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繊細なひと用

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#IBS

こころをころす

幼稚園時代は、授業をさぼって園長先生と散歩をしていた。

小学校時代は、だれとも仲良くなりたくなくて、図書室でからすのぱんやさんを読んでいた。

中学時代は、まあまあだった。

高校時代は、思い出したくないことが半分、素敵な出会いが半分だ。

そんなかんじだったけど、家に帰れば大好きな両親がいて、安心で、守られていた。おかあさんは私にとって親友だった。

でも両親は、「こんな場所、はやく出ていくべ

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アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとは、親の期待に応える生き方に縛られ、自分自身の感情が分からなくなり、現在の生活に支障をきたすひとも含まれるそう。

私は完全にこれである。暴力を振るわれたこともなければ、親がアルコール依存症だったわけでもない。私が繊細であるがゆえに勝手にアダルトチルドレンになった。調べれば調べるほど当てはまってしまう。親が悪いなど、一ミリも思わないことが、さらに拍車をかけるのだそう。

親のた

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いっかいめ

生きるのは難しいに決まっている。

だって人生いっかいめだもん、わかんないもん。

それでいい。

わかんないけど、一生懸命にいきるのをやめない。

一生懸命にいきていれば、誰かがみていてくれて、拾ってくれる。

それでいい。

朝は早く起きて、ご飯を食べて、はたらいて、お風呂に入って寝る。あきらめずにこれを繰り返していれば、ちゃんと生きているようにみえる。自分を保てる。

それでいい、それでいい

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HSPの本領発揮(疲労)

学校がきらいだ。

大学も卒業して、学校という場所に行かなくなれば、わたしは幸せになれる。そうおもっていた。

なになにちゃんとなになにちゃんがおしゃべりしていてとってもたのしそうだ。でも、わたしはふたりの仲に入れるほど仲良しじゃないから、はなしかけるのやめよう。ふたりはとっても仲良しだからわたしがその輪っかに入ってはいけない。

という思考回路は、学校を出れば勝手に消えて無くなるものではない。

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やっぱおかしな世界だよ

統計をとったことはない。
でも、私はマイノリティだ。

「普通」を、学校で教わったことはないけど、「みんなとおなじ」は学んだ。
〇〇ちゃんは、みんなと違う。〇〇ちゃんは同じじゃない。は、ふつうではない。

私がふつうだったら、みんなは違う。わたしがふつうだったら、みんなは普通じゃない。
みんな、「普通」を説明できないくせに、普通じゃないを説明できるし、普通じゃないを、嫌う。

普通がきらいだ。みん

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いい子ちゃんは悪者になる

誰にでも良い顔をする、要するに八方美人は、全然役に立たない長所だ。

なんで?
たいして仲良くない人に、嫌われるのを恐れるのか、全くわからない。

好かれる必要のない人に嫌われてはならない理由など、どこにもないのに。

わからないし、どこにもないの。わかってるの。それなのにわたしは笑顔を振りまいて、誰にも嫌われたくないと強くおもう。

そして家に帰ってきてぐったり。

まいにち、ぐったり疲れている

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真昼の月

流行の音楽は聴かないし、同じ作家の本ばかり読む。もう何年も同じ音楽を聴いているし、同じ作家ばかりを読んでいる。

私は、そのアーティスト、その作家と根本的に話が通じると思っている。私の言いたいことは、本を読んだり音楽を聴いたりすることで自分の言葉を肯定しているのかもしれない。言葉として口から出るとまったく違うものになってしまう。こんなことを伝えたいわけではない、もっと心の奥底を分かってほしいんだ。

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雑に生きたい

いろいろなことが気になりすぎて、最近とっても疲れる。

普通なら全くどうでもいいことも、気になって気になって仕方ない。

仕事が終わって家に帰ってきて、ひとり大反省会。

今日、あの人に言った言葉は良くなかったかな。

あの言い方は語弊があったのではないか。

あの言い回しは不快じゃなかっただろうか。

などなどなど。

こんなこと気にしていたらいつか会話することが怖くなってしまうのではないか、と

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