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オーガニック、有機栽培、無農薬栽培、自然栽培、その違い① オーガニック編(2)

今日は、昨日書いたオーガニック/有機栽培について、実際に皆さんがお買い物をする時の実践的なことを書いていきたいと思います。

昨日書いた通り、日本で”オーガニック”の製品を販売するには、農林水産省が定める有機食品の検査認証制度(有機JAS制度)の規定を全てクリアしなければなりません。
日本の有機認定基準は世界標準基準と言われています。

また、この規定をきちんとクリアしているかどうかは、登録認定業者が審査を請負い、有機認証を得られた後も規定をクリアし続けているか、最低1年に1回の調査を行います。

オーガニックの製品を販売するために、生産者さんは厳しい基準をクリアし続けられるよう、多くの手間暇をかけて努力しておられるわけですね。


オーガニックを見分ける


日本では元々オーガニックの規定が曖昧で、「有機」や「減農薬」の表示の乱用が多く起こっていました。
平成11年、JAS 法の改正により、有機農産物やその加工食品に関する日本農林規格が制定され、表示の適正化が行われました。
その後、有機畜産物等に関する日本農林規格についても制定されました。

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