からかいとかプライドとか正論とか長い手紙とか
ようやく湯船に身を委ねられた。
今日はいろんなこと、いろんな感情が朝から渦巻く1日となった。
昨日の12曜日表のどんな周期かわからないけれど、記録すべき1日だった。
朝一は少し娘が戸惑う状況を、私を含めた大人で作ってしまうところからスタートしたけれど、大したことないない、と勇気づけてから夕方までは、人を祝ったり、思いがけず人の助けになることができたり、その御礼をこれまた思いがけず受け取ったり。
プラスの感情が満載だった。
その夕方。
あと数日で学年を終えようとする娘からの、泣きのクラスでの現状報告。
大人びているようで、年齢にしては幼な過ぎるほど純粋、それでいて頑なだったり、自分を表現するのが下手、不器用な娘。
今までも、実は何度か愚痴りながら目をウルウルさせるタイミングはあった。
しかし、その度に娘本人が、
「お母さんに解決望んでる訳じゃないから」
「ただ話を聞いてほしいだけだから」
「私が対応を変えたり、他の方法考えればいいことだから」
「学校行くのは楽しいし」
そう言っていた。
だから私も、本人の意思を尊重して、見守ることに徹してきた。
でも、今回は学年末に際し、クラス替えはないのに、特に問題がなければ先生が変わる可能性は高いことを認識したからか、
「先生の授業じゃなくなったら、学校に行く意味とか、楽しみとか、もうないかもしれない…」
そう言った。
本人は、
「プライドが高いからかも…」
「知らず知らず、正論言っちゃったり、上から目線とか上から口調になっているところがあるのかも…」
「私からは何か仕掛けていなくても、仕掛けてくる相手が、ああ言えばこう言うし、先生に怒られても全然変わらないから、もう疲れる」
「私が『やめて』とか本気で怒っても『全然怖くないし~』と言われるし…」
「自分のプライドのことも壊すのも、考えてやってるつもりだけど、難しいし、私は無力だ…」
晩御飯作りの手を止めて、とりあえず真剣に話を聞いた。
ゆっくり聞いて、少し落ち着いてきたところで、1つだけ、
「お母さんも、今でも人間関係は難しいよ。でも、分かってきたことは、『プライドと正論は、実は人間関係において、なかなか役に立たないっていうこと』かな。」
と伝えた。
心のうちを吐き出せて、涙に流して、スッキリしたのか、夜にはいつもの元気な娘になった。
あと修了式まで2日しかない今、先生に思いを相談するのかどうか。
娘も私もわからなかった。
帰ってきた旦那さんに共有して、次の先生への引き継ぎもあるし、手紙を書くのがいいかもね、と話した。
それで私は長い長い手紙を書いた。
この一年、娘から日々聞く先生の話はとても素晴らしく、またいい先生に恵まれたなぁと思っていたので、そのお礼も込めて。
この手紙を、わたしは渡すのかどうか迷っている。
娘が私に吐き出したように、私は手紙に文字として、娘の心の現状を説明するために吐き出した。
娘が自己を省みている中で、相手が変わらないことへの苛立ち、不安、辛さ、それを抱えているということだけでも伝えるべきなのかもしれないが、夜書く手紙は危険だ。
もう5年生。
まずは自分の口から先生に吐き出せると、それが一番信頼関係上はスムーズにことが進む気もする。
娘にも、私にも、答えは見えない。
でも、娘の一番の味方として、しっかり見守り、ここという時期に、しっかりとサポート出来ればいい。
まだ大事になっていない燻っている火種だからこそ、真剣に、慎重に見ていきたいと思う。
※昨日、全文投稿したつもりが、メモリ不足かなにかで、文が途切れたまま投稿していましたので、続きをもう一度書きました。
サポートしていただける、というありがたみ、深く心に刻みます。 子どもに繋いでいけるよう、子どもにいろんな本を買わせていただくのに役立てようと思います。