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東京五輪ソフトボール女子 上野投手から学ぶ成功するモチベーションについて

こんにちは、5dump運営です。

先日、ソフトボール女子日本代表が金メダルを取りましたね。個人的には、小学生のときにソフトボールをやっていたため非常に親近感があります。

ポジションはセカンド→センターを務めていました。練習試合の時に1回だけキャッチャーをやったことがありますが、マスクを被って、ドキドキした記憶が未だにあります(笑)

小さい頃は分かりませんでしたが、オリンピック選手の、4年間の練習の先に「その一瞬のプレー、数時間の試合に込める」というプレッシャーの中で最高のパフォーマンスの境地を目指すことが、どれだけ凄いのか、改めて感じます。

今回はソフトボールに着目しました。理由は自分がプレーしてたということではなく、小学生の時から"上野投手"を知っていたからです。今回、久しぶりに上野投手をTV越しに見て、「これは記事にまとめたい」と思いました。

生き馬の目を抜く、プロスポーツ選手を続けるだけでもすごいのに、東京オリンピックで金メダルに貢献するという偉業を成し遂げた上野由岐子投手を通じて「成功するモチベーションとは何か?」についてみていきたいと思います。


1.上野投手について

<略歴>wiki
-福岡県福岡市出身
-小学校3年生からソフトボールを始め、ピッチャーとして活動。県大会優勝
-中学校で全国制覇
-高校時代、世界ジュニア選手権でエースとして優勝に貢献
医者に普通の生活も送れなくなるかもしれないと言われる程の大怪我
-高校卒業後、日立高崎ソフトボール部(現・ビックカメラ女子ソフトボール高崎)に入部
-入部2年目、世界大会デビュー戦、アテネ五輪の出場権がかかった中国戦で完全試合を達成

略歴を見る限り、小学生時代から才能の片鱗を見せていたことがわかります。そこから世界一の投手となるまでに、注目すべき出来事があります。

それは、「高校時代の大怪我」です。

高校卒業後の活躍を見ると入部2年目でいきなり世界大会で完全試合という偉業を成し遂げて

「挫折を知らない天才なんだろうな?」

と皆様は思うと思います。

しかし、この「高校時代の大怪我」という挫折を経験しているからこそ、「自分を見つめ直す」ということをして、これまでにブレずにパフォーマンスを発揮されているのだと思います。

しかし、こうした成功に不可欠な経験だけではなく、
「これは成功するだろうな」というマインドセットも上野投手はもっていることがわかりました。

上野投手に興味をもってインタビュー記事を探してたのですが、
あることを述べているのでみていきたいと思います。


2.世界一のプレーヤーのマインドセット

上野の活躍により悲願の五輪金メダルを獲得した2008年北京大会を最後に、ソフトボールは正式種目から除外された。その13年後の東京大会のマウンドに、再び上野が立っている。競技を続けて来られた原動力とは何か? 
大切なことは、「モチベーション」だという。

モチベーションの大切さは、以下にまとめております。


そして、そのモチベーションの根源について上野投手はこう述べられています。

「気持ちがすべてだと思っている。意欲があるからこの年齢でもプレーできている」
ソフトボールが好きって想い。そして投げていて楽しいと感じる想いです」(上野)


普通の考察であれば、

「また、好きなこと・やりたいことを才能がある人がやるという話か...自分には関係ない」

と思われるでしょう。実際、私も世界レベルのプレーヤーとなると、雲の上の世界だなと思ってしまいます。

一方、参考にできる部分もあります。「好きなこと、やりたいこと」はどのようにして見つければ良いのでしょうか?それをみていきたいと思います。


3.モチベーションを高める「好きなこと」の見つけ方

「やりがい」というものは後天的に身につくという研究結果があります。

個人的には、「本当の好き」を見つけるには以下の3つが重要だと思っています。

①始める → ②続ける → ③考える

『①早期に主体的に行動する』

『②挫折を経験しながらもとにかく取り組み続ける』

『③自分の過去・現在を棚卸しして、やりがいを感じたことをまとめて言語化する』


つまり、「好き」になるのは、[Do]起点なのです。

PDCAという言葉が流行り始めてから、大人は子供に対して、
「この子は何に向いているのだろう?」「将来にためになることはなんだろう?」[Plan]から考えがちだと思います。しかし、必要なのは”とにかく始めること”[Do]です。

『②挫折を経験しながらもとにかく取り組み続ける』で諦めてしまっても、また、形を少し変えて他のことに取り組めば良いのです。まずは、『①早期に主体的に行動できるようになる』領域・分野にどんなきっかけでも良いので始めることが重要だと思います。

私たちは、大人になると新しいことを始めるにしても周りの人を気にしてしまいます。それには、"メタ認知"の観点から言っても当然なのです。


「本当に好きなこと」は、『周りの人に流されず、自分が本音で取り組みたいと思うこと』だと思います。

それを見つけるには、まとめますと、「とにかく何かを始めて、量をこなして後から気づく」という流れなのかなと個人的に考えます。


4.世界で成功するのは一握りだけど、本当に成功する人がもっているもの

逆境を跳ね返すハングリー精神が求められることもあるだろう。ライバルに負けたくない気持ちや、ミスをしてしまった悔しさ、また場合によっては、自分のポジションが奪われてしまうかもしれないという強迫観念が、自分を奮い立たせる要因となることがあるかもしれない。
ただ、そういうどちらかと言うとネガティブな感情による動機づけには限界がある。競技生活で何度も頂を極めた後、さらに別の頂を目指し続けるトップアスリートたちを最終的に支えるのは、ポジティブな感情に裏打ちされた動機付けなのだ。


やっぱり世界レベルで成功している方の前提は「好きかどうか」ですが、
最初は「負けたくない」という気持ちともいわれています。


私たちに置き換えて考えてみますと、まず、これから自分が何に取り組むかを考える際に参考になる考え方があります。


私は、世界トップレベル/専門家になるためにはこの[will/can/must]から[信念/プロ意識/貢献]への転換がどこかのタイミングで必要だと考えます。

-信念とは、「これを成し遂げたい」という強い意志
-プロ意識とは、この分野で自分は1番であるという誇り・こだわり
貢献とは、世の中に貢献したいという想い


最後に、この[貢献]について上野投手が以下のように述べていました。

「復興五輪として福島の地が選ばれて、風評被害などある中で、福島の方たちがこの五輪を成功させてくれている……。そういう思いに自分たちがどれくらい応えられるかってことが、答えだと思う。そういうプレーをこのグラウンドで、このマウンドでやりたい強い思いがあった。そういう意味では、1球1球、思いを込めて大事に投げられたので、自分の持っているすべてをこのグラウンドに置いてこられたかなと思います」

『社会への貢献』は誰しもがもっている考えであるといわれています。

まだまだ、道半ばですが、5dumpはそうした世界を実現できるように進んでいきたいと思います。


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それでは。

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