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渡邉恵里
2021年5月20日 12:01
発達特性のあるお子さんをみていると、偏食の相談を受けることが多いです。感覚過敏があり食感が苦手で食べられない、初めての物を不安がって食べようとしない(嫌いだと思い込んでしまう)、吐き出した、美味しくなかったといった嫌な体験をしてしまって、二度と食べたがらない、とにかくこだわりで、特定のものしか食べられない・・・お子さんによって理由は様々です。そんな子どもたちも家庭や学校で、色々
2021年5月19日 15:29
大人と違って自分で自分の症状を的確に訴えることのできない子どもたち。子どもの健康を測るバロメーターってなんでしょう?それはずばり「食う寝る遊ぶ」です。小児科医になった時、患者さんが「元気になった」「悪くなった」の見極めをするには、「『食う寝る遊ぶ』ができているか」を見るようにと上級医から教わりました。本当にその通りで、小児科病棟に入院中の子どもたちをみていると、治療が進んで元気
2021年5月19日 13:44
「子どもはほめて伸ばせ」と言うけれど、「うちの子はほめられると嫌がるんです」という相談を受けることがあります。どうしてほめられるのを嫌がるのか。心理学者アドラーによると、「ほめる」という行動は、目上の立場の者が目下の立場の者を評価する行動だと説明されています。したがって、「ほめられる」時点で、「できないものと見なされている」という意味になってしまうために、ほめられるのを嫌がるのです。できない