見出し画像

湘南へ移住しよう、手作りの家 vol.2-購入スタイルや設計を考える、これからの価値観-

購入のタイプを考える

中古物件か、土地購入か

湘南の不動産屋さん(エンジョイワークス)の、チャーミングでとても人情の厚い素敵なゴンちゃんがメールで物件をたくさん送ってきてくれました。
その不動産サイトで気になる物件をチェックした物件と、追加でゴンちゃんおすすめの物件をチェック。Googleマップで場所やアクセス、周辺環境などを見ながら、絞っていきました。直感が大事なフェーズその1です。

予算があまりなかったので、中古物件をメインに、新築の予算に近いものから、無理だけど気になる・・・という物件まで、幅広く内見させていただきました。

中古は本当にこれ!というものを探すのと、条件が合うものがなかなかなく・・・。タイミングが遅くて他の申し込みが入ってしまったりといったことが続きました。

中古でいいものがあれば、とても良いなと思ったのですが、まさかないだろうな、と思っていた土地購入をすることになりました。一目惚れでした。
とにかく風の抜け感が心地よいこと、鳥のさえずりが美しいこと、海や山が近所から望めること。ここしかないね、あとは突っ走るのみだね。という思いでした。

はじめから中古だけ、土地だけ、このエリアだけ、と絞らず、勉強する気持ちで幅広く見たのが、よかったのかもしれません。

近所の公園から。こんな感じで海が見えるのがよいです。

設計スタイルを考える

自分たちで設計する、手作りの家

こちらの不動産屋さんは、「スケルトンハウス」という設計のセクションもあり、内見したうちの1つがスケルトンハウスが手がけられたものだったのですが、とてもユニークで魅力的でした。

初めてその名を聞いた時、スケルトンハウスって、何がスケルトンなんだろう?とおもったのですが、ハコとしての構造(外壁や柱、断熱材など)といったフレームが決まっていて、インフィル(中身)を自由に設計できるというものでした。なんと、「設計を施主自らが行い、プロの設計士の方が伴走してアドバイスをしながら、建てる家」なんです。

自分の叶えたいスタイルを、コストや条件と睨めっこしながら、作り上げていくスタイルにスッと共感ができました。
これまで自分の家や仕事でDIYや壁塗装、平面図をしたり、工務店の方と一緒にリノベをした経験があったため、スケルトンハウスならではの、設計から完成までのフローがイメージがしやすかったこともあり、こちらにお願いすることにしました。

自分たちで完成度合いを決める、育てる家

エンジョイワークスさんはYouTubeも活発にされていて、スケルトンハウスを建てられた施主さんのインタビュー動画が大変参考になったのですが、印象的なアドバイスの一部に
「はじめから完璧にしなくていい。」
「少し余白を持たせておくことが大切。」
という言葉がありました。
外側はしっかり作って、内側はどんな完成具合でもいい。
部屋を最初から仕切って完成させなくても、家族の成長やライフスタイルの変化で自由にレイアウトを変えられる。

例えば、広めの子供部屋1つにドアを2つ作っておき、後から壁をたてて2部屋に分けられるようにしたり。
壁のボードにパテのみ塗っておいてもらって、自分で塗装をしたり。
床も貼らずにベースのままにしておいてもらって、ゆっくり考えながら床を決めてDIYしたり。

自分たちの変化や成長に合わせて、一緒に育っていく家。
家って、生き物なんだな、と感じました。

これからの価値観がここに

生活スタイルまでも相談できる、ゴンちゃん

今回湘南移住を決意した大きな理由の一つに、ゴンちゃんの存在がありました。ゴンちゃんは、物件を案内するだけでなく、生活に関わる様々なTipsを親身になって教えてくださり、こちらが興味があるというと、「ちょっと今から行ってみましょうか。」と車を飛ばして目的地に案内してくれました。ご案内いただいたのは、畑の隣で新鮮なお野菜を売っているご夫婦の野菜直売所や、海の目の前にある公営プール、地元に人気の公園など・・・。「こんなライフスタイルで生きていきたい」と伝えると、出てくる情報や、その親身になってくれる温度感が熱い。
江戸時代って、いや、昭和でもきっとこんなやりとりってもっと普通にあったはず。いつの間にか希薄になってしまったのかもしれない、コミュニケーションの大切な真髄を、教えて頂いたような気がしてなりません。

「ここに住んでいて良かったと思うことをシェアして、誰かの助けになれば嬉しい」といったシェア精神が、これからの時代において、より大切になっていく。これからの価値観に繋がるものが、ここ湘南には自然と浸透している。ゴンちゃん自身が自然体で、その精神にあふれていることが、湘南暮らしをきめた大きな理由の一つでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?