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【少女漫画】90's あの頃の僕たちは②

全5回で思い出の流行語りをやっていく第2回目の夜です。
1回目では自己紹介を端折りましたが、私1975年生まれです。小学生の頃はノストラダムスの大予言なんかがまことしやかに囁かれていました。他に覚えていることは……お昼の時間にあった、あなたの知らない世界? 水曜の夜のヒットスタジオとか、日曜の世界名作劇場とか。ああ、そう言えば土曜の日本昔ばなし!書き出すといろいろ思い出しますね~。

さてさて、今日は少女漫画について話します。
その前に、全5回共通のプログラムは以下。

 一夜目:音楽
 二夜目:少女漫画
 三夜目:映像(多分アニメに偏ります)
 四夜目:活字系
 五夜目:少年漫画

少女漫画って、昔はわりと、単行本で集める人よりは、雑誌で追っていた人の方が多かったと思います。
しかもご家庭ごとに好みの系統がありましたよね?

うちは集英社の家だったんです。
買ってたのは「りぼん」と「マーガレット」。

ひとつ年上の幼馴染ようこちゃんちは「フレンド」、当時の親友その1みゆきちゃんちは「プリンセス」、親友その2りえちゃんちは「花とゆめ」、何だかわからないけど気が合ったえりちゃんちは「なかよし」。
ちょっと書き出しただけですが、なかなか網羅してますよねこれ。
その他「少女コミック」や「ちゃお」「アスカ」「ボニータ」などは、その時々の流行りで買ったり買わなかったり。漫画読む子って集まるから、もうみんなで回し読みです。更にうちはお寺だったし、書道教室をやっていたので、子供たちが良く集まっていました。

私は両親から漫画を読むなと言われたことがなかった気がします。
上に二人姉がいるんですが、もしかしたらその姉たちに言い疲れて、私には甘かったのかもしれません。
とにかく漫画に関して、私が幼い頃から大変恵まれた環境にいたことは確かなのです。

そんな私が、生まれて初めて読んだ少女漫画は「悪魔の花嫁」でした。
なぜか5巻目だけ単行本があって、これを読んだのがきっかけで家にある漫画を探し出しては読みあさりました。上に姉が二人いたので、それぞれの部屋に忍び込むといろんな漫画があったのですね。月刊誌のりぼんで「ときめきトゥナイト」を知り、「月の夜星の朝」を知り、「いるかちゃんヨロシク」の時はリアルタイムでりぼんを買ってもらってたかな。姉二人に関してもそれぞれ好みが違っていて、「SWAN」「東京のカサノバ」「ホットロード」目当てで別冊マーガレットを買ってたみたいだったけれども、途中から週刊少女コミックに変わっていきました。こっちで見てたのは「闇のパープルアイ」や「ほのかにパープル」だったみたい。

皆さんがその当時を思い出すような作品は何ですか。

姉たちの嗜好とは別に、私の交友関係の中では、けっこうファンタジー系をみんなで読んでましたよ。特に思い出深いのは「魔天道ソナタ」「月の子」「パッションパレード」「ぼくの地球を守って」など。設定に一癖ある「赤ちゃんと僕」「ここはグリーンウッド」も回し読みしてたかな。あと、特殊なところで「悪魔の黙示録」とか「妖精王」とか「みかん絵日記」もおもしろかったなぁ。

ああ……なんか予想してたんですけど、全然まとまりません。
ごめんなさい。あれもこれもになってきてリンクが追いつきません。結局のところ、思い出の少女漫画を強く推すならこれなんじゃないかというのを、下に書きます。

彼方から/ひかわきょうこ作
今でも本棚にあります。定期的に読みたくなるんです。
主人公が平凡で直向きで、典型的な少女漫画の主人公だと思います。異世界ファンタジー。男の子もクールなのに直向きで、自分の存在理由であるかのごとくひたすら主人公を守ってしまう感じが良かったなぁ。

ガラスの仮面/美内すずえ作
少女漫画の金字塔でしょう、やっぱり。熱血演劇漫画。演劇部分は紅天女を演じ始める以前までが秀逸でした。今となっては、紅天女がどうなるかよりはむしろ主人公の恋がどういうふうに落ち着くのかが気になります。

王家の紋章/細川千栄子作
お約束的展開が何度も繰り返されているにも関わらず読んでしまうのでした。一言で紹介するならエジプト伝奇ファンタジー、でいいかなぁ。歴史ファンタジーとはちょっと言いがたい。

花のあすか組!/高口里純作
好きなんです……今でも続いていると知って震えましたよ~。昔の漫画だけどやっぱりおもしろいと思うなぁ。他では見ないもん、こういう設定。全中裏っていうネーミングもすごい! 女の子ばっかりの、中学生中心の裏番組織を巡るあれこれのお話。

BANANA FISH /吉田秋生作
出てきた時は衝撃だった。そしてラストも衝撃だった。綺麗なシーンも多かったなぁ。アメリカンギャングを題材にした話。と、簡単にまとめていいものか。映画みたいな漫画でした。

 

うわぁ……
時間切れですそろそろ。書き出しても書き出しても終わらない。最近の話とか全然できなかったです、本当に十代くらいで読んでたものばかり。機会があったらまた書きます。共感してくれる人はいるのかしら。

お付き合いありがとうございました!

明日の夜、またお会いできることを祈っております。

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