによって、酔い方が違うのは、あなたの現在の胃や肝臓の状態が関係してくると、認識することがまず大事です。

会食前にやっておくべきこと

もし、あなたが会食をセットする立場であれば、考えることは、立地とお店だと思います。

私は、「この方と会食にいく場合、こんな雰囲気になるだろうな」とシーンを想像しながらお店選びをします。
この辺りは、普段から友人と、こんな話をしたいなと想像しながらお店選びをする感覚に似てますが、

相手の好み・要望に合わせながら、自分の得意な領域を見極めていくことが大事だと考えます。

食事の種類・量が多ければ、食べることを楽しみますし、静かな雰囲気であれば、話すことがメインになるようなイメージです。

そして、普段から、自分が体質的に強いお酒を認識しておくことです。

例えば私のケースでいうと、焼酎が体質的に酔いやすいので、郷土料理をウリにしている料理店にいく際には、いつもより気を遣うなどです。
会食の場で、はじめて飲んでみたら、思ったより酔いが回ってしまうなんてことは避けなければいけません。

そして、会食前には、コンビニなどで売っているウコンやヘパリーゼを必ず飲みます。特に、こちらはよく効きます。


会食中に意識すること

会食中でのお酒との付き合い方で一番手っ取り早いのは、「私は飲めないので、ソフトドリンクにします」と断ってしまうことです。

一方、会食の場で、自分がお酒を飲めると相手が分かっている上では、中々、ソフトドリンクを頼みにくいと思います。

また、飲む量を事前に決めておき、それ以上は飲まないようにすることです。ただ、ケースバイケースで飲み過ぎてしまうこともあるかと思います。

そこで、会食中にできるだけ、適切に振る舞える方法を実体験を交えて共有していこうと思います。

1つ目は、2,3杯目から水を頼むことです。1杯目から水を頼むのは、「おや?」と思いますが、話が弾んできたタイミングで頼んで、問題になることはないと思います。

むしろ、相手からも「気配りができるな」と思ってもらえるかもしれません。これは、現在、シンガポールでバリバリビジネスを回している、私の先輩だった方から教えてもらいました。

2つ目に、”飲む種類を限定する”ということです。
“ちゃんぽん”という言葉もあるとおり、飲む種類が多くなるほど、悪酔いします。

特に、普段から、「このお酒とこのお酒の組み合わせはあまりよくないな」と考えておくのが良いかと思います。

少なくない経営者がいつも同じ服をきて思考をクリアにしているように、会食の場では、「これしか頼まない」というのを決めておくのも良いかもしれません。

3つ目に、意図的に飲むペースを遅くすることです。これは、そのときの状況によりけりかと思いますが、「誰かが話している最中は、リアクションをとるために飲まない」と決めてしまうことです。

特に、雰囲気をみたり、周りをケアしていれば、自然と自分が飲むペースは落ちていきます。
何も、楽しみ方は、食事やお酒だけではありません。誰かと一緒に”場”を共有していることが楽しいと思うことも大事かと思います。

お酒に頼らず、自分からその場を盛り上げるという意識が重要です。


最後に

お酒は、人との関係を深めてくれたり、ストレスを発散したり、趣味としての楽しみがあったりと私たちの生活に彩りを与えてくれるものですが、付き合い方は大事になります。

アルコール依存症という形で、人生を台無しにしてしまう恐れもあります。

人間関係と同様で、断る勇気をもつこと、自分の身体を優先させること、お酒以外のストレス解消法をもつこと。

このような付き合い方をすることで、これからも大切なツールとして私たちの人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

その他にも、お酒との付き合い方に関するコメントあれば是非お願いします。


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