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ほんとのぼくにもどりたい!【ママリ編集部の夏休み課題】本日の一冊📖 vol.7

こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。

ママリ編集部メンバーで、8月から1か月間、夏休みの課題を個人で設定し、毎日投稿に挑戦します!✨

期間は8月1日~8月31日です。
シンママみほは「本日のおすすめの一冊」を31日間、毎日アップしていきます。皆さんにとって、お気に入りの一冊があるかも?
ぜひぜひのぞいて見てくださいね。

『ロバのシルベスターとまほうの小石』

本日の一冊は『ロバのシルベスターとまほうの小石』です!

この物語を読んだ小2の娘から、「この本、めっちゃおもしろかったよ!」とおすすめされたので読んでみました!

ある日、なんでも願いがかなう「まほうの小石」を見つけた、ロバのシルベスター。「どんな願いもかなうぞ!」とよろこんでいましたが、うっかり自分をとあるものに変えてしまいます…。

最初は「まほうの小石」で何か冒険がはじまるのだろうかとわくわくしていましたが、かなり悲劇的な展開に…。

シルベスターの両親の気持ちを考えると、私も同じ親の立場からとても胸が痛くなりました。そして、どんな願いよりも、自分の子どもの幸せが一番だなと改めて感じます。

時に私たちは、日常に「魔法」や「冒険」を期待することもあるのかもしれません。でも、ささやかな日常がどれほど奇跡的で幸せなことなのか…この物語を読むと、そんなことを考えさせられる不思議な説得力がありました。

また、言葉のうつくしさや挿絵のうつくしさもとてもステキな絵本です。

『ロバのシルベスターとまほうの小石』
出版社: 評論社
作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: せた ていじ

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