HSPの本領発揮(疲労)

学校がきらいだ。

大学も卒業して、学校という場所に行かなくなれば、わたしは幸せになれる。そうおもっていた。

なになにちゃんとなになにちゃんがおしゃべりしていてとってもたのしそうだ。でも、わたしはふたりの仲に入れるほど仲良しじゃないから、はなしかけるのやめよう。ふたりはとっても仲良しだからわたしがその輪っかに入ってはいけない。

という思考回路は、学校を出れば勝手に消えて無くなるものではない。

子供の頃に夢見ていた「自由で愉快なおとな」は、あまり見かけない。
わたしがなりたかった憧れのおとなは、自由で愉快で、毎日がとても楽しそうな、学校に行かなくていい人たちのこと。

それなのにいまの仕事先は、まるで学校のように感じてしまう。それは、わたしが小学生の頃から繊細だったことを教えてくれた。

なになにさんとなになにさんがたのしそうな雑談をしている。でもわたしは新人だし、その輪っかにむやみやたらに入ってはいけない。

この感覚におどろいた。子供の頃に学校で感じた気持ちとまったく同じではないか。

ああ、治らない。HSPは一生わたしに付き纏うんだ。こまったなぁ。こんな感情、生きていく上で邪魔でしかないと思うことばかり。

相手の感情を勝手にわかったようなふりをして、自分から不幸になっていく。相手はわたしのこと何も思っていないのに、こう思われているんじゃないかって勝手に考えて、人と関わることが億劫になる。自分だけ、この場所で浮いているような感覚。馴染めていないという確信が消えない。

諦めるしかないの?

HSP以外の感覚がわからないけど、もっともっと気楽に生きたいよ、つかれたよ。考えないということをしたい。鈍感になりたい。何にも気づきたくないし、だれの感情にも流されたくない。

私は私。

来世はそんな風に生きてみたいなぁ。

まあ、今回の人生はHSPとして頑張って生きる。頑張ってみせる。

その代わり、自由に生きさせていただきます。

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